モトローラ、拡張機能のMoto Modsに対応した薄型&高性能なSIMフリースマホ「Moto Z」にAndroid 8.0 OreoへのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新を提供開始



SIMフリースマホ「Motorola Moto Z」がAndroid 8.0 Oreoに!

モトローラ・モビリティ・ジャパンは13日、日本では2016年10月より販売されているSIMフリースマートフォン(スマホ)「Moto Z」(Motorola Mobility製)に対して最新プラットフォーム「Android 8.0(開発コード名:Oreo)」へのOSバージョンアップを含めたソフトウェア更新を提供開始したとお知らせしています。

更新はMoto Z本体のみで無線LAN(Wi-Fi)回線を用いたオンライン経由(OTA)で行え、電池が50%以上充電されている状態で実施可能となっています。なお、更新によって変更される主な点は以下の通り。

・Android 8.0 Oreo : 新しいマルチタスク機能、効率的な通知コントロール、強化されたデータセーバーおよび電池機能を含む多数の機能強化。
・Androidのセキュリティ: 2018年3月1日までのAndroidのセキュリティパッチのアップデートが含まれます。
・安定性の向上: バグを修正し、電話の安定性を向上させる変更が含まれています。



Moto Zはかつて「Motorola RAZR」で人気となった“薄型”を継承した新しいハイエンドシリーズとして投入されたモデルで、最薄部が約5.2mmとなっている代わりに拡張機能「Moto Mods」が利用できるという仕組みが導入されました。

主な仕様は約5.5インチWQHD(1440×2560ドット)Super AMOLEDやクアッドコアCPU「Snapdragon 820(MSM8996 Lite)」、4GB内蔵メモリー(RAM)、64GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット、約1200万画素リアカメラ(F2.0)、約500万画素フロントカメラ(F2.2)、2.4および5.xGHzデュアルバンド対応でIEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.2、A-GPS、NFC Type A/B、USB Type-Cなど。

発売当初はAndroid 6.0(開発コード名:Marshmallow)を搭載していましたが、その後、Android 7.0(開発コード名:Nougat)へのOSバージョンアップが提供されており、今回新たに2回目のOSバージョンアップであるAndroid 8.0 Oreoが提供開始されました。その他の詳細な製品情報は以下の記事をご参照ください。

・モトローラ、デュアルSIMで3Gと4G LTEが同時に利用できるSIMフリースマホ「Moto Z」と「Moto Z Play」を日本で10月中旬に発売!ともに拡張機能「Moto Mods」に対応し、すでに予約受付中 - S-MAX
・拡張機能「Moto Mods」が楽しい!本日発売の新しいSIMフリースマホ「Moto Z」と「Moto Z Play」の外観や基本仕様などをじっくり使って紹介【レビュー】 - S-MAX


Moto ZのAndroid 8.0.0 Oreoへのソフトウェア更新は更新に関する通知メッセージを受信した場合には「ダウンロードしてインストール」を選択し、ソフトウェアをダウンロードした後に「今すぐ再起動」を選んで再起動すれば完了します。

また通知メッセージを受信していない場合にはアプリメニューで設定アイコンを選択して「端末情報」→「システムアップデート」→「ダウンロードしてインストール」を選んだ後、同様にソフトウェアをダウンロードして「今すぐ再起動」で完了です。

なお、モトローラ・モビリティ・ジャパンではAndroid 8.0 OreoへのOSバージョンアップは今年1月に配信開始した「Moto X4」に続いて2機種目で、今後も「Moto Z Play」や「Moto Z2 Play」、「Moto G4 Plus」、「Moto G5」、「Moto G5 Plus」、「Moto G5S」、「Moto G5S Plus」がAndroid 8.x OreoへOSバージョンアップ予定となっています。

モトローラ スマートフォン Moto Z 64GB ホワイト 国内正規代理店 [エレクトロニクス]
Motorola(モトローラ)
2016-10-19



記事執筆:memn0ck


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