もはやスタンダードに!インテルvProテクノロジーが世界累計5500万台突破
インテルはvProテクノロジーの現状に関する説明会を開き、インテル 取締役副社長 宗像義恵氏が2006年9月の初代製品出荷から約1500日が経過し、全世界で累計5500万台を出荷したことを明らかにした。
宗像氏は、2006年当初からvProテクノロジーはIT部門が抱える課題へ対応するため、「低消費電力で高性能、優れた運用管理機能、強化されたセキュリティー機能を提案し、それが大きくぶれることなく現在まで続いています。ビジネスクライアントでは、vProテクノロジーはすでにスタンダードになっています」と説明した。
インテル マーケティング本部 徳永貴士氏 |
続いてインテル マーケティング本部 徳永貴士氏が、vProテクノロジーについてインテル社内にある約9万台のクライアントPCを、2011年初頭までにその約95%をvProテクノロジー搭載PCに置換する予定とした。
vProテクノロジーは、インテルAMT(Active Management Technology)、インテルTXT(Trusted Execution Technology)、インテルVT(Virtualization Technology)、インテルAT(Anti-Theft Technology)の4つから構成される。インテルAMTは、運用管理を担い、ハードウェアやソフトウェア資産の検出、リモートでの電源管理や新第、再インストール、ウイルス感染したクライアントの自動分離などを行える。一括で管理することで、リモートメンテナンスもしやすく、TCO削減にもつながる。
このインテルAMTが日々の確実な運用管理を行う予防対策なのに対して、インテルATは万が一PCが盗まれてしまったり紛失してしまったりした場合にPC自体を無効化するという事後対策が行える。Gartnerの調査によると
2014年までに全クライアントの約72%がノートPCになると予想している。つまり、ノートPCを仕事で使う場合が増え、場合によっては外出先へと持ち出す可能性が増えるということだ。
紛失したり盗まれたりした場合の被害は計り知れないのだが、インテルATでは盗難防止とパフォーマンス向上を行うことで、ハードウェアへのアクセスの遮断、データの暗号化が促進できる。
vProテクノロジーは今後もさらなる進化を予定している |
2011年に向けて、インテルは管理機能やセキュリティーのさらなる強化を進めていく予定だ。現在はビジネス向けとしてノウハウを蓄積しているが、個人もノートPCを持ち歩くことが増えてきそうなため、そのノウハウを個人向けにも展開することが期待されている。
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