日本マイクロソフト、Windows搭載の2in1タブレットPC「New Surface Pro」やノートPC「Surface Laptop」、ディスプレイ一体型デスクトップPC「Surface Studio」を6月15日より順次発売



日本でNew Surface ProやSurface Laptop、Surface Studioが発売!

日本マイクロソフトは26日、都内にてプレス向け発表会「Microsoft Japan Surface Event」を開催し、Microsoftのパソコン(PC)「Surface」シリーズにおけるスタイリッシュなディスプレイ一体型デスクトップPC「Surface Studio」およびノートPC「Surface Laptop」、2in1タブレットPC「New Surface Pro(新しいSurface Pro)」の3機種を日本市場にて発売すると発表しています。

Surface Studioは5月26日(金)に予約開始し、6月15日(木)に発売、価格(税別)は一般向けが384,800円、法人向け372,800円、Surface Laptopは6月15日に予約開始し、7月20日(木)に発売、価格は126,800円〜、新しいSurface Proは5月26日に予約開始し、6月15日に発売、価格は一般向け105,800円〜、法人向け93,800円〜。また新しいSurface Proは秋にLTE対応モデルを発売予定。なお、Surface Studioおよび新しいSurface ProのOSは「Windows 10」を搭載、Surface LaptopのOSは「Windows 10 S」を搭載。

さらに「Surface Dial」も6月15日に10,800円で発売されるほか、「Surface Pro Signature タイプ カバー」(プラチナ、コバルトブルー、バーガンディの3色)が7月7日(金)に19,400円で、「Surface Arc Mouse」(グレー、ブラックの2色)が7月20日に8,980円で、新しい「Surface Pen」が8月(予定)に11,800円で発売されます。

【Surface Studio】


Surface Studio

Surface Studioは、Appleの「iMac」のようなディスプレイ一体型デスクトップPCで、解像度が4500×3000ドット(192ppi)の28インチPixelSense Display(IPS液晶)を搭載しています。

また、Zero Gravity Hingeによって20°という低い角度に倒して使うこともできるようになっているほか、自由に回すことができるので作業中の画面などを家族や友人、仕事仲間などに見せやすくなっています。

ディスプレイは3:2で資料や電子書籍なども表示しやすく、Adobe sRGBだけでなく新しくDCI-P3にも準拠した色再現性に加え、A4の紙の資料もサイズをまったく同じにして表示可能な画面ピッチを採用しています。

マイクロソフトストアでの価格(税別)はCore i5・1TB SSD・8GB RAMモデルが415,584円、Core i7・1TB SSD・16GB RAMモデルが480,384円、Core i7・2TB SSD・32GB RAMモデルが572,184円。その他の詳細な製品情報は以下の記事を参照してください。

・Microsoft、28インチ4Kオーバー液晶一体型デスクトップPC「Surface Studio」を発表!画面を倒して使え、タッチ操作やペン「Surface Pen」、入力機器「Surface Dial」にも対応 - S-MAX
・Surface Studio を購入 - Microsoft ストア 日本

【Surface Laptop】


Surface Laptop

Surface Laptopは現地時間5月2日に発表された初の教育向けOS「Windows 10 S」を搭載したノートPCです。Windows 10 Sは主にWindows 10 ProをベースにWindowsストアアプリだけが使えるようになっているOSで、その分、起動時間も早くなり、安心かつ快適に使えるようになっているということです。

画面はアスペクト比3:2の約13.5インチ2256×1504ドット「PixelSense」ディスプレイ(約201ppi)で、10点マルチタッチや専用ペン「Surface Pen」、専用デバイス「Surface Dial」を用いた入力に対応しています。また画面を覆うガラスは「Gorilla Glass 3」(Corning製)を採用。

ボディーはアルミ製で、カラーバリエーションはPlatinumおよびGraphite Gold、Burgundy、Cobalt Blueの4色が用意され、キーボード部分は革張りとのこと。キーストロークは約1.5mmでバックライト付き。5点マルチタッチに対応した105×70mmの大きなトラックパッドを搭載。サイズは約308.02×223.2×14.47mm(最薄部約9.93mm)、質量は約1.25Kg。

仕様ではIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)およびBluetooth 4.0 LE、Windows Hello sign-in camera、720p HD video camera、ステレオマイク、Dolby Audio Premiumに対応したOmniSonic製ステレオスピーカー、環境光センサー、USB 3.0端子、Mini DisplayPort、3.5mmイヤホンマイク端子、SurfaceConnect for magnetic power and dockingなど。

バッテリー駆動時間は約14.5時間。なお、アメリカではOSはWindows 10 Sがプリインストールされているものの、1年間はWindows 10 Proに無償で移行できるとのこと。その他の製品情報については以下の記事を参照してください。

・Microsoft、Windows 10 Sを搭載した13.5インチノートPC「Surface Laptop」を発表!Windows 10 Proに無償移行も可能で、タッチ入力やSurface Penにも対応 - S-MAX

【新しいSurface Pro】


新しいSurface Proは前機種「Surface Pro 4」に続く「Surface Pro」シリーズ第5弾で、アスペクト比3:2の約12.3インチ2736×1824ドット液晶「PixelSenseディスプレイ」を搭載した2in1タブレットPCです。

外観はSurface Pro 4とほぼ同じですが、部品を変更しており、設計は一新してCore m3およびCore i5モデルはファンレス仕様となっており、Core i5でも18dBと静音化を実現。またオプションの専用ペン「Surface Pen」も筆圧検知が従来の1024段階から4096段階となり、遅延が21msと少なくなり、傾き検知にも対応するなど、感度や性能が向上しているとのこと。

さらに新たなオプションキーボード「Surface Pro Signature Type Cover」が用意され、キーストローク1.3mmのほか、表面がSurface Laptopにも使用されているスエード調合皮素材「Alcantara」となっているということです。マイクロソフトストアでの価格(税別)は以下の通り。

Core m3・128GB SSD・4GB RAM 114,264円〜
Core i5・128GB SSD・4GB RAM 136,944円〜
Core i5・256GB SSD・8GB RAM 158,544円〜
Core i7・256GB SSD・8GB RAM 206,064円〜
Core i7・512GB SSD・16GB RAM 280,584円〜
Core i7・1TB SSD・16GB RAM 341,064円〜

・Surface Pro を購入 - Microsoft ストア 日本


新しいSurace ProのLTE対応モデルが秋に登場予定


記事執筆:memn0ck


■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX - Facebookページ
・日本マイクロソフト Surface ファミリーを拡充 - News Center Japan
・Microsoft Surface デバイス ファミリーのウェブサイト | Surface

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