ラウンドガラスの背面が美しい!握って操作のau向け新感覚ハイスペックスマホ「HTC U11 HTV33」を写真と動画で紹介【レポート】



au向け最新スマホ「HTC U11 HTV33」を写真と動画でチェック!

KDDIおよび沖縄セルラー電話は30日、今夏以降に発売・開始する新商品や新サービスを披露する「au発表会 2017 Summer」を開催し、約5.5インチWQHD(1440×2560ドット)SuperLCD5ディスプレイやQualcomm製オクタコアCPU「Snapdragon 835」、4GB内蔵メモリー(RAM)などを搭載したハイエンドスマートフォン(スマホ)「HTC U11(型番:HTV33)」(HTC製)を2017年6月下旬に発売すると発表しました。

すでにauショップなどの店頭や公式Webストア「au Online Shop」などにて事前予約受付が実施されており、au SHINJUKUなどのKDDI直営旗艦店5店舗にて先行展示が行われています。

今回は発表会会場に併設されたタッチ&トライ会場で実機にHTC U11に触れる機会がありましたので、さっそく気になるポイントをチェックしてました。なお、すでに掲載している製品の詳細仕様やブロガーなどのHTCサポーター向けイベントレポート、メディア向けの製品体験会レポートもあわせてご覧いただければと思います。


au向けとして用意されているHTC U11 HTV33のカラーバリエーションはブリリアントブラックとサファイアブルーの2色のみ。日本におけるHTC U11の取り扱いはSoftBankも発表していますが、サファイアブルーはauのみの取り扱いカラーとなります。

一方、HTC U11のメインカラーであるアメイジング シルバーやアイス ホワイトはSoftBankにしかなく、海外ではさらにHTCの代表色とも言える赤を基調にしたソーラー レッドも発表されていますが、日本では販売されないのは残念なところです。


ディスプレイ下部には先代の昨夏モデル「HTC 10(型番:HTV32)」同様に指紋認証センサーを兼ねたホームボタンと、その両サイドに戻る・アプリ履歴のタッチセンサーがあります。

また、受話スピーカーと並んで配置されているフロントカメラはリアカメラよりも高画素な「1600万画素」のものを採用しているのも特長です。


外観の特長とも言えるのが背面でしょう。HTCのフラグシップモデルと言えば、さきほどのHTC 10も含めてアルミなどの金属素材を採用した機種が多かったのですが、HTC U11はラウンドガラスを採用しています。

超高温・高圧により割れず成型しており、見た目だけでなく手に持った際のなめらかな質感は今までにない感覚です。またガラスと聞くと強度的に不安になってしまいますが、ディスプレイ面ともにCorning製「Gorilla Glass 5」を採用しているため、細かな傷が付きづらいだけでなく落としても割れにくくなっています。

さらに屈折率の高い希少な素材を何層にも重ねた光学スペクトル・ハイブリッドカラー技術によって光の当たり方によって2色が入り混じった色合いを生み出し、正面や横、斜めと見る角度でさまざまな表情を見せてくれるために見ていて飽きません。

特にブリリアントブラックは正面から見ると完全に「真っ黒」に見えますが、角度によっては深みのあるグリーンにも見え、味わい深いです。


背面には約1200万画素リアカメラを搭載し、F1.7の明るいレンズに、暗所での撮影にも向いている裏面照射型CMOSセンサーを採用した「HTC UltraPixel 3 with 1.4μm pixcel」を採用しています。

またカメラの写りについては写真評価アプリ「Dx0Mark」のモバイル部門において90点と、他社スマホを超える世界最高スコアとなっており、実際の撮影シーンでの活躍に期待大でしょう。なお、カメラ部分はわずかに突起がありますが、机など平面に置いてぐらつきが気になるほどではありません。



本体下部にはスピーカーやUSB Type-C端子、通話用マイクがあり、上部はSIMトレイ式のSIMカード・microSDカードスロットが配置されています。HTC U11はイヤホンジャックが用意されていないため、同梱されているUSB Type-C端子からイヤホンジャックへの変換アダプタを利用するようになります。


ボタン類は本体の右側のみ。左からボリュームボタン、電源・スリープボタンです。電源・スリープボタンは指で触れてすぐわかるようモールドが施されており、押しやすさはもちろんのこと、デザイン上のアクセントにもなっています。



