ため息が出る美しさ!東芝、次世代テレビ「CELLレグザ」を初披露【CEATEC JAPAN 2009】
東芝、次世代テレビ「CELLレグザ」 |
東芝ブースでは、今年中の投入を予告していた液晶テレビ「レグザ」の次世代モデル「CELLレグザ」を初披露した。
・CELLレグザも今年中に!東芝、液晶テレビ「レグザ」発表会
東芝では「CELLレグザ55X1」を商品化して12月上旬より発売を開始するとのこと。価格はオープンプライス。市場想定価格は約100万円。
■音質と画質がずば抜けてスゴイ - 担当者
東芝のブースは朝から来場書が集中。それもそのはず、次世代テレビ「CELLレグザ」が初めて人々の目の前に現れたからだ。しかも、画質はため息が出るほどの美しさだ。
「CELLレグザ」は、東芝が約80年におよぶテレビ技術と半導体技術、ストレージ技術を結集した「レグザシリーズ」の新フラッグシップモデル。プレイステーション3にも搭載されている「Cell Broadband Engine」搭載の「CELLプラットフォーム」を採用した次世代液晶テレビだ。
CELLプラットフォーム |
「CELLプラットフォーム」により、従来のレグザシリーズの143倍の演算処理能力を実現するとともに、従来機種に比べて超解像処理を向上させることによって、より高精細な映像を再現できるようになった。
また、複数の映像を並列に処理をすることができるため、過去約26時間分の地デジ番組を最大8チャンネル分同時連続録画して、見忘れた番組があっても、いつでも楽しむことができる「タイムシフトマシン」の搭載など、これまで実現できなかったさまざまな機能を搭載している。
液晶パネルには高輝度LEDバックライトを搭載した「メガLEDパネル」を採用しており、従来比2.5倍、業界最高のピーク輝度1,250cd/m2、ダイナミックコントラスト500万:1を実現している。
また、LEDバックライトの制御画面を従来の96分割から512分割に拡大して高精度で制御することで、光彩部と陰影部が隣接する輪郭の描写力を大幅に向上させた。
新商品では3テラバイトのハードディスクを内蔵。そのうちの2テラバイトを地デジ8チャンネル同時連続録画を可能とする機能「タイムシフトマシン」用に割り当ており、約26時間前までの放送済み番組をさかのぼって視聴することができる。
膨大な種類の録画番組や現在放送中の番組、放送予定番組の検索では、番組情報のタイトル、人物、ジャンル、キーワードから関連付けて検索することができる独自開発の新機能「ローミングナビ」を搭載。ユーザーのニーズに合わせたさまざまな番組検索を視覚的に行うことができる。
担当者によると、「画質と音質がずば抜けてスゴイです。現行の最上位機種もかなり良いのですが、見比べてみると、CELLレグザはかなり飛び抜けた性能です。」とテレビのベーシックな部分(画質と音質)にも力を入れているそうだ。3テラのハードディスク内蔵やネット接続とあわせて、「(CELLレグザで)テレビの使い方が変わります。」とのこと。
なお、新商品はモニター部とチューナー部に分かれており、リモコンを含め、アルマイト処理を施したアルミとスモーク素材により、統一した素材感を持った高級感のあるデザインを採用している。
■レグザ 製品情報
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