Google、スマホなど向けアプリ「Google Translate」に「インスタント翻訳」と「言語自動認識」の機能を追加!カメラをかざすとリアルタイムで翻訳
Google翻訳がバージョンアップ! |
Google(グーグル)は14日(現地時間)、スマートフォン(スマホ)など向け翻訳アプリ「Google翻訳」に「インスタント翻訳」と「言語自動認識」の2つの新機能を追加すると発表しています。
今後数日以内にこれらの新機能に対応したバージョンがAndroidおよびiOS向けに配信され、すでにiOS向けはアプリ配信マーケット「App Store」にて3.1.0として提供されています。利用料は無料。
対応言語は「英語-フランス語」、「英語-ドイツ語」、「英語-イタリア語」、「英語-ポルトガル語」、「英語-ロシア語」、「英語-スペイン語」で、今後順次拡大予定。
インスタント翻訳はNTTドコモが提供している「うつして翻訳」などと同じような機能で、従来のようにカメラモードを起動して撮影を行わなくても、主に標札などに書かれた文字をカメラにかざすだけで翻訳結果をリアルタイムに画面に表示する機能です。また、データ通信なしで利用可能。
一方、言語自動認識機能は音声会話モードにおいて発話された言語を自動的に認識して翻訳する機能です。これまでは翻訳する前に2つの言語をあらかじめ指定しておく必要がありましたが、新機能によりこのステップが不要になり、よりスムーズに翻訳することが可能となります。
App Storeで案内されている3.1.0の変更点は以下の通り。
バージョン 3.1.0 の新機能
• Word Lens: 看板や文字にカメラを向けるだけで翻訳アプリがすぐに翻訳します。インターネットやデータ接続も不要です。現在対応している言語は、英語↔フランス語、英語↔ドイツ語、英語↔イタリア語、英語↔ポルトガル語、英語↔ロシア語、英語↔スペイン語です。
• カメラ翻訳モード: 写真を撮影して文字をハイライト表示すれば翻訳できます。現在は36言語に対応しています。
• 音声会話モードで言語を自動検出 - 音声入力で翻訳を開始すると、Google翻訳が2つの言語のどちらが発声されているかを認識するため、相手とよりスムーズに会話することができます。
記事執筆:memn0ck
アプリ名:Google 翻訳
価格:無料
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