新しいヴァンパイアが誕生! ジョニデ主演『ダーク・シャドウ』の公開日が決定


 こんなヴァンパイアは見たことがない! ジョニー・デップとティム・バートン監督がタッグを組んだ映画『ダーク・シャドウズ(原題)』の邦題が『ダーク・シャドウ』に決定。日本公開日が5月19日に決まった。さらに、ジョニー・デップ演じるヴァンパイアの写真が公開された。

 本作は、1966年から1971年にアメリカのABCテレビで放送されたカルト的人気ドラマ「ダーク・シャドウズ」をベースに映画化した作品。主人公は、1752年にイギリスからアメリカに移民し、裕福なコリンズ家に育ったプレイボーイのバーバナス・コリンズ。ある日、バーバナスは、魔女のアンジェリークによって死よりも恐ろしい運命となるヴァンパイアにされ、生き埋めにされてしまう。それから2世紀後の1972年、予期せぬきっかけで自分の墓から開放される。劇的な変化を遂げた世の中で、バーバナスと不可思議な謎を秘めるコリンズ家の末裔との姿を描く。

 かねてより同テレビシリーズの熱狂的ファンと公言していたジョニー・デップが、主人公のバーバナスで自身初となるヴァンパイアを演じる。子供時代からの夢であった役を射止めた彼は「僕はずっと『ダーク・シャドウズ』に魅了されてきた。家に走っては帰ってテレビにかじりついて見ていた。子供の頃からジョナサン・フリットが演じたヴァンパイア一家の家長のバーバナスを演じたかったんだ」とコメントしている。

 その他、エバ・グリーン、ミシェル・ファイファー、ヘレナ・ボナム=カーターら豪華演技派俳優が集結。さらに、『トレインスポッティング』のジョニー・リー・ミラー、『キック・アス』のクロエ・モレッツ、『ヒューゴの不思議な発明』のデイビッド・コリンズらが不思議なコリンズ一家の一員を演じる。

 ヴァンパイアの「ニンニク嫌い」「十字架に弱い」「日光に当たると灰になる」「昼間は棺桶で寝ている」などのイメージを覆す、家族思いで人間味のあるヴァンパイアの姿とは? カメレオン俳優と言われるジョニデの変貌ぶりに注目したい。

 映画『ダークシャドウ』は、5月19日(土)より、丸の内ルーブルほか全国ロードショー。

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