『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』、オクタヴィア・スペンサーが初のGG受賞
『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』は、女優賞にヴィオラ・デイヴィスが、主題歌賞にはメアリー・J・ブライジの歌う「THE LIVING PROOF」がノミネートされ、3冠を獲得した『アーティスト』に次いで4部門で5ノミネート。助演女優賞には、「カンヌ映画祭2011」でパルムドール（最高賞）を獲得した『ツリー・オブ・ライフ』で演技力と美貌が一躍注目され、オクタヴィア・スペンサー演じる黒人メイドのミニーと友情を育む白人女性シーリアを演じたジェシカ・チャスティンもノミネートされていた。
24日に発表となる「第84回アカデミー賞」でも受賞が期待される『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』。日本では、3月31日（土）よりTOHOシネマズシャンテ他で全国公開となる。
オクタヴィア・スペンサー
圧倒的なキャラクターで笑いと涙を誘うミニー役のオクタヴィア・スペンサーは、テレビ、映画に引っ張りだこの個性派女優。2009年にはエンターテインメント・ウィークリー誌が彼女の持つ笑いの呼吸のセンスを賞賛し、「ハリウッドで最も面白い女優25人」に選出している。サンドラ・ブロックと共演した映画『評決のとき』(95)で女優デビュー。『マルコヴィッチの穴』(99)、『25年目のキス』(99)、『ビッグ・ママス・ハウス』(00)、『スパイダーマン』(02)、『コーチ・カーター』(05)、『路上のソリスト』(09)、『スペル』(09)など多彩な作品で実力を発揮してきた。
テレビではコメディ・セントラルのシリーズ『Halfway Home』(07)にレギュラー出演。「アグリー・ベティ」シリーズにコンスタンス・グラディ役で５つのエピソードに登場するなど、多数の人気シリーズにゲスト出演している。第69回ゴールデン・グローブ賞で、自身初のゴールデン・グローブ助演女優賞を受賞。
『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』
“ヘルプ”とは、お手伝いをする人のことで、かつてのアメリカ南部では黒人メイドたちのことを意味していた。しかし、自由のない時代に様々な苦しみを抱えて生きるメイドたちこそ、声にできない自分たちの叫びを聞いてくれる誰かの“ヘルプ”を必要としていた。彼女たちの“心の声”は、一冊の本「ヘルプ」として出版された。やがて、その本は、アメリカ南部の小さな街に大騒動を巻き起こす。それは、時代を動かす“変化”の始まりだった…。・ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜 - 公式サイト
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