KDDI、au向け高コスパスマホ「HUAWEI P20 lite HWV32」を発表!ノッチのある縦長5.8インチFHD+液晶やデュアルカメラなどを搭載。6月上旬発売予定



au向けにファーウェイの高コスパスマホ「HUAWEI P20 lite」が登場!

KDDIおよび沖縄セルラー電話は14日、都内にて『「au 2018 夏モデル」に関する説明会』を開催し、アスペクト比9:19の縦長な約5.8インチFHD+(1080×2280ドット)IPS液晶(約432ppi)を搭載したAndroid 8.0(開発コード名:Oreo)採用のミッドレンジスマートフォン(スマホ)「HUAWEI P20 lite(型番:HWV32)」(Huawei Technologies製)を発表しています。

発売時期は2018年6月上旬以降を予定しており、発売に先立ってauショップなどの店頭や公式Webストア「au Online Shop」などにて2018年5月15日(火)10時より事前予約受付が実施される予定です。


HUAWEI P20 lite HWV32はHuawei Technologies(以下、ファーウェイ)のau向けとしては今年1月に発売された「HUAWEI nova 2(型番:HWV31)」に続く“高コスパスマホ”の第2弾で、海外では今年3月に発表された「HUAWEI P20」シリーズの廉価モデル「HUAWEI P20 lite」のau版です。

縦長画面やデュアルカメラ、指紋センサーなどを搭載しつつ低価格で販売されるコストパフォーマンスの高いミッドレンジスマホで、流行りの画面上部中央に切り欠き(いわゆる「ノッチ」)のある縦長画面の“ほぼ全画面デザイン”(画面占有率約80.5%)となって5.0インチから5.8インチに大画面化したほか、新たに顔認証にも対応しています。

指紋センサーは背面に配置され、本体カラーはミッドナイトブラックおよびクラインブルー、サクラピンクの3色展開。サイズは約149×71×7.4mm、質量は約145g。電池パックは3000mAhバッテリー(取外不可)で、充足充電に対応したACアダプターやクリアケース、イヤホンマイクが同梱。



リアカメラは約1600万画素CMOS+F2.0レンズと約200万画素CMOS+F2.2レンズの“ダブルレンズ”となっており、ファーウェイの撮影後にフォーカス(ピンチ位置)を変更できる「ワイドアパーチャー」機能やボケ味のある写真撮影などに対応します。

またフロントカメラは約1600万画素CMOS+F2.0レンズを搭載し、新たに「Light Fusion Technology」に対応して自撮り(セルフィー)でより明るく鮮明な写真が撮影できるとのこと。センサー類は照度センサーや近接センサー、加速度センサー、ジャイロセンサー、電子コンパスなど。


基本スペックはHiSilicon Technologies製チップセット(SoC)「Kirin 659」(オクタコアCPU「2.36GHz Cortex-A53×4+1.7GHz Cortex-A53×4)、GPU「Mali-T830 MP2」)や4GB内蔵メモリー(RAM)、64GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット(最大256GBまで)とHUAWEI nova 2と同じに。

その他の仕様ではIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)およびBluetooth 4.2、位置情報取得(A-GPS・GLONASS・BDS)、USB Type-C端子(OTG対応)、3.5mmイヤホンマイク端子など。サービス面ではau世界サービス(LTE/GSM/UMTS)やauベーシックホーム、バッテリー節電、緊急速報メール、+メッセージなどに対応。

機種P20 litenova 2nova lite 2Mate 10 lite
販路auau・UQSIMフリーSIMフリー
画面5.8型FHD+5.0型FHD5.65型FHD+5.9型FHD+
画面縦横比9:199:169:189:18
ノッチ
大きさ149×71×7.4mm142×69×6.9mm150.1×72.05×7.45mm156.2×75.2×7.5mm
重さ145g143g143g164g
SoCKirin 659Kirin 659Kirin 659Kirin 659
RAM4GB4GB3GB4GB
背面カメラ16MP+2MP12MP+8MP13MP+2MP16MP+2MP
前面カメラ16MP20MP8MP13MP+2MP
電池容量3000mAh2950mAh3000mAh3340mAh
USBType-CType-Cmicro-BType-C
生体認証指紋・顔指紋指紋・顔指紋・顔

携帯電話ネットワークはキャリアアグリゲーション(CA)に対応した下り最大225Mbpsおよび上り最大25Mbpsに対応し、SIMカードはnanoSIMカード(4FF)サイズの「au Nano IC Card 04」。連続通話時間(VoLTE/日本国内仕様時)は約1100分、連続待受時間(4G LTE・WiMAX 2+・TD-LTE方式/日本国内使用時)は約350時間、電池持ち時間は測定中、充電時間はHUAWEI Quick Chargerで約100分、TypeC 共通ACアダプタ 01/02で約130分。

独自ユーザーインターフェース「Emotion UI 8.0」を採用し、スクリーンショット撮影などはこれまでの「ナックルジェスチャー」ではなく3本指によるスワイプに変更されているということです。



記事執筆:memn0ck


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