メーカーギャラリーの枠を超えてRING CUBEも出展！写真アート集結TOKYO PHOTO 2010【新-写真空間】
2回目を迎えた｢TOKYO PHOTO 2010｣では、独自のアート写真企画展の展開を続けてきたリコーフォトギャラリーRING CUBEが、メーカーギャラリーとしては異例の出展を果たして大きな注目を集めた。
｢TOKYO PHOTO 2010｣は、今年で2回目を迎えた国内外のギャラリーが一堂に会する写真作品の展示･販売を行う見本市だ。日本の写真家の作品をはじめ、世界の最高･最先端レベルの作品500点以上が展示されている大きな写真イベントでもある。
リコーフォトギャラリーRING CUBEは、米国ファッションブランドSTUSSYとのコラボレーションモデルであるデジタルカメラ｢GR DIGITAL III×STUSSY｣の発売（2010年2月）を機に、STUSSYと交友のある10名の写真家がGR DIGITAL IIIで撮影したCandid Photo作品約50点が、会場5面にわたり展示された。
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2008年10月21日に開設した、リコーフォトギャラリーRING CUBEの運営責任者である橋本正則氏は、今回の｢TOKYO PHOTO 2010｣出展に際し、"アートとしての写真"について熱い思いを語ってくれた。
日本における"アートとしての写真"の認識は、諸外国に比べて決して高いとはいえない。日本でも多くの人に、写真がアートとして、鑑賞のみならず作品が購入される社会を目指し、独自のアート写真展を企画してきたという。
一般にメーカーギャラリーでは、自社のカメラを使用する写真展の企画が多いが、RING CUBEでは、世界で活躍するアーティストや新進気鋭の若手写真家にスポットをあてるなど、メーカーギャラリーの枠を超えたアート感覚溢れる写真展を企画し続けてきた。
「RING CUBEのオリジナルな企画写真展の活動が評価され、今回TOKYO PHOTO 2010に出展できたことは、大変うれしく思っています。来場していただいたリコーファンや写真ファン、関係者の方にも喜んでいただき、今後もアートとしての写真の世界とビジネスのために活動していきたいです。」と、出展の喜びを語ってくれた。
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｢TOKYO PHOTO 2010｣では、通常1ギャラリー1〜2面での展示となっており、5面を使っての展示は会場でもひときわ大きなスペースとなっている。来場した写真関係者やファンも、リコーのブースの大きさに驚きを隠せない表情を見せていた。
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参加アーティスト
アンジェラ・ボートライト、ケネス・カペッロ、レジー・カサグランデ、ジョシュ・チューズ、アティバ・ジェファーソン、タイロン・ルボン、アリ・マルコポロス、ユアン・プエンテ、ピーター・サザーランド、リップ・ジンガー(敬称略、アルファベット順)
STUSSY(ステューシー)について
2010年、ブランド設立30周年を迎えたカリフォルニア発ブランド｢STUSSY｣。1980年にカリフォルニアでサーフボードシェイパーだった創設者のSHAWN STUSSY(ショーン・ステューシー)が、サーフボードのロゴやグラフィックを用いて、Tシャツを製作しブランドが誕生した。その後、人気はビーチからNY・LA・ロンドン・東京など世界中に広まり、現在はサンフランシスコ・ミラノ等も含めた世界の主要都市を拠点にベーシックでありながらひとひねりあるデザインのハイカジュアルウエアを展開する。メンズ、レディース、キッズラインをはじめ、クオリティの高さに定評のあるGLASSES(サングラス)やライフスタイルをサポートする｢STUSSY LIVIN'｣、シンプルで高品質が人気のスペシャルライン｢STUSSY DELUXE｣など幅広い商品展開が性別、年代を超えて人気を呼んでいる。
東京フォト
アジア最大級！世界中から写真作品が集まる国際アートイベント。
写真は、現代アートで注目されている分野で、海外では、写真作品を所蔵するコレクターが多く存在し、市場も活発化している。その市場の中、日本の写真家が高い評価を受けているところから、中国などアジア諸国からのコレクターの来場も見込んでおり、毎年３月にニューヨークで行われるAIPAD、11月にパリで開催されるPARIS PHOTOと連動した国際的な市場を日本に誕生させることも大きな目的としている。
初めての開催となったTOKYO PHOTO 2009は、アートフェアという枠を超えた、新しいアートイベントとして、国内外で高い評価を受けた。
・STUSSY JAPAN
・東京フォト委員会
■リコーフォトギャラリー｢RING CUBE｣
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