KDDI、au向け初の下り最大225Mbpsの4G LTEと下り最大220MbpsのWiMAX 2+にデュアルCA対応したデュアルエッジスクリーン搭載スマホ「Galaxy S6 edge SCV31」を発表



au向けスマホ「Galaxy S6 edge SCV31」が発表!

KDDIおよび沖縄セルラーは8日、LTE-Advancedの技術要素である「キャリアアグリゲーション(CA)」に対応することでFDD-LTE方式の「4G LTE」では下り最大225Mbps、TD-LTE互換の「WiMAX 2+」では下り最大220Mbpsの高速通信が可能な画面の両端が湾曲している「デュアルエッジスクリーン」を搭載し、持ちやすさと狭額縁を両立させた「Galaxy S6 edge SCV31」(サムスン電子製)を発表しています。

発売日はともに2015年4月23日(木)を予定し、2015年4月9日(木)より発売日前日まで全国のauショップなどにて事前予約を実施しています。

なお、サムスン電子が家電量販店内に展開する「Galaxy SHOP」にて4月8日(水)から4月15日(水)までの間に予約した場合にはワイヤレス充電が可能な充電台をプレゼントするキャンペーンが行われています。

本記事ではまずGalaxy S6 edge SCVについてまとめます。サムスン電子(Samsung Electornics)の最新フラッグシップスマホとして今年3月に発表された「Galaxy S6」および「Galaxy S6 edge」はともに仕様はほぼ同じながら、Galaxy S6 edgeは側面に曲面有機ELディスプレイを採用した「エッジスクリーン」を両側に搭載し、フレームレスデザインを実現したモデルです。

グローバルモデルには内蔵ストレージが32GBおよび64GB、128GBの3種類、カラーバリエーションがWhite Pearl(ホワイトパール)およびBlack Sapphire(ブラックサファイア)、Gold Platinum(ゴールドプラチナム)、Green Emerald(グリーンエメラルド)の4色が用意されていますが、au版のGalaxy S6 edge SCV31は内蔵ストレージが32GBもしくは64GBのみ、カラーバリエーションがWhite PearlおよびBlack Sapphire、Gold Platinumの3色のみとなっています。

また、au公式アクセサリー「au +1 collection」ではGalaxy S6 edge SCV31を傷から守るシンプルでスタイリッシュな「CLEAR COVER」や各種情報表示やタッチ操作が可能な「CLEAR VIEW COVER」などのブックタイプケース、デュアルエッジスクリーンまで覆うことのできる液晶保護フィルムなど、さらに便利に使えるアクセサリーもご意し、販売されます。

さらに、Galaxy S6 edge SCV31は2015年4月9日(木)より直営店「au SHINJUKU」(東京・新宿)や「au NAGOYA」(名古屋・栄)、「au OSAKA」(大阪・梅田)、「au FUKUOKA」(福岡・天神)にて展示されます。

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Galaxy S6 edge SC-04Gは前モデル「GALAXY S5 SCL23」からデザインが一新され、メタルフレームとガラス背面となっており、全体的な雰囲気は継承しつつも、より洗練された質感の高いスタイルとなっています。

また、背面のガラス素材の下には光学フィルムが挟んである、光が乱反射してさまざまな色に見えるようになっているほか、背面のガラスはCorning製「Gorilla Glass 4」を採用し、擦り傷や落下などによる衝撃に強くなっています。

auではカラーバリエーションは基本色のWhite PearlおよびBlack Sapphire、Gold Platinumの3色のみで、グローバルモデルや同時に発表されたNTTドコモ版「Galaxy S6 edge SC-04G」でGalaxy S6 edgeのみに用意されているGreen Emeraldは販売されません。

また、au版ではVoLTE対応モデルということで、国内における通話・通信は4Gのみで利用します。そのため、SIMカードはnanoSIMカード(4FF)サイズの「au Nano IC Card 04(VoLTE)」を採用しています。

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ディスプレイは画素密度577ppiの約5.1インチWQHD(1440×2560ドット)Super AMOLED(有機EL)を搭載し、Galaxy Note Edgeではベースの「Galaxy Note 4」のディスプレイに追加する形でエッジスクリーンが搭載されていましたが、Galaxy S6 edgeではエッジスクリーンの部分を含めてWQHDとなっています。

