ソフトバンク、法人向け5G対応エントリースマホ「AQUOS wish3 A303SH」にAndroid 14へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新を提供開始



SoftBankスマホ「AQUOS wish3 A303SH」がAndroid 14に!

ソフトバンクは28日、携帯電話サービス「SoftBank」の法人向けとして昨年8月に発売した5G対応エントリースマートフォン(スマホ)「AQUOS wish3(型番:A303SH)」(Sharp製)に対して最新プラットフォーム「Android 14」へのOSバージョンアップを含めたソフトウェア更新の提供を2024年3月11日(月)より順次提供するとお知らせしています。

更新はスマホ本体のみで無線LAN(Wi-Fi)や携帯電話回線(5G・4G・3G)によるネットワーク経由(OTA)で行う方法が用意されており、更新時間は最大30分程度で、ソフトウェア更新にかかる通信料は無料となっているものの、更新ファイルサイズは大きいのでダウンロードにはWi-Fiの利用が推奨されています。

ただし、契約時に提供したUSIMカード以外を利用したり、契約または登録内容と異なる用い方をした場合などでは通信料が発生するときがあるとのことなのでご注意ください。更新後のビルド番号は「14JP_2_240」となり、ビルド番号は「設定」→「デバイス情報」→「ビルド番号」にて確認できます。

主な更新内容は以下の通りとなっていますが、シャープの公式Webページ『Android 14対応 OSアップデート|OSバージョンアップ情報|サポート|AQUOS:シャープ』や『OSアップデート(ver.14) - よくあるご質問』も合わせてご確認ください。

・Android 14へのOSバージョンアップ
・セキュリティの向上

※上記以外にもより快適にご利用いただくための更新が含まれております。
※最新バージョンの詳細については>" target="_blank"><<メーカーサイト>>にてご確認ください。



AQUOS wish3 A303SHはシャープが2021年12月に新たに展開している「シンプルで飾らないスマホ」をコンセプトに開発したエントリー向け「AQUOS wish」シリーズの第3弾「AQUOS wish3」の法人向けSoftBank版で、家族みんなに使いやすい機能を充実させており、新たにカメラ周辺や一部の内部パーツにも再生プラスチック材を採用しており、本体筐体の再生プラスチック材使用率を約60%へ向上しているほか、紙の使用量を削減した小型でシンプルなパッケージと合わせてより環境に配慮しているということです。

またAQUOS wishシリーズで好評のサラサラとした心地よい手触りの質感や優しい風合いのカラーバリエーションを継承して手に取りやすいコンパクトサイズのシンプルなデザインに丈夫さを兼ね備えています。さらにカメラにはフラッグシップモデル「AQUOS R7」の高画質化技術を応用した新画質エンジン「ProPix4 lite」を搭載し、被写体やシーンを自動で検出し最適なモードで撮影できる「AIオート」や逆光でもきれいに撮れる「オートHDR」も採用したことによって簡単に綺麗な写真が撮影できます。


一方、スペック的には初代の「AQUOS wish」がAQUOS wishはチップセット(SoC)がQualcomm製「Snapdragon 480 5G Mobile Platform」(オクタコアCPU「2.0GHz×2+1.8GHz×6」)、第2弾の「AQUOS wish2」はQualcomm製「Snapdragon 695 5G Mobile Platform」(オクタコアCPU「2.2GHz×2+1.8GHz×6」)でしたが、AQUOS wish3は新たにMediaTek製「Dimensity 700」(オクタコアCPU「2.2GHz×2+2.0GHz×6」)となっています。

主な仕様は4GB LPDDR4X内蔵メモリー(RAM)および64GB UFS 2.1内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット(最大1TB)、3730mAhバッテリー(取外不可)、急速充電(PD3.0)、USB Type-C端子、3.5mmイヤホンマイク端子、FMラジオ(ラジスマ対応)、位置情報取得(A-GNSS:GPS、GLONASS、BeiDou、Galileo、QZSSなど)、加速度センサー、照度センサー、ジャイロセンサー、電子コンパスなど。


