SoftBank向けスタンダードスマホ「AQUOS sense3 basic 907SH」にAndroid 11へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新が提供開始



SoftBankスマホ「AQUOS sense3 basic 907SH」がAndroid 11に!

ソフトバンクは15日、2019年11月に発売した携帯電話サービス「SoftBank」向けスタンダードスマートフォン(スマホ)「AQUOS sense3 basic(型番:907SH)」(シャープ製)に対応して最新プラットフォーム「Android 11」へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新を2021年6月15日(火)から順次提供開始するとお知らせしています。

更新はスマホ本体のみで無線LAN(Wi-Fi)および携帯電話回線(3G・4G)によるネットワーク経由(OTA)で実施する方法が用意されており、更新にかかる通信料は無料ですが、同社では更新のためのファイルサイズが大きいので、Wi-Fiで実施することを推奨しています。

なお、更新の完了までの最大30分程度かかる場合があるとのこと。更新後のビルド番号は「S2000」。主な更新内容は以下の通りがすが、詳細についてはシャープの公式Webページを確認するよう案内されています。

・Android 11へのOSバージョンアップ
・セキュリティの向上
※ 最新バージョンの詳細については>" target="_blank"><<メーカーサイト>>にてご確認ください。


AQUOS sense3 basic 907SHは「AQUOS sense」シリーズとして第3世代となるAQUOS sense3シリーズの廉価モデルで、ベースモデル「AQUOS sense3」と比べると、ディスプレイやチップセット(SoC)、バッテリー容量は同じとなっているものの、内蔵メモリー(RAM)や内蔵ストレージ、カメラなどのスペックが落とされ、さらにおサイフケータイ(FeliCa)や指紋センサーが非搭載となっています。

主な仕様は約5.5インチFHD+(1080×2160ドット)IGZO液晶やSnapdragon 630、3GB RAM、32GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット、USB Type-C端子、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5GHz)の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 5.0、約1200万画素CMOSリアカメラ、約800万画素CMOSフロントカメラなど。

サイズは約147×70×8.9mm(最厚部9.8mm)、質量は約167g、本体カラーはシルバーの1色のみ。SIMカードスロットはnanoSIMカード(4FF)サイズが1つ。発売時はAndroid 9.0(開発コード名:Pie)を搭載していましたが、その後、2020年8月よりAndroid 10が提供されていましたが、今回、最新のAndroid 11が配信開始されます。

更新は「設定」アプリを起動して「システム」→「詳細設定」→「システムアップデート」から行い、ビルド番号は「設定」→「デイバス情報」にて確認可能。更新方法やビルド番号の確認方法の詳細は『システムアップデート手順およびソフトウェアバージョンの確認(239KB)[PDF]』をご確認ください。更新に際しての注意点は以下の通り。

・ソフトウェア更新中は、発着信を含むスマートフォンの各機能をご利用できません。また、緊急通報(110番、118番、119番)をご利用することもできません。
・ソフトウェア更新の完了までに最大30分程度かかる場合があります。
・ソフトウェア更新を行う際は通信が切断されないよう、電波状態のよい場所で移動せずに実施してください。
・ソフトウェア更新中は、絶対に本機の電源を切らないでください。故障の原因となります。
・ソフトウェア更新は電池を十分に充電した状態で実施してください。ソフトウェア更新中に電池切れになると、故障の原因となる可能性があります。
・本機の状況(故障・破損・水濡れ等)によっては、保存されているデータが破損・消失されることがあります。必要なデータは、ソフトウェア更新前にバックアップしておくことをおすすめします。なお、データが破損・消失した場合の損害につきましては、当社は責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
・その他のご注意点はソフトバンク公式サイト>" target="_blank"><<ソフトウェアアップデート>>をご確認ください。

記事執筆:memn0ck
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