背面が光るおサイフケータイ対応の新スマホ「Nothing Phone (2a)」が日本にて3月28日に発売!一般販売は4月下旬予定。256GBモデルは5万5800円



日本にて5G&FeliCa対応の新スマホ「Nothing Phone (2a)」が3月28日より順次出荷!

Nothing Technologyは28日、同社が展開している「Nothing」ブランドにおける新商品となる第3弾スマートフォン(スマホ)「Nothing Phone (2a)」(型番:A142)を日本市場にて2024年3月28日(木)より順次出荷すると発表しています。まずは先行予約販売分を出荷し、一般販売は2024年4月下旬に発表される予定とのこと。

販売されるモデルは内蔵メモリー(RAM)と内蔵ストレージの違いによって8GB RAM+128GBストレージモデルと12GB RAM+256GBストレージモデルの2モデルがあり、日本での価格(金額はすべて税込)はオープンながら希望小売価格および公式Webサイト( https://nothing.tech )にて先行予約で販売される12GB RAM+256GBストレージモデルは55,800円となっており、8GB RAM+128GBストレージモデルは予約や発売日、価格を後日案内するとしています。

なお、これまでのNothing Phoneシリーズでは「Nothing Phone (1)」および「Nothing Phone (2)」ともに日本で販売され、日本向けの認証(いわゆる「技適」)は取得してましたが、日本向けのおサイフケータイ(FeliCa)には非対応となっていたものの、Nothing Phone (2a)についてはNothing Phoneシリーズとしては初めておサイフケータイ(FeliCa)には対応しています。


Nothing Phone (2a)はこれまでのNothing Phoneシリーズと同様に背面に光る「Glyphインターフェイス」を搭載しており、ハイエンドモデルであるNothing Phone (2)よりも性能を落とすことで価格を抑えており、チップセット(SoC)には専用に開発された第2世代4nmプロセス製造のMediaTek製「Dimensity 7200 Pro 5G」を搭載し、オクタコアCPU(2.8GHz Arm Cortex-A715コア×2+2.0GHz Arm Cortex-A510コア×6)およびArm Mali-G610 MC4 GPUなどを内蔵しています。

またディスプレイは上部中央にパンチホールのある約6.7インチFHD+(1080×2412ドット)低温多結晶酸化物(LTPO)フレキシブルOLED(約394ppi)を搭載し、10bitカラー(10億700万色)表示やHDR10+、SGSローブルーライト、コントラスト比500万:1、明るさ最大1300nits、PWM調光2160Hz、色域DCI-P3 100%、30〜120Hzアダプティブリフレッシュレート、240Hzタッチサンプリングレートに対応し、画面占有率は91.65%に達しているとのこと。


画面はCorning製の強化ガラス「Gorilla Glass 5」で覆われており、パンチホール部分には約3200万画素CMOS(1/2.74型)+広角レンズ(F2.2)のフロントカメラが内蔵され、顔認証に対応しているほか、生体認証としては画面内指紋センサーも搭載しています。リアカメラはNothing Phone (2)と同じく以下のデュアル構成で、新登場 TrueLens写真処理技術によってより繊細に映し出し、AIによるシーン検出のほか、Night ModeやMotion Capture、Portrait Optimiser、Ultra XDR、アクションモードなどに対応しています。

・約5000万画素CMOS(Sony製「IMX890」、1/1.56型、1画素1μm)+広角レンズ(F1.88、焦点距離24mm、OIS、EIS)
・約5000万画素CMOS(Samsung製「JN1」、1/2.76型)+超広角・マクロレンズ(F2.2、画角114°、接写4cm、EIS)

主な仕様は5000mAhバッテリーや急速充電(最大45W)、USB Type-C端子、触覚タッチモーター、環境光センサー、加速度センサー、ジャイロセンサー、近接センサー、センサーコア、電子コンパス、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3、NFC Type A/B、位置情報取得(シングルバンドA-GNSS)、デュアルステレオスピーカー、マイク、生活防水・防塵(IP54準拠)など。なお、ワンセグやmicroSDカードなどの外部ストレージスロットは非対応。サイズは約161.74×76.32×8.55mm、質量は約190g、本体色はブラックとミルクの2色展開。SIMはnanoSIMカード(4FF)が2つのデュアルSIMに対応し、携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下の通り。

5G NR: n1, n3, n5, n7, n8, n20, n28, n38, n40, n41, n66, n77, n78
4G LTE: Band 1, 3, 4, 5, 7, 8, 18, 19, 20, 26, 28, 38, 39, 40, 41, 42, 66
3G W-CDMA: Band I, IV, V, VI, VIII, XIX
2G GSM: 850/900/1800/1900MHz


記事執筆:memn0ck


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