Apple、4.7インチ750×1334ドット液晶搭載スマホ「iPhone 6」と5.5インチフルHD液晶搭載スマホ「iPhone 6 Plus」を発表!日本などで9月19日に発売
Appleが新型iPhoneを2機種発表!4.7インチ「iPhone 6」と5.5インチ「iPhone 6 Plus」 |
Apple(アップル)は9日(現地時間)、米カリフォルニア州クパチーノにあるフリントセンター(Flint Center)にてプレス向け発表会を行い、750×1334ドット液晶搭載スマートフォン「iPhone 6」と5.5インチフルHD(1080×1920ドット)液晶搭載スマートフォン「iPhone 6 Plus」の2機種を発表しています。
それぞれ2014年9月12日(金)から事前予約受付を開始し、最初に発売される日本および米国(アメリカ)、カナダ、香港、シンガポール、豪州、英国、フランス、ドイツの9の国・地域では2014年9月19日(金)に発売されます。さらに2014年末までに115の国・地域で販売予定。
日本ではNTTドコモおよびau by KDDi、ソフトバンクモバイルから販売されるほか、直営店「Apple Store」にてSIMフリーも販売されます。日本におけるSIMフリーの価格は別途紹介している通りで、NTTドコモなどの携帯電話会社から販売されるモデルについては別途発表がある予定。
価格は米国では2年契約でiPhone 6の16GBで199ドル(約21,000円)、64GBで299ドル(約32,000円)、128GBで399ドル(約42,000円)、iPhone 6 Plusの16GBで299ドル(約32,000円)、64GBで399ドル(約42,000円)、128GBで499ドル(約53,000円)。
iPhone 6およびiPhone 6 PlusはAppleのスマートフォン「iPhone」シリーズの最新モデルで、昨年発売された「iPhone 5s」の後継機種です。内蔵ストレージはともに16GBおよび64GB、128GBの3つのモデルが用意され、カラーバリエーションもともにGold(ゴールド)およびSilver(シルバー)、Space Gray(スペースグレー)の3色がラインナップされています。
ディスプレイはこれまでの4.0インチ640×1136ドット(326ppi、800:1コントラスト比)から大型化かつ高解像度化しており、iPhone 6が4.7インチ750×1334ドット(326ppi、1400:1コントラスト比)、iPhone 6 Plusが5.5インチ1080×1920ドット(401ppi、1300:1コントラスト比)で、ともに「Retina HDディスプレイ」を搭載し、より広い視野角のためのデュアルドメインピクセルIPS液晶となっています。画面が大きくなったので、拡大表示や簡易アクセスに新たに対応。また、ディスプレイを覆うのは傷がつきにくい強化ガラスを採用。
サイズと質量はiPhone 6が約138.1×67.0×6.9mmおよび約129g、iPhone 6 Plusが約158.1×77.8×7.1mm、約172g。デザインはサイズが大きくなったことで持ちやすさを意識したのか、側面の角が丸くなり、全体的にラウンドフォルムとなっています。
一方、チップセットが新たに開発された20nmプロセスで製造されたクアッドコアCPU内蔵「Apple A8」およびより省電力な子プロセッサー「Apple M8」を採用し、より正確な位置情報や活動量などを測定できるために新たに気圧センサーを搭載しています。
他にも、iPhone 5sに搭載されていたホームキーに内蔵された指紋センサー「Touch ID」を引き続き搭載し、さらに新しく非接触通信「NFC」を搭載し、新決済サービス「Apple Pay」に対応。まずはアメリカンエクスプレスおよびMaster Card、VISAと連携して米国で開始されます。なお、Apple Payは同時に発表されたスマートウォッチ「Apple Watch」も対応しています。
スペックとしてはアウトカメラにF2.2の明るいレンズおよび約800万画素画素裏面照射型CMOSの「iSight Camera」(True Toneフラッシュやバーストモードなどに対応)、インカメラにF2.2の明るいレンズおよび約120万画素CMOS、2.4および5GHzにデュアル対応した802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.0、Assisted GPS+GLONASS、電子コンパス、3軸ジャイロセンサー、加速度センサー、近接センサー、環境光センサー、LEDフラッシュ、nanoSIMカードスロットなどを搭載しています。なお、iPhone 6 Plusのみ光学手ブレ補正に対応。
また、デザインや内部回路の変更などによって電源ボタンがこれまでの上部右側から右側面上側に変更されています。他のボタン配置は変更がなく、左側面に音量上下ボタンおよびサイレントモードのオン・オフスイッチ、下側面に3.5mmイヤホンマイク端子およびLightning端子を備えます。さらに、最新プラットフォーム「iOS 8」がプリインストールされています。
通信方式にはGSMおよびW-CDMA、LTE(FDD-LTEおよびTD-LTE)に対応。LTEはUE Category 4のほか、LTE-Advancedの要素技術である「キャリアアグリゲーション(CA)」にも対応し、下り最大150Mbps、上り最大50Mbpsとなっています。通信方式などの違いによってiPhone 6は「A1549(GSM)」および「A1549(CDMA)」、「A1586」、「A1589」、iPhone 6 Plusは「A1522(GSM)」および「A1522(CDMA)」、「A1524」、「A1593」のそれぞれ4種類がラインナップ。
なお、日本国内で発売されるモデルはiPhone 6がA1586、iPhone 6 PlusがA1524になり、LTEの対応周波数帯はともにFDD-LTEが700MHz(Band 13および17、28、29)および800MHz(Band 18および19、20、26)、850MHz(Band 5)、900MHz(Bnad 8)、1700MHz(Bnad 4)、1800MHz(Band 3)、1900MHz(Band 2および25)、2100MHz(Band 1)、2600MHz(Band 7)、TD-LTEが1900MHz(Band 39)および2300MHz(Band 40)、2500MHz(Band 41)、2600MHz(Band 38)となります。
また、VoLTEに対応しているものの、発表会のプレゼンテーションで示された対応携帯電話会社には日本国内の会社は含まれていませんでしたので、対応しても後日となると思われます。
バッテリーの持ちはiPhone 6が3Gでのネット利用で最大10時間、4G LTE利用で最大10時間、Wi-Fi利用で最大11時間、連続通話(3G)で最大14時間、連続待受時間は最大10日間(250時間)、ビデオ再生で最大11時間、オーディオ再生で最大50時間、iPhone 6 Plusが3Gでのネット利用で最大12時間、4G LTE利用で最大12時間、Wi-Fi利用で最大12時間、連続通話(3G)で最大24時間、連続待受時間は最大16日間(384時間)、ビデオ再生で最大14時間、オーディオ再生で最大80時間とされています。
iPhone 6 専用ケース (UNiCASE)
URL:http://unicase.jp/iphone/iPhone6/case/?input_order=1
iPhone 6 保護フィルム (UNiCASE)
URL:http://unicase.jp/iphone/iPhone6/film/?input_order=1
iPhone 6 Plus 専用ケース (UNiCASE)
URL:http://unicase.jp/iphone/iPhone6%20Plus/case/?input_order=1
iPhone 6 Plus 保護フィルム (UNiCASE)
URL:http://unicase.jp/iphone/iPhone6%20Plus/film/?input_order=1
記事執筆:memn0ck
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX - Facebookページ
・Apple - Press Info - Apple Announces iPhone 6 & iPhone 6 Plus-The Biggest Advancements in iPhone History
・Apple - Press Info - Apple Announces Apple Pay
・・Apple - iPhone 6
・iPhone 6 SIMフリー - Apple Store (Japan)
・Apple - Live - Countdown to the Apple Special Event