LINE、国内外の固定・携帯電話番号へ低料金で通話ができるサービス「LINE電話」をAndroid向けに先行提供開始!日本を含む8カ国で利用可能――iPhone向けも近日中に
LINE電話のAndroid版が先行リリース! |
LINE Corp.は17日、同社が無料通話・無料メールサービスとして展開する「LINE(ライン)」において一般の固定電話や携帯電話に電話をかけられるIP電話サービス「LINE電話/LINE Call」( http://line.me/ja/call )をAndroid向けに転校して提供開始したと発表しています。
LINE電話はLINEのAndroid向けアプリの最新バージョン(Ver 4.1)をアプリ配信マーケット「Google Playストア」にて導入することで利用できるようになります。ただし、LINE電話を利用するにはLINEを携帯電話番号認証を使って登録したユーザーのみで、Facebook認証のみでLINEを利用している場合は利用できないのでご注意ください。なお、iPhoneなどのiOS向けも近日中に提供するとしています。
利用できる国・地域は日本や米国をはじめ、世界8カ国(日本・アメリカ・メキシコ・スペイン・タイ・フィリピン・コロンビア・ペルー)。今年2月にサービスが発表されたときに比べ、コロンビアとペルーが追加されています。
利用料は料金を事前にチャージして購入する「コールクレジット」と30日間利用できる「30日プラン」(上限60分)の2プランが用意されており、コールクレジットでの通話料は固定電話宛が3円/分、携帯電話へは14円/分、30日プランでの通話料は固定電話へのみ通話する場合は2円/分、固定電話および携帯電話のそれぞれに通話する場合はいずれも6.5円/分となっています。
LINE電話はLINEを利用しているユーザーであれば、初期設定は不要で利用できる音声通話サービスです。同社では他のサービスと比べてよりクリアで途切れにくい高音質で利用できるとしており、国内はもちろん、世界200以上の国と地域の固定電話や携帯電話の電話番号に発信、低料金で通話ができるIP電話サービスとなります。
LINE電話の提供開始により、LINEユーザー同士での通話は従来の無料通話機能、一般の電話番号への通話は低料金のLINE電話と、今後ユーザーは利用シーンに応じてより便利な通話機能を使い分けることが可能です。
今回、先行してまず、Android版より提供を開始し、LINEアプリを最新バージョン(Android向けバージョン4.1)にアップデートすることで利用が可能になります。
また、世界各国・地域への通話料金については、サービスの提供開始に合わせて同日17日よりサービスサイト( http://line.me/ja/call/price-table )にて確認できるほか、LINE電話にて発信先を入力すると1分あたりの通話料金が自動で表示されます。
LINE電話では、通話料金を大幅に下げられるIP電話の特性と、LINEのグローバルスケールメリットを活かした各地域での大規模な回線確保により、低料金での提供を実現していくとし、世界の複数の回線事業者のプレミアム回線を利用し、OSや機種別の音質チューニングも行なうことで、安定した通話品質の実現に努めているということです。さらに、今後は、通話品質テスト等をクリアした国・地域での公開を順次行っていくとしています。
記事執筆:memn0ck
アプリ名:LINE(ライン) - 無料通話・メールアプリ
価格:無料
カテゴリ: 通信