Samsung、5.1インチのAndroid 5.0 Lollipopフラッグシップスマホ「Galaxy S6」と両側面湾曲ディスプレイ搭載「Galaxy S6 edge」を発表!グローバルでは4月10日発売、日本ではドコモとauから



サムスン電子がフラッグシップスマホ「Galaxy S6」と「Galaxy S6 edge」を発表!

Samsung Electronics(以下、サムスン電子)は1日(現地時間)、スペイン・バルセロナにて2015年3月2日(月)から3月5日(木)まで開催される世界最大級のモバイル関連展示会「Mobile World Congress 2015(MWC 2015)」に合わせてプレス向けイベント「SAMSUNG Galaxy UNPACKED 2015」を開催し、Android 5.0(開発コード名:Lollipop)を採用した約5.1インチWQHD(1440×2560ドット)Super AMOLED搭載のフラッグシップスマートフォン(スマホ)「Galaxy S6」および左右両側面に湾曲ディスプレイを搭載した派生モデル「Galaxy S6 edge」を発表しています。

両機種ともグローバル市場では2015年4月10日(金)に発売され、日本国内ではNTTドコモおよびau(KDDIおよび沖縄セルラー)から販売される予定。

また、今回の発表に合わせ、同社のAndroidを採用したスマホおよびタブレット「GALAXY」シリーズのロゴを変更し、これまで大文字で"GALAXY"となっていたものが、頭文字以外は小文字となる"Galaxy"となっています。

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新しくなった「Galaxy」ロゴ

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プレゼンテーションにはJK SHIN氏が登壇

Galaxy S6はフラッグシップスマホ「Galaxy S」シリーズの最新モデルで、昨年の同イベントで発表された「Galaxy S5」の後継機種です。

また、Galaxy S6 edgeはGalaxy S6をベースに昨年9月に発表され、日本国内でも発売された「Galaxy Note Edge」で初採用された右側面に湾曲ディスプレイ「エッジスクリーン」を左右の両側面に搭載したモデルで、エッジスクリーン以外の仕様は同じとなっています。

ディスプレイは画素密度577ppiの約5.1インチWQHD(1440×2560ドット)Super AMOLED(有機EL)を搭載し、Galaxy Note Edgeではベースの「Galaxy Note 4」のディスプレイに追加する形でエッジスクリーンが搭載されていましたが、Galaxy S6 edgeではエッジスクリーンの部分を含めてWQHDとなっています。
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Galaxy S6 edge

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上からGalaxy S6の右よび左写真、Galaxy S6 edgeの右および左写真

チップセットはオクタコアCPU(最大2.1GHzクアッドコアCPUと最大1.5GHzクアッドコアCPU)を搭載し、内蔵メモリー(RAM)が3GB(LPDDR4)、内蔵ストレージが32GBおよび64GB、128GBの3モデルが用意されています。

その他の仕様は光学手ブレ補正対応のF1.9レンズ約1600万画素CMOSリアカメラおよびF1.9レンズ約500万画素CMOSフロントカメラ、最大620Mbpsまでの2.4および5.xGHzデュアルバンド対応IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.1、NFC Type A/B、ANT+、microUSB 2.0、IRリモコン、加速度センサー、照度センサー、ジャイロスコープ、近接センサー、電子コンパス、気圧センサー、指紋センサー、磁気センサー、心拍センサー(HRM)など。外部ストレージには非対応。

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暗所での撮影がさらに強化されたカメラ機能!リアおよびフロントともにHDRに対応

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リアカメラモジュール

バッテリー容量はGalaxy S6が2550mAh、Galaxy S6 edgeが2600mAhで、約10分の充電で4時間の利用が可能な急速充電に対応しているほか、QiやPMAに準拠したワイヤレス充電にも対応。なお、背面がガラスパネルになったため、バッテリーは取外不可に。また、LTE UE Category 6に対応しており、通信速度は下り最大300Mbpsおよび上り最大50Mbpsとなっています。

機能面では新たにNFCや磁気を用いたモバイル決済サービス「Samsung Pay」に対応。まずは北米と韓国にてサービスが開始されます。これに合わせ、指紋センサーも強化し、iPhone 5sやiPhone 6などに搭載されている「Touch ID」のように指をなぞらなくてもよくなっています。

さらに、デザインは一新され、メタルフレームとガラス背面となっており、Galaxy S5を継承しつつも、より洗練された質感の高いスタイルとなっています。背面のガラス素材の下には光学フィルムが挟んである、光が乱反射してさまざまな色に見えるようになっているという。なお、背面のガラスはCorning製「Gorilla Glass 4」を採用し、擦り傷や落下などによる衝撃に強くなっています。

カラーバリエーションは両機種ともに4色ですが、基本色のWhite Pearl(ホワイトパール)およびBlack Sapphire(ブラックサファイア)、Gold Platinum(ゴールドプラチナム)の3色に加え、Galaxy S6にはBlue Topaz(ブルートパーズ)、Galaxy S6 edgeにはGreen Emerald(グリーンエメラルド)が追加されます。

サイズおよび質量はGalaxy S6が約143.4×70.5×6.8mmと約138g、Galaxy S6 edgeが約142.1×70.1×7.0mmと約132g。

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Galaxy S6のカラーバリエーション(左からBlack SapphireおよびGold Platinum、White Pearl、Blue Topaz


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Galaxy S6 edgeのカラーバリエーション(左からBlack SapphireおよびGold Platinum、White Pearl、Green Emerald



Galaxy S6およびGalaxy S6 edgeの公式プロモーションムービー


記事執筆:memn0ck


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