生まれ変わった一太郎！TwitterやFlickrとも連携
そのジャストシステムが、新「一太郎」発表予告の通り、新生・日本語ワープロソフト「一太郎2011 創」を、2011年2月10日に発売する。
ハードウェアの進化やインターネット、Webサービスなど、1985年の一太郎発売開始当時とは、取り巻く環境が目まぐるしく変化している。その中で一太郎の役割について考え直した結果が、今回の製品となるのだ。
豊かな日本語と日本語文書が生み出せる「自由な創作環境」が、次の時代に紡いでいきたい一太郎のブランドアイデンティティとしている。そこで、一太郎というブランドを解釈し直し、従来の「使いやすさ」に加え「気持ちよさ」「楽しさ」などの価値を付加することでワンランク上の文書作成環境を提供することとなった。
シンプルな画面で、直感的に操作できるように設計し、編集領域を中央に、両わきに文書作成を効率的に行うのに便利な「ツールパレット」「ジャンプパレット」を設置するなどユーザーインターフェースを一新した。画面上部には、使用頻度の高い「開く」「保存」「印刷」などの基本機能を大きく分かりやすいアイコンにして配置した「ツールバー」、フェーズやモードに合わせて頻繁に使う設定のアイコンを切り替えて提示する「コマンドバー」を用意している。
また、Webサービスなどと連携する仕組みも提供することで新しい時代のニーズにも十分に応える製品とした。
そのために、Webサービスや外部機器を連携させて、文書作成に必要な情報の収集や、情報発信を可能にする、一太郎ソーシャルプラグインシステム「ソプラ」を新搭載した。ツイートの表示や投稿に加え、ツイートを「一太郎」文書に取り込むこともできる「ソプラ Twitterツール」、デジタルメモ「ポメラ」で作成した文書をワンクリックで「一太郎」文書に取り込める「ソプラ ポメラツール」、一太郎を起動しなくても、検索したい語を直接入力して辞書引きができる「ソプラ 辞書引きツール」を同梱した。さらに、ソプラ Flickrツール」を2011年4月、「ソプラ Evernoteツール」を2011年6月に提供する予定だ。
名称も“創”を追加し、生まれ変わったことをアピールしている「一太郎」は、通常版（価格：2万1000円）のほか、音声読み上げソフトや「新ゴ」「リュウミン」といったモリサワフォントなどの日本語文章作成で最高のツールを搭載した「一太郎2011 創 プレミアム」（2万6250円）、使い慣れた環境を持ち運べる「一太郎ポータブル with oreplug」を同梱した最上位版「一太郎2011 創 スーパープレミアム」（3万4650円）を同時に発売する。
最高の日本語入力環境を追い求めるユーザーにとって、一太郎が最適なワープロとなりそうだ。
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