光学手ブレ補正や329ppi高精細HD液晶を搭載!ハイエンドAndroidスマートフォン「AQUOS PHONE SoftBank 102SH」を写真でチェック【レポート】


HD液晶、デュアルコア、全部入りAQUOS PHONE SoftBank 102SH

ソフトバンクモバイルは、9月29日、2011年秋冬および2012年春にかけて発売する予定の新モデル「ソフトバンク新商品発表会 2011 Winter-2012 Spring」の発表会を行い、Android2.3(開発コード名:Gingerbread)を搭載したシャープ製スマートフォン「AQUOS PHONE SoftBank 102SH」を発表しました。

展示会場には、モックアップ展示とHD液晶の表示確認用の端末のみで、残念ながら触れる実機はなかった。モックアップの外観と、対応しているサービスを含めて102SHをみていこう。

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AQUOS PHONE 102SHは、下り最大21Mbpsの「ULTRA SPEED」に対応した「ULTRA PHONE」シリーズの一台だ。

CPUにはデュアルコアの「OMAP4430(1GHz)」、4.5インチのHD液晶(1280×720ドット)を搭載したハイエンド端末となる。来年発売予定の104SHは、早期に次期プラットフォーム対応させるため、おサイフケータイなどのサービスが省略されているが、102SHにはおサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信、防水・防塵など一通りの機能が搭載されている。

カメラは、メインには1210万画素のCMOSセンサー、サブには30万画素のCMOSセンサーが搭載されている。メインカメラの特徴は光学手ブレ補正が搭載されている点だ。ソフトウェアによる手ブレ補正ではなく、光学手ブレ補正機能なのでディスプレイ内の像も安定し使い勝手が良さそうだ。

動画機能は、フルHD(1920×1080ドット)の撮影が可能となっている。フルHD対応と言うことで、AQUOS TVとの連携時に威力を発揮しそうだ。

3D機能こそ無いが、全部入りのまさに2011年のAQUOS PHONEの集大成といえる端末となっている。



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イノセントパープル(写真:左)のみボタンのプリントの色がパープルとなっている。



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背面には、1210万画素カメラと、赤外線、LEDライト、スピーカー、そしておサイフケータイのロゴが見える。



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左側面。接点が見える横置きでクレードルで充電出来るのだろう。カバーの中はmicro USBコネクタとなっている。



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右側面、ボリューム、電源ボタン、ワンセグのアンテナがある。



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上部にはイヤフォン端子がある。



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下部、バッテリーカバー取り外し用の切り込みが見える。



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102SHのウリの一つ、高精細HD液晶。329ppiと言うことで、iPhone4の326ppiを上回った形となった。iPhoneは液晶画面サイズを大きくすることで、まだまだ解像度の伸びしろがあることがわかる。



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HD液晶(1280×720ドット、写真:左)とワイドVGA(800×480ドット、写真:右)の表示比較。



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HD液晶は文字や画像を縮小して全体表示をしていないので、ルーペで拡大すると文字がきちんと識別できる。



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静止画、動画、高精細HD液晶とAV機能が充実した102SH、ハイスペック端末としての魅力はあるが、春発売の時期プラットフォーム対応の104SHも気になるところだ。
ただし、104SHはおサイフケータイなどのサービス対応が予定されていない事を考えると、全部入り端末と言うことで102SHの魅力は十分感じた。

記事執筆:mi2_303


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