|
「auのiDeCo」からKDDIの長期経営戦略を読み解く |
KDDIが都内にて「新金融サービス説明会」を10月24日に開催し、国の「個人型確定拠出年金(iDeCo)」制度を使った独自サービス「auのiDeCo」を発表しました。本サービスは同日より開始されています。
iDeCoは積立型の個人年金として各金融機関等からもサービスが提供されていますが、KDDIではスマートフォン(スマホ)のみで運用管理が完結する点を最大のメリットとしています。通信関連企業がこういった金融商品サービスの運用に直接乗り出すのは珍しい印象ですが、同社の意図や目的はどのような点にあるのでしょうか。
同サービスの紹介や解説とともに、同社の長期経営戦略や通信業界のトレンドを読み解きます。
「auのiDeCo」アプリはiOS・Androidともに提供されている
■公的年金の「隙間」を埋めるiDeCo
共有する
関連記事
日本の携帯電話は世界でも最も進んだサービスを提供しているといわれている。ところが海外に目を向けてみれば、日本にはない便利なサービスが多く存在している。特に2006年から各国で開始されている「モバイルブロードバンド」は日本に…
普段自分が使っている携帯電話をそのまま海外に持ち出して利用できる、そんな便利なサービスが"国際ローミングサービス"だ。日本でも利用者が増えてきているが、海外の多くの国では何年も前から一般的なサービスであり、海外渡航時に携…
一人で複数の携帯電話を利用したり、ノートPC用にデータ通信カードを利用するなどの回線を複数契約して利用しているユーザーも多いだろう。利用する端末の数が増えれば回線契約も増えるのは当然のことだが、海外では一つの回線契約で複…
誰でも自分のドメインとメールアドレスが持てる時代がやってくるかも知れない。ライブドアは、6月24日からのキャンペーンを皮切りに、大幅なドメイン価格の値下げを発表した。6月24日、国内5社目のレジストラ(ドメインの登録・管理を…
日本でも来年からWiMAXサービスが開始される予定だが、お隣の韓国では2006年からWiMAXのサブセット版と言えるWiBroサービスが提供されている。高速移動中でも小型のモデムやUMPC、携帯電話型端末などを利用して快適にインターネットへア…