LINE、格安IP電話サービス「LINE電話」の電話番号偽装問題で対策を実施!各種確認プロセスを強化し、確認できない場合にはすべて非通知に
LINE電話の電話番号偽装問題で4月中に第1弾の対策を実施! |
LINE Corp.は4日、同社が無料通話・無料メールサービスとして展開する「LINE(ライン)」において先月17日にAndroid版を先行提供開始した一般の固定電話や携帯電話に電話をかけられるIP電話サービス「LINE電話/LINE Call」( http://line.me/ja/call )について電話番号が偽装できる問題に対する施策第1弾を発表しています。
それによると、今月中をめどにLINEのアプリをバージョンアップし、SIM情報やネットワーク接続状況の確認、不正使用検知アルゴリズムによる確認といった確認プロセスを追加適用することで不正利用を防ぐとしています。
LINEではLINE電話を利用した場合に電話番号の偽装ができる問題があるとして、先日仕組みを公式ブログで説明していましたが、第3者による偽装が行われる可能性は少ないとしながらも不可能ではないということで対策を実施することになりました。
同社ではこれらの確認要件のうち、いずれかもしくは複数が確認されない場合、電話番号を利用した再認証を行い、再認証が完了しない場合、当該アカウントからのLINE電話での発信はすべて非通知とするということです。
なお、今後提供を予定している上記を適用した新バージョンを公開以降、現行バージョンでLINE電話を利用する場合には、すべての番号が非通知となるとしています。
番号を通知して利用するには、最新バージョンへのアップデートおよび再度の電話番号などの確認プロセスの実施への協力を案内しています。
記事執筆:memn0ck
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・「LINE電話」における端末・電話番号確認プロセスの強化について : LINE公式ブログ