まさに死活問題!ニコンがシグマを提訴した理由
同社は、
「かねてシグマ社による当社特許の侵害行為があり、当社といたしましては交渉による解決を図るべくシグマ社と協議を行ってまいりましたが、残念ながら解決するに至らず、やむを得ず訴訟を提起することといたしました。」と、コメントしている。
ニコンの発表によると、同社は映像事業を始めとするさまざまな分野において長年に渡って研究開発に投資してきた。
その成果の一つとして得られた知的財産権は同社の重要な経営資産であり、また、同社はそれらを活用することによって、ユーザーの要望にお応えする製品・サービスを継続的に提供することができているとしている。
なお、該当特許は、手振れ補正機能を搭載した交換レンズに関するものとしている。
手振れ補正機能とは、手振れによる映像の乱れを軽減させるものだ。原理は機器ごとに異なるうえに、各社独自の技術を所有している。
同機能を搭載しているか否かで、レンズの売れ行きは大きく変わってくる。ニコンにとっては、まさに死活問題というわけだ。
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