ASUS JAPAN、5G対応フラッグシップスマホ「Zenfone 9」にAndroid 14へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新を提供開始



フラッグシップスマホ「ASUS Zenfone 10」がAndroid 14に!

ASUS JAPANは18日、同社が販売する5G対応フラッグシップスマートフォン(スマホ)「Zenfone 9(型番:AI2202)」(ASUSTeK Computer製)に対して最新プラットフォーム「Android 14」へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新を2024年4月1日(月)15時より順次提供開始するとお知らせしています。

更新はマホ本体のみで無線LAN(Wi-Fi)や携帯電話ネットワーク(5G・4G・3G)によるネットワーク経由(OTA)で行う方法が用意されており、更新ファイルサイズは約1.57GBと大きいため、Wi-Fiでのダウンロードが推奨されています。

更新後のビルド番号は「WW_34.0304.2004.108」で、ビルド番号は「設定」→「システム」→「端末情報」→「ソフトウェア情報」にて確認できます。主な変更点は以下の通りで、Android 14に合わせて独自ユーザーインターフェースも「ZenUI 11」となっています。

Android 14で利用可能となる主な新機能:
(1)ロック画面に表示される時計の色やロック画面の明るさの調整が可能に
 Android 14では、壁紙の設定画面に「時計の色」設定が追加され、ロック画面に表示される時計の色の変更やロック画面の明るさの調整が可能になりました。
(2)地域別の表示設定が可能に
 Android 14では、言語設定とは別に「地域別の表示」設定が新規追加されました。これにより、[設定] -> [システム] -> [言語] -> [地域で一般的な表示形式]から、地域によって異なる温度単位(摂氏または華氏)、さらに週の始まりの曜日の設定が可能になりました。
(3)バッテリー使用量の項目がより詳細に表示されるように変更
Android 14では、前回のフル充電から現在までの時間が表示されるようになりました。また、バッテリー使用量に関して、アプリ別/システム別に表示することが可能になりました。



Zenfone 9はASUSが展開する「Zenfone」ブランドにおける2022年のフラッグシップスマホで、昨年発売された前機種「Zenfone 8」に続いて近年のハイエンドスマホの大型化に対して片手で操作しにくいといった問題からサイズを横幅70mm前後が片手操作できる限界だと再定義し、Qualcommの最新チップセット(SoC)「Snapdragon 8+ Gen 1」を搭載して小型&高性能を継承しています。

画面は左上にパンチホールを配置し、アスペクト比9:20の縦長な約5.9インチFHD+(1080×2400ドット)有機ELとなり、120Hzリフレッシュレートや明るさ1100nits、HDR10+などをサポートし、パンチホール部分にはフロントカメラを内蔵し、顔認証に対応しています。カメラの構成は以下のようになっています。

フロントカメラ
・約1200万画素CMOS(1画素1.22μm、Dual PDAF、Sony製「IMX663」)/広角レンズ(F2.45、35mm換算で27.5mm相当)

リアカメラ
・約5000万画素CMOS(1/1.56型、1画素1.0μm、4-in-1、Sony製「IMX766」)/広角レンズ(F1.9、35mm換算で23.8mm相当、OIS、6軸ジンバル)
・約1200万画素CMOS(1/2.55型、1画素1.4μm、Dual PDAF、Sony製「IMX363」)/超広角マクロレンズ(F2.2、35mm換算で14.4mm相当、画角113°、4cm接写)


また画面は強化ガラス「Corning Gorilla Glass Victus」で覆われ、防水・防塵(IP68)にも対応。さらにZenfone 8では画面内指紋センサーでしたが、Zenfone 9は右側面の電源キー部分に内蔵され、各種操作にも対応。サイズは約146.5×68.1×9.1mm、質量は約169g、本体色はミッドナイトブラックおよびムーンライトホワイト、スターリーブルー、サンセットレッドの4色展開。

主な仕様は4300mAhバッテリーおよび急速充電(30W)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、おサイフケータイ(FeliCa)、NFC、FMラジオ、デュアルステレオスピーカー、USB Type-C端子(USB 3.1)、3.5mmイヤホンマイク端子、加速度センサー、重力センサー、近接センサー、環境光センサー、ジャイロスコープ、電子コンパス、位置情報取得(A-GPSなど)。その他の詳細な製品情報は以下の記事をご覧ください。

・ASUS JAPAN、防水&FeliCa対応で小型・高性能な5G対応フラッグシップスマホ「Zenfone 9」を日本で11月4日に発売!価格は9万9800円から - S-MAX
・防水&FeliCa対応で小型・高性能な5G対応フラッグシップスマホ「ASUS Zenfone 9」を写真や動画で紹介!ジンバル対応カメラも注目【レポート】 - S-MAX
・性能に妥協なし、それでいてカラフル&小型なハイエンドスマホ「ASUS Zenfone 9」を自腹購入!同梱品やプリインアプリなどを紹介【レビュー】 - S-MAX
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5G: n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n20/n28/n38/n77/n78
4G LTE: B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B18/B19/B20/B26/B28/B34/B38/B39/B40/B41/B42
3G W-CDMA: B1/B2/B4/B5/B6/B8/B19
2G GSM: 850/900/1800/1900MHz

発売時にはAndroid 12がプリインストールされており、その後、2023年2月よりAndroid 13が提供されてきましたが、今回、最新のAndroid 14が提供開始されました。更新方法はホーム画面に更新通知メッセージが表示されるので、矢印をタップしてファームウェアのアップデートを実行します。またすぐに実行する場合は「インストール」をタップします。インストールが完了すると、自動で再起動するので再起動後に「設定」→「システム」→「デバイス情報」→「ソフトウェア情報」の部分に記載されている情報が各製品のビルド番号になっていることをご確認ください。

<対象製品と対象型番>
⚪︎Zenfone 9(AI2202)
・ミッドナイトブラック(型番:ZF9-BK16S256)
・ミッドナイトブラック(型番:ZF9-BK8S256)
・ムーンライトホワイト(型番:ZF9-WH8S256)
・ミッドナイトブラック(型番:ZF9-BK8S128)
・ムーンライトホワイト(型番:ZF9-WH8S128)
・スターリーブルー(型番:ZF9-BL8S128)
・サンセットレッド(型番:ZF9-RD8S128)

※ アップデートを行うと元のバージョンに戻すことはできません。
※ アップデート中は電源を落とさないでください。デバイスが起動しなくなる恐れがあります。アップデート中は電源が切れないようにACアダプターを接続して行ってください。
※ アップデートは、デバイスに保存されたデータを残したまま行うことができますが、状態によっては、データの保護ができない場合があります。アップデートを行う際、大切なデータは事前にバックアップを行ってください。
※ FOTAアップデートは順次配信されるため、適用できるタイミングはユーザーによって異なります。
※ 現在お使いのアプリが、Android 14には対応していない場合があります。Android 14へアップデート後のアプリの不具合に関しては、各アプリベンダー様へお問い合わせください。


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ASUS
2022-11-04





記事執筆:memn0ck


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