「日清サラダ油」発売100周年! 油の大敵「酸化」の抑制にこだわった新商品「日清ヘルシークリア」
日清オイリオグループ株式会社は、2024年2月28日(水)に新商品「日清ヘルシークリア」を発売。商品発表会では商品紹介のほか、家庭でできる油の酸化対策ポイントについても紹介されました。
■新商品「日清ヘルシークリア」の大きな特徴は酸化と戦う新製法「ウルトラ酸化バリア製法」
28日に新発売となるのは「日清ヘルシークリア」。鮮度長持ちサビないオイルで、つくりたての油のおいしさが開封後も持続し、調理時のにおいが少ないのが特徴です。コレステロールゼロでビタミンEたっぷりというのも見逃せません。
そして代表取締役社長 久野貴久氏が中でも特に注目してきたというのが油の「酸化」です。「『酸化』は食用油の品質を左右し、油をおいしい状態で食べるための最大のポイントでもあります。そのための技術開発は、容器開発を含め長年取り組んでおり、最近では酸化を抑え、コントロールし、活用するところまで究めています」と話しました。
酸化と戦う新製法として発表されたのが「ウルトラ酸化バリア製法」です。製造後の酸化を抑える「Neoナチュメイド製法」によって低温・高真空の状態で精製。製造後の酸化油脂の生成を抑制します。そして油中の酸素を微細な窒素バブルで追い出す「日清ウルトラファインバブル製法」。これによって開封後の油の酸化を抑えてくれます。開封前の酸化を抑える「酸化ブロック製法」は容器のヘッドスペース内の酸素を追い出し、代わりに窒素を充満させてくれるそう。これら3つの技術を「ウルトラ酸化バリア製法」と呼びます。
技術本部 中央研究所 研究第1課長 吉村和馬氏は「私たちが開発した新技術がふんだんに盛り込まれているのが『ウルトラ酸化バリア製法』です。この技術によって、酸素との接触を徹底的に防ぎ、酸化を抑制する仕組みになっているため、『日清ヘルシークリア』をご使用いただければ、開封後、使い終わるまで新鮮な油を感じていただける」と自信を持ってアピールしていました。
食品事業本部 ホームユース事業戦略部長 福田純二氏は「100年前から続く、食用油を通した『おいしさ』と『健康』価値の提供への想いは、『日清オイリオグループ ビジョン2030』の中でも『共有価値を生みだす6つの重点領域』の2つに掲げています。これからもこの変わらぬ想いを、お客様のもっと近くへお届けしてまいります」と話しました。
■家庭でできる油の酸化対策ポイント
発表会にゲストとして登場した料理家・管理栄養士・フードビジネスコーディネーターの小山浩子氏は家庭でできる油の酸化対策について話しをしました。
食用油の酸化を自分で確認するためには油を開けた時のにおいを嗅いで覚えておくのがいいそう。「油の酸化は色が変わる前に、においが変わります」と小山さん。また、開封後は光や温度、空気に触れることで酸化が進むので食用油は、直射日光が当たるような場所を避けて、冷暗所で保管するのがオススメだそう。ボトルには開封日を記載し、1〜2カ月以内に使いきるように心がけるほか、「日清ヘルシークリア」のように開封後でも油が酸化しにくい商品を選ぶのも良いということでした。