ディスプレイは上部中央にU字型ノッチ(切り欠き)を配置したアスペクト比9:19の縦長な約5.7インチHD+(720×1520ドット)TFT液晶(約1677万色表示)を搭載し、リッチカラーテクノロジーモバイルやアウトドアビュー、リラックスビューに対応しています。またノッチ部分には約500万画素CMOS/広角レンズ(F2.2、焦点距離27mm相当、画角77°)を内蔵し、新たにマスクをしたままでも使える顔認証に対応したほか、生体認証としてはSoftBank向けは側面センサーを搭載しています。

防水(IPX5およびIPX7)や防塵(IP6X)に加え、耐衝撃やアルコール除菌シートでの拭き取りをはじめとする米国国防総省基準(MIL-STD-810H、MIL-STD-810G)の18項目にも準拠し、おサイフケータイ(FeliCa)やNFC Type A/Bにも対応し、決済アプリを一瞬で起動する「Payトリガー」機能を搭載ているため、日々の買い物もスマートに支払いが可能です。


リアカメラは約1300万画素CMOS/広角レンズ(F2.0、焦点距離26mm相当、画角78°)で、ポートレートモードや翻訳モード、夜間モードなどに対応。ワンセグやフルセグ、赤外線通信、ワイヤレス充電には非対応。通信面ではIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5.xGHz)の無線LAN(Wi-Fi)やBluetooth 5.3に対応。また2年間で最大2回のOSのバージョンアップもサポート。

携帯電話ネットワークは5G NR方式のSub6に対応し、対応周波数帯は以下の通りとなっており、SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが1つとeSIMのデュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)に対応しています。サイズは約147×71×8.9mm(突起部を除く)、質量は約162g、本体色は法人向けSoftBank版はブラックの1色展開。その他の詳細な製品情報は『シャープ、新エントリースマホ「AQUOS wish3」を発表!SoCがDimensity 700に。NTTドコモやSoftBank、Y!mobile、楽天モバイルから発売 - S-MAX』をご覧ください。

5G NR: n3, n28, n77, n78, n79
4G LTE: Band 1, 2, 3, 5, 8, 12, 17, 18, 19, 38, 39, 41(AXGP含む)
3G W-CDMA: Band I, V, VIII
2G GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz

発売時にはAndroid 13がプリインストールされていましたが、今回、最新のAndroid 14が提供開始されました。更新は「設定」→「システム」→「詳細設定」→「システムアップデート」を選択してから画面の案内に従って操作します。詳細は『更新後のソフトウェアバージョンの確認する(PDF形式:169KB)』をご確認ください。更新に際する注意事項は以下の通り。

・ソフトウェア更新中は、発着信を含むスマートフォンの各機能をご利用できません。また、緊急通報(110番、118番、119番)をご利用することもできません。
・ソフトウェア更新の完了までに最大30分程度かかる場合があります。
・ソフトウェア更新を行う際は通信が切断されないよう、電波状態のよい場所で移動せずに実施してください。
・ソフトウェア更新中は、絶対に本機の電源を切らないでください。故障の原因となります。
・ソフトウェア更新は電池を十分に充電した状態で実施してください。ソフトウェア更新中に電池切れになると、故障の原因となる可能性があります。
・本機の状況(故障・破損・水濡れ等)によっては、保存されているデータが破損・消失されることがあります。必要なデータは、ソフトウェア更新前にバックアップしておくことをおすすめします。なお、データが破損・消失した場合の損害につきましては、当社は責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
・その他のご注意点はソフトバンク公式サイト>" target="_blank"><<ソフトウェアアップデート>>をご確認ください。


記事執筆:memn0ck


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・AQUOS wish3サポート情報|サポート|AQUOS:シャープ
・AQUOS wish3の特長|AQUOS:シャープ

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