触ってみると意外に簡単!動画編集ソフト「PowerDirector 13 Ultimate Suite」が使いやすいワケとは?


動画撮影機能を搭載したスマートフォンやデジカメが急速に普及したことによって、静止画だけでなく、動画データを扱う機会も、かなり増えてきた。静止画と違い動画は、撮影したままでは、あまり人に見せられる状態ではない。始まりの部分を作ったり、シーンを切り替えたり、余計な部分をカットしたり、タイトルや音楽を入れたりと、いろいろと手を入れたくなる。

Windowsには、最低限編集が可能なソフトが入っているが、最低限の機能しか搭載されていない。最初は、それだけで満足していたとしても、もっと凝った編集をしたいとなると力不足だ。

そこで市販の動画編集ソフトが必要となるわけだが、どんなソフトを選んでよいか、悩んでいるという人も少なくないだろう。たとえば市販の動画編集ソフトは多機能で様々なことができる反面、初心者には優しくなかったりするからだ。

できるなら多機能かつ初心者でも手軽に扱えるソフトがよいわけだが、果たして、そんな都合のいいソフトなんてあるのだろうか? 

ズバリあります! それが「PowerDirector 13 Ultimate Suite」である。高機能でありながら、動画編集の初心者でも迷わずに使えるようにインターフェイスが工夫されている。

であるならば、実際にどれくらい簡単に扱えるものなのかが気になる人もいるだろう。そこで今回は、レビューメディア「ZIGSOW(ジグソー)」に掲載されたレビュアーによるレビュー記事の中から、cougarさんによる「PowerDirector 13 Ultimate Suite」の体験レポートをお届けしよう。

■図解入りガイド付き!9種類のソフトを用意
cougarさんはこれまで、Windowsに標準で付属していたマイクロソフトの「Windows Live ムービー メーカー」を使用してきたとのことだ。そのソフトでは動画にモザイクを掛けることができず、悩んでいたという。そうした折、ラッキーにも「PowerDirector 13 Ultimate Suite」のレビュアーに抜擢されることになったそうだ。

同ソフトのパッケージを開くと、箱の中からバッグが登場するとのこと。気になる中身は、ディスク2枚、ユーザーガイド、別冊のガイド本アプリの紹介やダウンロードに関する説明書となっている。

「PowerDirector 13 Ultimate Suite」のパッケージの中身

「PowerDirector 13 Ultimate Suite」のパッケージの中身

ユーザーガイドは199ページもあり、インストール手順から動画編集の細部にわたって事細かに書かれているとのこと。しかもわかりやすい図解も入っているとのことで、これなら動画編集の初心者でも理解しやすいだろう。

わかりやすい図解入りのユーザーガイド

わかりやすい図解入りのユーザーガイド

インストールに必要なファイルのダウンロードが完了するまで、かなりの時間がかかるとのこと(インターネット環境で前後する)。それもそのはず、「PowerDirector 13 Ultimate Suite」には、全部で9種類のソフトが同梱されているのだ。

「PowerDirector 13 Ultimate Suite」には、全部で9種類のソフトが同梱されている

「PowerDirector 13 Ultimate Suite」には、全部で9種類のソフトが同梱されている

ファイルのダウンロードやインストールについて詳しく知りたい人は、cougarさんのレビューを参考にすればよいだろう。

・高機能なのに動画編集初級者にも使いやすい! - cougarさん

■必要と思われる機能をすべて網羅
「PowerDirector 13 Ultimate Suite」は、「フル機能エディター」と「イージーエディター」、そして「スライドショーエディター」から構成される。今回、cougarさんは「フル機能エディター」を使って、動画編集に挑戦している。同ソフトは、タイトルやエフェクト、トランザンクション(映像の変わり目に使用するエフェクト)など、必要と思われる機能をすべて網羅している。

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cougarさんによると、目玉機能は「マルチカムオーディオ同期機能」とのこと。本機能を利用すれば、自由に動画を切り替えた PinP (ピクチャーインピクチャー) のマルチカムコラージュが簡単に作成できる。PinPというのは、テレビのバラエティ番組などで、大きな画面の隅のほうに小さな画面を表示されるものだ。

作業としては、撮影した2つの映像を取り込んだのち、タイムラインに配置して両方の映像を選択後、「音声の同期」ボタンをクリックすればよい。レビューメディア「ZIGSOW」では、実際の操作が動画で紹介されているので、興味がある人は参考にするとよいだろう。

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cougarさんいわく、「第一印象では取っ付き難い感じを受けたPowerDirector 13ですが、ユーザーガイドと実践講座を参考にしながら使ってみると、思っていた以上に色々な事が簡単に出来る事が判りました。」とのこと。「AudioDirectorやColorDirectorとの連携がGood!」とのことなので、動画に音楽を入れるときにも不自由しないだろう。

以上のように、「PowerDirector 13 Ultimate Suite」を紹介したが、多機能な動画編集ソフトでありながら、初心者でも簡単に扱える直感的なインターフェイスに加え、ガイドも充実しているということが理解してもらえたかと思う。動画編集の初心者、だけでなく上級者にとっても有用な機能を多数搭載しているので、多くの人たちにおススメできるソフトだと言えるだろう。

また、サイバーリンクの公式サイトには、無料で使えるアプリとライティングソフトがダウンロードできるページがある。

シンプルかつ簡単な操作で、デジタル一眼レフカメラで撮影したような本格的な写真に編集することができる「PhotoDirector App」や、動画を撮り込んでエフェクトやタイトルをつけてフルHD解像度でFacebookやYouTubeに直接公開できる「PowerDirector Mobile」などがラインアップされている。

まずはお試しでソフトを使ってみたい人には重宝するページだろう。ぜひサイバーリンクのソフトを使ってみてほしい。

■ZIGSOW PREMIUM REVIEW「PowerDirector 13 Ultimate Suite」
■CyberLink 無料・無期限で使えるアプリとソフトウェア フリーゾーン

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