KDDI、Windows Phone IS12TにOSバージョンアップによる不具合修正や国際ローミング中のCメール送信への対応を行うソフトウェア更新を提供開始
KDDIおよび沖縄セルラーは16日、国内初のWindows Phone 7.5(Mango)を搭載したスマートフォン「Windows Phone IS12T」(富士通東芝モバイルコミュニケーションズ製)にOSバージョンアップや国際ローミング中のCメール送信への対応を行うためのソフトウェア更新の提供を開始したことをお知らせしています。
ソフトウェア更新は、16日から順次開始されるということで、今回のアップデートによって下記の内容が更新されます。OSバージョンは「Windows Phone 7.5 (7.10.8107.79)」。
・国際ローミング中のSMS (Cメール) 送信に対応
・本ソフトウェアアップデートによって、IS12TのOSバージョンが更新されます。IS12Tに関連する改善内容は下記のとおりです。
・ソフトウェアキーボードからの入力中にソフトウェアキーボードが隠れることがある不具合の修正
・Gmailの連絡先内の日付情報の年号が2桁で入力されている場合に、連絡先情報が移動機に同期されない不具合の修正
・位置情報を使わない設定状態であっても、近くのWi-Fiアクセスポイントや電話回線網を通じてMicrosoft社に情報が送信される不具合の修正
・不正なデジタル証明書により、なりすましが行われる恐れがある不具合の修正
アップデートは、アップデートが可能となったWindows Phone IS12Tには、更新プログラム公開が通知されます。ただし、通信環境などによって更新プログラム公開の通知が届かない場合もあるとのことで、必要に応じて「設定」→「電話の更新」にて確認して欲しいということです。
Windows Phone IS12Tをパソコンに接続し、Zune PCソフトウェアを利用して更新します。あらかじめ、インターネットに接続可能なパソコンと、Zune PCソフトウェアのインストール、および、microUSB-USB変換ケーブルを準備しておく必要があります。
Windows Phone IS12Tをパソコンに接続するとZune PCソフトウェアが起動しますので、画面の案内に従って更新を実施します。所要時間は約25分となっています。アップデートファイルは、約38MBとなっています。ソフトウェア更新中は、発着信を含むすべての操作が行えなくなります。
手順詳細やその他の注意事項は、「Windows Phone IS12T ソフトウェアアップデート手順書 (1MB) [PDF]」から確認できます。
アップデートを実施する上での注意点は、以下のようになっています。注意してアップデートを行いましょう。
記事執筆:memn0ck
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