お家で極上のコーヒー体験を パナソニックがIoTを活用した新サービスをスタート




朝の一杯や、食後の一杯。コーヒーを飲んでほっと一息という人は多いのではないでしょうか。パナソニックがスタートしたコーヒーサービス事業「ザ・ロースト」は「おうちで、極上のコーヒー体験を」をコンセプトに新開発の家庭用焙煎機と、厳選した生豆、そして豆に合わせた焙煎プロファイルをセットで提供するというもの。特別な焙煎技術や知識がなくても、手軽に焙煎したての味と香りを楽しむことができる世界初のコーヒーサービスです。

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新開発の家庭用熱風式焙煎機と定期的に届く厳選された良質な生豆。これだけでもわくわくしますが、焙煎は豆の状態や種類によって焙煎プロファイルを変える必要があり、知識がないとなかなかチャレンジできません。

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そこで注目なのが、豆に合わせて提供される焙煎プロファイル。プロファイルを作成するのは2013年焙煎世界大会チャンピオンでもある、豆香洞(とうかどう)コーヒーのオーナー焙煎士、後藤直紀氏です。

生豆のパッケージにQRコードが記載されており、これをスマートフォンで読み取ることで、焙煎プロファイルを入手。あとはBluetooth経由で焙煎機に送信するだけで、簡単に焙煎することができるというわけです。

「コーヒーの魅力は香り。生豆を焙煎する時が香りを楽しめる瞬間」と話す後藤氏。今回の焙煎機についても「本格的に使えるものが出てきた」と太鼓判を押していました。

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生豆は石光商事株式会社が厳しい品質管理と安全基準で選定したという世界各地のもの。季節ごとの4つのテーマに合わせて毎月届くのでその中で自分の好みを見つけるのも楽しそうです。

事業発表日である1月19日より予約受付がスタートしている「ザ・ロースト」。サービス開始日は4月上旬ということで、コーヒー好きには見逃せません。

また、パナソニックでは今後も「プロファイル」「食材」「専用機器・アプリ」をセットで提供し、プロの技を家庭で再現できるIoTと調理家電を活用したサービスを今後も展開していくということです。

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