NTTドコモが5Gでの通信品質改善を6月末までに実施予定と案内!エリア端などの電波品質の悪い場所で通信エラーが起こる問題に対処



docomo 5Gの通信品質が改善へ!基地局1万局まで拡大でより一層向上に

NTTドコモは9日、5Gエリアの端などの電波品質の悪い場所においてまれに通信速度の低下とそれに伴うアプリやWebブラウザーでのエラーが発生する場合があるとお知らせしています。同社ではこの事象の改善のために6月末までに必要な対策を実施する予定だとのこと。

なお、この事象は5Gの電波品質が悪い場所で発生するため、場所を移動することで回復することがありますが、同一の場所での利用で事象発生が継続する場合にはスマートフォン(スマホ)などのの設定から優先ネットワークを「4G/3G / GSM」を選択することで5G電波の状況によらず、4Gでサービスを利用できるとしています。


NTTドコモでは携帯電話でより快適に通信できるように利用者から日々届く声をもとに通信品質の向上に取組んでおり、現在、5Gエリアの拡大に向けて取組みを行っていますが、利用者から5Gエリアにて通信が遅くなったり、通信できないといったフィードバックがあるということです。

この事象はTwitterなどのSNSなどでも多数見られていましたが、今回、NTTドコモでは公式に「5Gエリアの品質向上にむけた取組みについて」のお知らせを出し、6月末までに必要な対策を実施する予定で、かつ5G基地局を1万局まで拡大することでより一層の5Gエリアの品質向上に努めていくと案内しました。

NTTドコモでは今年5月に開催した「2021夏 新サービス・新商品発表会」にて2021年3月末に574都市で5Gが利用できるようになり、2022年3月末までに2万局の5G基地局の構築に向けて順調に推移しており、5Gの人口カバー率も2022年3月末に55%、2023年3月末に約70%、2024年3月末に約80%をめざすことを明らかにしています。


記事執筆:memn0ck
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