NTTドコモ、フラッグシップスマホ「Xperia 1」と「Xperia 5」にAndroid 11へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新を提供開始



docomoスマホ「Xperia 1」と「Xperia 5」がAndroid 11に!

NTTドコモは14日、同社が販売するソニーモバイルコミュニケーションズ製フラッグシップスマートフォン(スマホ)「Xperia 1 SO-03L」および「Xperia 5 SO-01M」に対して最新プラットフォーム「Android 11」へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新を2021年6月14日(月)に提供開始したとお知らせしています。

更新はスマホ本体のみで無線LAN(Wi-Fi)および携帯電話回線(FOMA・Xi)によるネットワーク経由(OTA)による方法とパソコン(PC)を用いた方法が用意されており、どちらの方法でも更新にかかる時間はXperia 1 SO-03Lが約28分、Xperia 5 SO-01Lが約31分となっています。なお、更新のためのファイルサイズが大きいのでWi-Fiが推奨されます。

更新後のビルド番号は両機種ともに「55.2.D.0.389」。主な更新内容は以下の通りですが、より詳細な内容はソニーモバイルコミュニケーションズの公式Webページ『Android 11対応 OSバージョンアップ | Xperia(エクスペリア)公式サイト』を参照するよう案内されています。

○主なアップデート内容
1)チャットやSNSアプリなどに関する通知の強化
2)プライバシー強化
3)スクリーンレコード追加
4)スグアプ追加

○改善される事象
5)アプリの設定リセット時に稀にフリーズする場合があります。
6)セキュリティパッチの更新(設定メニューのセキュリティパッチレベルが2021年4月になります。)

※上記以外にも、より快適にご利用いただくためのアップデートや一部仕様および表示変更などが含まれています。


Xperia 1 SO-03L

Xperia 1 SO-03LとXperia 5 SO-01Mはともにソニーモバイルコミュニケーションズ製のフラッグシップスマホ「Xperia 1」および「Xperia 5」のNTTドコモ版で、Xperia 1 SO-03Lは2019年6月、Xperia 5 SO-01Mは2019年10月に発売されました。両機種ともに映画のスクリーンと同じ縦横比の21:9という超縦長なシネマワイドディスプレイを搭載した高性能モデルです。

・NTTドコモがフラッグシップスマホ「Xperia 1 SO-03L」を発表!価格は10万3032円で、6月中旬発売。FeliCaやフルセグ、1576Mbpsに対応し、64GBモデルでdocomoロゴありの紫と黒のみ - S-MAX
・ソニー渾身の新フラッグシップスマホ「Xperia 1」を写真と動画で紹介!NTTドコモ・au・SoftBankの価格や仕様の違い、シネマワイドディスプレイの魅力などを解説【レポート】 - S-MAX
・NTTドコモ、小さくなった超縦長画面搭載の最新フラッグシップスマホ「Xperia 5 SO-01M」を発表!11月1日発売で価格は8万7912円の実質5万8608円から - S-MAX
・ソニーの新フラッグシップスマホ「Xperia 5」を写真と動画で紹介!超縦長画面が持ちやすい6.1型に。ドコモは11月1日、auとSoftBankは10月25日に発売【レポート】 - S-MAX



Xperia 5 SO-01M

【Xperia 5とXperia 1の主な仕様の違い】
機種Xperia 5Xperia 1
画面6.1型FHD+
HDR OLED
6.5型4K
HDR OLED
大きさ158×68×8.2mm167×72×8.2mm
重さ164g178g
本体色Black
Grey
Blue
Red
Black
White
Purple
Grey
OSAndroid 9 PieAndroid 9 Pie
SoCS855S855
RAM6GB6GB
内蔵ストレージ64GB64GB
外部ストレージmicroSDXCmicroSDXC
電池容量3000mAh3200mAh

