NTTドコモ、最新の最上位エクスペリアスマホ「Xperia XZ Premium SO-04J」を発表!4K HDRディスプレイやMotion Eyeカメラ、Snapdragon 835、4GB RAMなどを搭載し、6月中旬発売



docomoが5.5インチスマホ「Xperia XZ Premium SO-04J」を発表!

NTTドコモは24日、今夏以降に発売する新モデルや提供開始する新サービスを披露する「2017夏 新サービス・新商品発表会(docomo Collection 2017)」」を開催し、約5.5インチ4K(2160×3840ドット)トリルミナスディスプレイ for mobileや64bit対応オクタコアCPU、4GB内蔵メモリー(RAM)などを搭載したハイスペックなAndroid 7.1(開発コード名:Nougat)採用のスマートフォン(スマホ)「Xperia XZ Premium SO-04J」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)を発表しています。

発売時期は2017年6月中旬を予定しており、本日5月24日(水)11時15分からドコモショップ店頭や公式Webストア「ドコモオンラインショップ」などにて事前予約が開始されています。

2015年冬モデルとして発売された世界初4Kディスプレイ搭載スマホ「Xperia Z5 Premium」(NTTドコモ向けは「Xperia Z5 Premium SO-03H」)の後継機種で、新たに同じ4KディスプレイながらHDR技術を導入したより輝度の高い明るいディスプレイパネルを搭載しています。また同時に発表された「Xperia XZs」と同じく新開発の「Motion Eyeカメラ」を搭載し、スーパースローモーションや先読み撮影に対応しています。

日本ではNTTドコモのみから販売され、NTTドコモ版ではおサイフケータイ(FeliCa)やワンセグ・フルセグにも対応するほか、3.5GHz帯(Band 42)に対応することで2017年8月以降にソフトウェア更新によって国内最速の下り最大788Mbpsに対応します。



画面は約5.5インチ4K UHD(2160×3840ドット)IPS方式TFT液晶「トリルミナスディスプレイ for mobile」を搭載し、ディスプレイを覆うフロントだけでなくリアも強化ガラス「Corning Gorilla Glass 5」で覆われており、防水(IPX5およびIPX8準拠)や防塵(IP6X準拠)にも対応。

外観は素材と質感にこだわり、丸みを帯びたフレームと一体感のあるディスプレイデザインを採用し、手のひらになじむフォルムを追求。鏡面仕上げによって水面のような輝きを生み出す「ルミナスクロム」と深海のように深みのある青みを感じさせる高級感をもった「ディープシーブラック」の2色で展開します。

サイズは約156×77×7.9mm、質量は約191g。なお、海外向けには新色としてピンクも投入されていますが、現時点ではNTTドコモからは販売されない模様。

電池も3230mAhバッテリーを搭載し、スマートスタミナやバッテリーケア、急速充電「QuickCharge 3.0」、Qnovoの「アダプティブチャージング」機能に対応。本体右側面にある電源キーには指紋センサーを内蔵。

画面は広いダイナミックレンジの輝度情報を扱えるため明るさと色域の表現が豊かになり、肉眼で見ているかのような奥行き感や立体感のある映像を再現します。従来通りに「X-Reality for mobie」やダイナミックコントラストエンハンサーにも対応。sRGBカバー率は138%に。

さらにAmazonと協業することにより、Amazon プライム・ビデオにてモバイル向けとして初めて4K HDRコンテンツが配信されることになったとのこと。これにより、スマホとコンテンツが同時に4K HDRに対応することで新しい視聴体験を実現します。

最新のチップセットであるSnapdragon 835を搭載し、LTE UE Category 16によってキャリアアグリゲーション(CA)や4x4 MIMO、256QAMに対応し、新たに制御チャンネルの情報量を減らして伝送路にデータを詰め込むことによって下り最大788Mbpsで利用可能にしたことで、4Kの高画質動画が数秒間でダウンロード可能となるなど、高速で快適な操作を実現。

Snapdragon 835(MSM8998)は64bit対応オクタコアCPU「Kyro 280」(2.45GHz×4コア+1.9GHz×4コア)やGPU「Adreno 540」、通信チップ「X16 LTE」、ISP「Spectra 180」、DSP「Hexagon 682」、セキュリティーパッケージ「Haven Security Suite」を内蔵した統合SoCでQualcomm初の10nmプロセスルールで製造されています。外部接続端子ではUSB Type-Cを採用し、USB 3.1 Gen1に対応してるため、従来比(USB 2.0)最大10倍となる、最大5Gbpsでデータ転送可能。


加えて、世界初の最大960fpsスーパースローモーション機能に対応したリアカメラを搭載。新規開発された「Predictive Capture(先読み撮影)」機能では被写体の動きを検出すると、自動的に最大4フレーム分の画像をバッファリングし、シャッターが押される直前の画像も記録することで、決定的な瞬間を捉えます。

