トリニティ、Windows 10 Mobileスマホ「NuAns NEO」を2016年1月に発売!3万9800円のミドルハイレンジモデルでContinuumにも対応へ



トリニティのWindows 10 Mobileスマホ「NuAns NEO」が来年1月に発売!

トリニティは30日、Windows 10 Mobileを採用するSIMフリーの約5.0インチHD(720×1280ドット)スマートフォン(スマホ)「NuAns NEO」を2016年1月に発売すると発表しています。価格は39,800円(税抜)。別売りの多彩な素材で作られたケースも用意され、本体部分との組み合わせは64種類になります。

単体販売されるほか、U-NEXTの仮想移動体通信事業者(MVNO)である「U-mobile」から先行販売されるとのこと。Qualcomm製オクタコアCPU「Snapdragon 617 MSM8952」や2GB内蔵メモリー(RAM)、16GB内蔵ストレージ、1300万画素リアカメラなどのミドルハイレンジクラスとなっており、Windows 10 Mobieの新機能「Continuum」にも対応する方向で調整しているということです。

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NuAns NEOは5インチサイズのWindows 10 Mobileスマホです。iPhoneなどのスマホなど向けアクセサリーを手掛けるトリニティが開発し、今春から展開している「NuAns」ブランドで初スマホを投入します。

アクセサリーメーカーだけあって、取り外せるカバーが多数用意されており、背面カバーと一体化した手帳タイプのほか、通常の背面カバーも上下に分けられた異なる素材・デザインのものも用意されます。3Dデータも公開され、3Dプリンターを用いればオリジナルケースも作成可能。

また、充電など用の端子には最新のUSB Type-C(USB 2.0)を採用。ホスト機能を利用できるUSB OTG(On-The-Go)にも対応するほか、ワイヤレスで利用する新機能のContinuumにも対応するように検討中だとのこと。

カメラはリアがF2.0で広角28mm相当の約1300万画素裏面照射型CMOSで、フロントがF2.4で広角24mm相当の約500万画素裏面照射型CMOS(ともにオートフォーカス対応)。Cortex-A53ベースの64bit対応1.5GHz×8のオクタコアCPUで、GPUはAdreno 405を内蔵。microSDXCカードスロット(最大128GB)も搭載。

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LTE UE Category 7による下り最大300Mbpsおよび上り最大100Mbpsに対応したX8 LTEモデムチップを内蔵(最大通信速度は利用する携帯電話会社の通信網次第で仕様上はCategory 4で下り最大150Mbpsおよび上り最大50Mbpsとのこと)。対応通信方式および対応周波数帯は4G(FDD-LTE方式)でBand 1、3、8、19、28、3G(W-CDMA方式)でBand 1、6、8、9、19。SIMカードサイズはmicroSIMカードサイズ(3FF)ですが、nanoSIMカードを使えるようにするSIMカードアダプターが同梱。

2.4および5.xGHzデュアルバンドでIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)やBluetooth、NFC Type A/B/Felica、位置情報取得(GPS・GLONASS・Beidou)、スピーカー×1、マイク×2、加速度センサー(3軸)、ジャイロセンサー(3軸)、地磁気センサー(3軸)、近接センサー、環境光センサー、磁気センサーなどにも対応。おサイフケータイには対応しないものの、本体にSuicaやPASMOなどの交通系のプラスチックカードを取り付けておくカードスロット搭載で、乗車履歴や残金などを確認可能。電池容量は3350mAhで、急速充電(Quick Charge 2.0)にも対応します。連続通話時間は約960分以上、連続待受時間は約400時間以上。

サイズは約141×74.2×11.3mm、質量は約150g。販売拠点はAmazon.co.jpのほか、ロフトや三越伊勢丹、アーノット、BALSとデザインを活かした展開を行い、MVNOのU-mobileからも販売されます。公式Webサイトも11月30日22時に更新され、予約受付も開始されるとのこと。

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追記(2015/11/30 13:55:05)
記事初出で「Continuum」に対応としていましたが、正確にはContinuum対応に向けてOSの開発元であるMicrosoftと調整中で、暫定対応とのことですので一部表現を修正しています。

記事執筆:memn0ck


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