Google、新しい7インチフルHDオーバー液晶搭載タブレット「Nexus 7」を発表!LTE対応モデルも用意され、日本を含めた国では数週間以内に発売
新Nexus 7が発表! |
Google(グーグル)は24日(現地時間)、米サンフランシスコでプレス向けイベントを開催し、新しい7インチサイズタブレット「Nexus 7」を発表しています。米国では2013年7月30日(木)から発売開始し、日本を含む各国でも数週間以内に発売開始するとのことです。価格は米国では、16GB(Wi-Fiモデル)が229ドル、32GB(Wi-Fi)モデルが269ドル、32GB(LTE)モデルがSIMフリーで349ドルとなっています。
新しいNexus 7は、これまでのNexus 7と同様にディスプレイサイズが7インチとなっていますが、ディスプレイの解像度がWUXGA(1920×1200ドット)に高精細化し、チップセットに最大1.5GHz駆動のクアッドコアCPUのSnapdragon S4 Proを内蔵したQUALCOMM製「APQ8064」を採用することで、CPU性能80%向上、GPU性能4倍、内蔵メモリー(RAM)に2GB、OSには同時に発表された最新Android 4.3(開発コード名:Jelly Bean)を採用し、5メガピクセルアウトカメラ、1.3メガピクセルインカメラ、NFCなどを搭載し、さらに、薄型化や軽量化しているというようにパワーアップしつつスリムになった製品です。
新しいNexus 7は、スペックを強化し、スリム化させた7インチサイズのAndroidタブレットです。Googleブランドのリファレンスモデル「Nexusシリーズ」となります。メーカー型番は、Wi-FiモデルがME571K、LTEモデルがME571KL。なお、Webストア「Google Play」では、旧モデルを「Nexus 7 (2012)」モデルと表記しているため、恐らく新しいNexus 7は「Nexus 7 (2013)」モデルといった名称になると見られます。
サイズは、大きさが約200.0×114.0×7.62mm、質量が約299g。プラットフォームにAndroid 4.3を採用しています。
ディスプレイは旧Nexus 7と同じ7インチIPS液晶ですが、解像度がフルHDオーバーのWUXGAになり、323ppiと高精細となっています。なお、旧Nexus 7は216ppiで、解像度だけではなく表示色数も1677万7216色表示と30%向上しているということです。
アプリケーションチップセットに1.5GHzクアッドコアCPU「Snapdragon S4 Pro」およびGPU「Adreno 320」を内蔵したQUALCOMM製「APQ8064」を採用。LTEモデルではベースバンドチップセットに同じQUALCOMM製「MDM9615M」を採用し、GSM(850/900/1800/1900MHz)、W-CDMA(850/900/1700/1900/2100MHz)、LTE(800/850/1700/1800/1900/2100/2600MHz)に対応しています。これによって、米国では、Verizon Wireless、AT&T Wireless、T-MobileのLTEサービスを1台で対応できるようになっています。
通信速度は、LTEがUE Category 3対応で下り最大100Mbps、上り最大50Mbps、W-CDMAがHSPA+対応で下り最大42.2Mbps、上り最大5.76Mbpsとなっています。ただし、これらは利用する通信事業者のサービスやエリアなどによっても異なります。
その他、デュアルスピーカー、NFC Type A/BやBluetooth 4.0+LE、2.4および5.xGHzデュアルバンド対応IEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LAN(Wi-Fi)、GPS、3950mAhバッテリーなどとなっています。
記事執筆:S-MAX編集部
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