両機種ともに発売時点ではともにAndroid 9.0(開発コード名:Pie)がプリインストールされており、その後、昨年2月よりAndroid 10が提供されていましたが、今回、最新のAndroid 10が配信開始されました。本体のみでの更新方法は「設定」→「システム」→「詳細設定」→「ソフトウェアアップデート」を選択して画面の案内に従って操作を行うことで実施できます。

詳しい操作手順は『「Xperia 1 SO-03L 」端末本体によるソフトウェアアップデート手順書(PDF形式:1509KB)』や『「Xperia 5 SO-01M 」端末本体によるソフトウェアアップデート手順書(PDF形式:1509KB)』をご確認ください。ビルド番号は「設定」→「デバイス情報」→「ビルド番号」にて確認可能。その他、ソフトウェア更新に際する注意点は以下の通りです。

・アップデート手順をよく読み、お客さまの責任において実施してください。
・バージョンアップすると、以前のソフトウェアバージョンへ戻すことはできません。
・バージョンアップの際は、必要に応じて、事前にデータをバックアップしてください。
・携帯電話(本体)をフル充電してから実施してください。電池残量が不足している場合はバージョンアップできません。
・端末本体(Xi/FOMA)でのバージョンアップにはドコモ契約のあるドコモnanoUIMカード及びspモードの契約が必要です。
・国際ローミング中の端末本体(Xi/FOMA)でのバージョンアップ、もしくは、圏外中の端末本体(Wi-Fi、Xi/FOMA )でのバージョンアップは実行できません。
・バージョンアップ中は、電話の発着信を含め全ての機能をご利用いただけません。
・バージョンアップ中は、絶対に電源をOFFにしないでください。
・バージョンアップに失敗し、一切の操作ができなくなった場合は、お手数ですがドコモショップなどの故障受付窓口までご相談ください。
・バージョンアップ後にGoogle Playストアなどからアプリケーションをアップデートしてください。
・※Android 10向けのアプリケーションはAndroid 11では正常に動作しない場合があります。
・※Adroid 11に非対応のアプリによって携帯電話の動作が不安定になる場合や、機能が正常に動作しなくなる場合があります。
・※各アプリケーションのAndroid 11対応有無については、アプリケーションの提供元にご確認ください。
・バージョンアップ後、過去に受信したエリアメールの履歴を確認することができなくなります。詳細はHPをご確認ください。
 https://www.nttdocomo.co.jp/service/areamail/index.html#ancNews
・バージョンアップ後、エリアメールの「やさしい日本語表示」および「翻訳・アプリ連携設定」の機能がなくなります。
 https://www.nttdocomo.co.jp/service/areamail/areamail_app/?d=2&p=1
・バージョンアップ後、災害用キットアプリでの災害用音声お届けサービスのメッセージ受信時に、災害用キットのアプリ通知と受信画面が表示されなくなります。
・バージョンアップ後、災害用キットアプリでの災害用伝言板の安否確認、災害用音声お届けサービスのメッセージ送信時に、発信履歴/着信履歴から電話番号を選択できなくなります。
・バージョンアップ後、災害用音声お届けサービスの「到達履歴」を確認できなくなります。
・バージョンアップ後、スグ電の発信機能をONにしていたお客様が発信モーションを行うと、右耳・左耳登録されている相手にしか発信できなくなります。
・バージョンアップ後、スグ電の発信ランキングが利用不可となります。
・バージョンアップ後、迷惑電話ストップサービスの番号指定着信拒否登録機能の一部である、通話履歴検索が利用不可となります。
・バージョンアップ後、バージョンアップ前に保存していたコンテンツが利用できなくなります。以前のコンテンツを利用する場合、コンテンツの再ダウンロードが必要となります。
 <対象コンテンツ>
 LIVE UXのきせかえコンテンツ(詳細はドコモHP「docomo LIVE UXでできること」参照)
 my daizのマチキャラ・しゃべってキャラ(詳細はしゃべってキャラミュージアムHPの「お知らせがあります」参照)
・バージョンアップ後、 [ユーザ補助]>[音量キーのショートカット] が削除されます。

記事執筆:memn0ck
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