チップセットはオクタコアCPU(最大2.1GHzクアッドコアCPUと最大1.5GHzクアッドコアCPU)を搭載し、内蔵メモリー(RAM)が3GB(LPDDR4)、内蔵ストレージが64GB、外部ストレージ(microSDカードスロットなど)は非対応です。OSはAndroid 5.0(開発コード名:Lollipop)。

その他の仕様は光学手ブレ補正対応のF1.9レンズ約1600万画素CMOSリアカメラおよびF1.9レンズ約500万画素CMOSフロントカメラ、最大620Mbpsまでの2.4および5.xGHzデュアルバンド対応IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.1、NFC Type A/B、ANT+、microUSB 2.0、IRリモコン、2600mAhバッテリー、位置情報(GPS+Glonass+Beidou)、加速度センサー、照度センサー、ジャイロスコープ、近接センサー、電子コンパス、気圧センサー、指紋センサー、磁気センサー、心拍センサー(HRM)など。

サイズは約142×70×7.0mm、質量は約133g。連続待受時間(静止時)は4G(LTEおよびWiMAX 2+)で約420時間および2G(GSM)で約430時間、連続通話時間は4Gで約1060分および2Gで約870分、充電時間は約95分。

通信面ではau初のCAによる4G LTEでは下り最大225Mbpsおよび上り最大50Mbps、WiMAX 2+では下り最大220Mbpsおよび上り最大10Mbpsに対応しており、対応周波数帯は4Gが800および2100、2500MHz(ローミングは850および1800、2100MHz)、3G(W-CDMA)が850および2100MHz、2Gが850および900、1800、1900MHz。

国内向け機能ではおサイフケータイ(Felica)やワンセグ、フルセグにも対応。国内で発売されるGalaxyシリーズとしては初のnanoSIMカード(4FF)の採用やバッテリーが取り外せず、外部ストレージ非対応などの点も要チェックです。

◯主な仕様
寸法(高さ×幅×厚さ:mm)約142×70×7.0
質量(g)約133
OSAndroid 5.0
CPU(チップ名、クロック)Exynos7420 OctaCore
2.1GHz(Quad)+1.5GHz(Quad)
内蔵メモリ(ROM/RAM)32GBまたは64GB/3GB
外部メモリ(最大対応容量)
バッテリー容量2600mAh
連続待受時間(静止時[自動])(LTE、WiMAX 2+/GSM:時間)約420/約430
連続通話時間(LTE/GSM:分)約1060/約870
ディスプレイ(サイズ:インチ、方式、発色数)約5.1
有機EL
Super AMOLED
1677万色
ディスプレイ解像度(横×縦:ドット)QuadHD
1440×2560
4GCA
受信時最大/送信時最大※2225Mbps/50Mbps
VoLTE
対応周波数帯
(2.5GHz/2GHz/1.8GHz/800MHz)
◯/◯/◯/◯
対応方式
(FD-LTE/TD-LTE)
◯/◯
外側カメラ機能(撮像素子種類、有効画素数/記録画素数)裏面照射型CMOS
約1600万画素/約1600万画素
内側カメラ機能(撮像素子種類、有効画素数/記録画素数)裏面照射型CMOS
約500万画素/約500万画素
防水/防塵―/―
Bluetooth◯(4.1)
ワンセグ/フルセグ(◎は録画対応)◎/◎
ハイレゾオーディオ対応
LTE/Wi-Fi同時接続による高速ダウンロード
LTE/Wi-Fi同時接続によるスムーズな通信
UIMカードnanoUIM
White Pearl
Black Sapphire
Gold Platinum
製造メーカーサムスン電子


記事執筆:memn0ck


■関連リンク
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世界初の「デュアルエッジスクリーン」と手に馴染むフォルムに進化した「Galaxy S6 edge (ギャラクシー エスシックス エッジ)」が登場! | 2015年 | KDDI株式会社
スペック&サービス | Galaxy S6 edge(ギャラクシー エスシックス エッジ) SCV31 : スマートフォン(Android スマホ) | au
Galaxy S6 edge: スマートフォン | Galaxy

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