これらは新たに「Motion Eye」カメラシステムに対応した1/2.3型(1画素1.22μm)の有効画素数約1900万画素メモリー積層型CMOSイメージセンサー「Exmor RS for mobile」によるリアカメラを搭載。トリプルセンシング技術や先読みハイブリッドオートフォーカス、ISO12800、4Kムービー撮影、5軸スタビライザー、BIONZ for mobileなどに対応。レンズはF2.0で25mmのGレンズを採用。フロントカメラもF2.0の明るく広角22mmレンズを採用した1/3.06型約1300万画素積層型CMOSセンサー「Exmor RS for mobie」を搭載。

その他の仕様では、4GB内蔵メモリー(RAM)および64GB内蔵ストレジ(UFS)、microSDXCカードスロット(最大256GBまで)、2.4および5.xGHzデュアルバンド対応でIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 5.0、NFC Type A/B、位置情報取得(A-GPS・GLONASS)、ステレオスピーカーなど。

OSはAndroid 7.1(開発コード名:Nougat)を採用し、サービス面ではGoogle CastやDLNA、Miracast、ハイレゾ音源、DSEE HX、LDAC、デジタルノイズキャンセリングClear Audio+、S-Force Front Surround、Stereo Recording、PS4 Remote Playなどに対応。










◯主な仕様
機種名Xperia XZ Premium SO-04J
寸法(高さ×幅×厚さ:mm)約156×77×7.9
質量(g)約191
OSAndroid 7.1
ディスプレイ
(サイズ:インチ、解像度:ドット、方式、発色数)
約5.5インチ
4K 2160×3840
TFT液晶 トリルミナス ディスプレイ for mobile
1677万色
CPU
(チップ名、クロック)
Snapdragon 835 MSM8998
64bit対応オクタコア
(2.45GHz×4+1.9GHz×4)
内蔵メモリー
(ROM/RAM)
64GB/4GB
外部メモリー
(最大対応容量)
microSDXC(256GB)
バッテリー容量3230mAh
接続端子USB Type-C
連続待受時間(静止時[自動])
(LTE/3G/GSM:時間)
約460/約500/約350
連続通話時間
(LTE/3G/GSM:分)
yaku
1140/約1150/約740
充電時間(ACアダプター 04/05:分)確認中
電池持ち時間(時間)※1約105
背面カメラ
(画素数、F値、動画最大撮影サイズ)
約1920万画素メモリー積層型「Motion Eyeカメラ」、F2.0、4K
手ブレ補正(動画/静止画)電子式/電子式
前面カメラ(画素数、F値)約1320万画素裏面照射型、F2.0
防水/防塵○(IPX5、8)/○(IP6X)
ワンセグ/フルセグ○/○※2
HDR動画再生○(4K)
生体認証○(指紋)
PREMIUM 4G
(LTE、受信時最大/送信時最大)
788Mbps※3/50Mbps
LTE対応周波数帯
(3.5GHz/2GHz/1.7GHz/1.5GHz/800MHz/700MHz)
○/○/○/○/○/○
対応方式
(FDD-LTE/TD-LTE)
○/○
VoLTE/VoLTE(HD+)○/○
FOMAハイスピード
(HSDPA/HSUPA)
14Mbps/5.7Mbps
Wi-Fi
(対応規格:IEEE802.11a/b/g/n/ac)
○/○/○/○/○
Bluetooth(対応バージョン)○(5.0)
赤外線
シンプルメニュー
非常用節電機能
UIMカードnanoUIM
Deepsee Black
Luminous Chrome
メーカーソニーモバイルコミュニケーションズ
※1 電池持ち時間とは平均的なスマートフォン利用(インテージの2015年6月調査データを基に算出)した場合の各機種における電池の持ち時間です。2016年夏の新商品以降、より公平でよりわかりやすい電池の持ち時間訴求をめざし、インテージが提供するデータを活用し、KDDIと共同で設定した基準で測定しています。なお、各機種の実使用時間については、 順次ドコモのホームページで公表される予定です。
※2 外付けのアンテナケーブル(同梱)が必要です。
※3 2017年8月以降提供予定で、ソフトウェア更新により対応します。
※4 仕様は発表時点のもので、製品版は変更になる場合があります。



記事執筆:memn0ck


■関連リンク
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・報道発表資料 : 2017年夏 新商品8機種を開発・発売 | お知らせ | NTTドコモ
・世界初4K HDR対応ディスプレイを搭載し、スーパースローモーション映像撮影が可能なスマートフォン『Xperia XZ Premium』など2機種をNTTドコモより発売 | ソニーモバイルコミュニケーションズ
・docomo Xperia XZ Premium SO-04J | 製品 | NTTドコモ
・Xperia XZ Premium SO-04J | ソニーモバイルコミュニケーションズ

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