HTC U11には専用のイヤホンマイクも付属しています。ハイレゾ音源の再生に対応するだけでなく、ユーザーの耳に合わせ最適化・調整が行えるノイズキャンセリングも利用可能になっています。


また感圧センサーであるエッジセンスを利用し、握って操作を行うことができます。握る強さ・長さに応じて「カメラを起動する」や「シャッターを切る」、「アプリを起動する」といった操作が可能です。以下に実際にエッジセンスで操作してみているところを動画で紹介しています。

【S-MAX:HTC製スマホ「HTC U 11 HTV33」のグリップ操作を体験】

動画リンク:https://youtu.be/kA2B4Hxta84

動作は最新のオクタコアCPUや4GBの大容量メモリーを搭載しているだけあってかなりスムーズ。
本体カラーについても、見る角度によって変わってくるのがわかります。外観や特長を紹介したファーストインプレッションムービーは以下よりご覧いただけます。

【S-MAX:HTC製スマホ「HTC U11 HTV33」ファーストインプレッション】

動画リンク:https://youtu.be/JSE2Yg1F8Qw



HTC U11と連携するVRゴーグル・コントローラーの「LINK」も7月下旬以降に発売予定。他社のVRゴーグルと違い、HTC U11の本体はゴーグルにセットせず、LINKから伸びるUSB type-Cケーブルを繋いで利用するため、ゴーグルが重たくならず装着感は良好でした。また、コントローラーも家庭用ゲーム機のコントローラーのようにある程度太さ・厚みがありグリップ感も良好です。

HTCの1年ぶりのフラグシップモデルであり、防水やおサイフケータイ(FeliCa)への対応は2年ぶりとなるHTC U11ですし、今までのHTCとはひと味もふた味も違う完成度の高さに、所有欲を満たしてくれそうな高級感あるボディーと今夏注目の1台であることには間違いありません。

先行展示や予約も開始されていますので、気になる方は是非実際に手にしてみたり検討してみてはどうでしょうか。



記事執筆:黒ぽん(迎 悟)


■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX - Facebookページ
・HTC U11 HTV33 関連記事一覧 - S-MAX

共有する

関連記事

【ケータイラボ】「極める」ケータイ登場!ドコモ 703iシリーズ発表会レポート

NTTドコモは20071月16日(火)、都内 代官山ヒルサイドテラスにおいて、携帯電話端末の新モデル「FOMA 703iシリーズ」など10機種を発表した。FOMA 703iシリーズは、スタンダードな機能を持ちつつデザインにも注力した個性的なモデルと…

【ケータイラボ】リアルメタルフェイスを採用!次世代京ぽん「WX320K」

「WX320K」は、より高速で快適な通信環境を実現する「W-OAM」に対応したアルミ素材を採用した京セラ製の音声端末。発売時期は2月中旬予定。価格はオープンプライスで、ウィルコムストアでの販売価格は、1万6,000円前後の見込み。カラ…

【ケータイラボ】指紋センサーと1.3メガカメラを搭載!セキュリティに強い「WX321J」

「WX321J」は、ウィルコムの高度化通信規格「W-OAM」対応し、指紋センサーと1.3メガカメラを搭載した日本無線製の音声端末。価格はオープンプライスで、ウィルコムストアでの販売価格は、1万6,000円前後の見込み。発売時期は2月中旬予…

【デジカメ調査室】強力二重奏!新「LUMIX」シリーズ6機種発表

松下電器産業は2007年1月31日(水)、パナソニックセンター東京において、デジタルカメラ「LUMIX」シリーズ新製品6機種の記者発表会を行った。今回発表された製品は、世界最薄※1・広角28mm※2ズームレンズ搭載の「FX30」、世界最小※…

【ケータイラボ】タッチ式の液晶パネルで操作するDSスタイルケータイ「D800iDS」レビュー

折りたたみタイプの携帯電話で、液晶画面が2つ搭載していてボタンがついていないというDSスタイルの端末がドコモから発売になった。三菱電機製のD800iDSである。通常の液晶画面と、ふれることで操作ができるタッチパネルディスプレイの…