限定カラーのラベンダ−にも注目!防水・防塵やおサイフケータイに対応したUQ mobile向けシャープ製低価格スマホ「AQUOS L2」を写真で紹介【レポート】



UQ mobile向けスマホ「AQUOS L2」を写真でチェック!

既報通り、UQコミュニケーションズ(以下、UQ)およびUQモバイル沖縄は1日、都内にて「2017夏UQ発表会」を開催し、au回線を借り入れて仮想移動体通信事業者(MVNO)として提供している携帯電話サービス「UQ mobile」向けスマートフォン(スマホ)「AQUOS L2」を2017年6月2日(金)に発売すると発表しました。

価格(税込)は公式Webストア「UQオンラインショップ 」では本体代が頭金100円+「端末購入アシスト」による分割1,200円/月×24回または一括28,900円で、おしゃべりプランおよびぴったりプランで契約を行った場合にマンスリー割が-1,200円/月×24回の実質負担額100円となっています。

公式Webストア以外にもUQスポットや家電量販店などのUQ mobile取扱店店頭でも購入することが可能です。すでに店頭でも展示が始まっているところもありますが、今回は発表会の展示会場にて実機に触れる機会がありましたので、写真を交えながらAQUOS L2についてレポートしていきます。



AQUOS L2は約5.0インチHD(720×1280ドット)IGZO液晶やQualcomm製オクタコアCPU「Snapdragon 430(MSM8937)」(1.4GHz×4コア+1.1GHz×4コア)、2GB内蔵メモリー(RAM)、16GB内蔵ストレージなどを搭載し、OSにAndroid 7.0(開発コード名:Nougat)を採用したスマホです。

UQ mobileからはラベンダーおよびホワイト、ブラックの3色のカラーバリエーションが販売。なお、UQ mobile以外にも同じau回線のMVNOである「J:COM MOBILE」からも発売されており、このうちラベンダーはUQ mobileの限定カラーで、他では販売されない色になっています。


画面サイズは約5インチと、決して大きくも小さくもない最近のAndroidスマホとしては一般的なサイズですが、本体が軽量なこと、エッジ部分が丸みを帯びた形状になっていることでホールド感は優秀です。

サイズは約約143×71×8.3mm(最厚部8.4mm)、質量は約約138g。またディスプレイの周りの縁(ベゼル)は本体の背面カラーと同色にまとめられています。


背面はプラスチック製。塗装はつや消しで、指紋などは目立ちづらくなっています。中央にはおサイフケータイへの対応を示すFeliCaマークが配置されており、購入時からSIMロックがかかっていないSIMフリーながらおサイフケータイの各種サービスを利用することも可能です。



本体下部には充電用のmicroUSB端子が備わっています。また、上部には3.5mmイヤホンジャックも用意されているため、音楽や動画視聴の際にイヤホンが利用できるのはもちろんのこと、マイク付きのイヤホンであればハンズフリーの利用も可能です。



正面、向かって左側側面には操作用のボタンが集中しています。写真の右から音量上下キー、電源/スリープキー、そして下部寄りの位置にはストラップ穴が配置されています。

手に持った際にちょうど親指が届く場所に電源/スリープキーが配置されているため使いやすく、またストラップあながあるため、手に持って大きいと感じる場合にはストラップを取り付け安定して保持できるのは嬉しいですね。

右側はとてもシンプルで、SIMカード・microSDカードのスロットのみ。SIMカードはnanoSIMカード(4FF)サイズで、microSDカードはXC規格に対応した最大256GBまで。

その他の仕様では約1310万画素裏面照射積層型リアカメラおよび約500万画素裏面照射型フロントカメラ、2.4GHzに対応したIEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.2、GPS、NFC Type A/B、2700mAhバッテリー(急速充電対応)など。


先代である「AQUOS L」を始め、シャープ製スマホといえばイルミネーションが機能・外観ともに特長のひとつであり、AQUOS L2もAQUOS Lとハードウェアが同じため、ディスプレイ下部から画面上に浮かび上がっていくような「ヒカリエモーション」が引き続き搭載されています。

なお、先代のAQUOS Lからの変更点は搭載OSがAndroid 6.0(開発コード名:Marshmallow)からAndroid 7.0へ変更になったのみ。UQ担当者に質問してみたところ、UQ mobileのラインナップのうち、国内メーカーの人気は高く、すでにAQUOS Lの販売が終了し、ニーズに応えるためにマイナーチェンジモデルのAQUOS L2を採用したとのことでした。



こちらはAQUOS L2限定ではありませんが、同日に発表された「UQポータルアプリ」の最新盤がデモンストレーションとしてインストールされていました。

ホーム画面に貼り付けるウィジェットは1×1のコンパクトなモノが追加になり、通信速度の低速・高速の切替スイッチだけをアプリアイコンなどと一緒に並べて配置することが可能になったほか、データチャージの履歴もアプリ上から日時・容量を確認できるようにもなりました。

UQ mobileでは、高速データ通信利用時だけ当月のデータ通信容量が減っていく仕組みになっているため、新しいウィジェットを上手に使いこなせれば容量の少ないプランを選択し、月額料金を抑えることも可能です。


AQUOS L2の魅力ですが、国内メーカー製であること、防水や防塵、おサイフケータイに対応していることとでしょう。その上で、実質負担は108円と安価に設定されているため、UQ mobileのラインナップの中では買いやすい機種にもなっているため、月額費用を抑えながら多機能な機種を選びたいという人はオススメです。



記事執筆:黒ぽん(迎 悟)


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