NTTドコモ、小さくなった超縦長画面搭載の最新フラッグシップスマホ「Xperia 5 SO-01M」を発表!11月1日発売で価格は8万7912円の実質5万8608円から



docomoスマホ「Xperia 5 SO-01M」が登場!価格は8万7912円に

NTTドコモは11日、今冬から来春かけて発売・開始する新製品や新サービスを披露する「2019-2020冬春 新サービス・新商品発表会」を都内で開催し、約6.0インチシネマワイドディスプレイを搭載したミッドレンジスマートフォン(スマホ)「Xperia 5 SO-01M」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)を発表しています。

今年9月に発表されたソニーブランドの最新フラッグシップスマホ「Xperia 5」のNTTドコモ版で、今夏に発売された「Xperia 1」と同様にHDR OLED(有機EL)パネルによる映画のスクリーンと同じ縦横比の超縦長なシネマワイドディスプレイを採用し、画面サイズを小型化したことで本体サイズも小さくなり、より手に収まって片手での操作もしやすくなっています。

NTTドコモ版ではすでに先行して発表されているau版と同様に日本市場向けにおサイフケータイ(FeliCa)やワンセグ・フルセグに対応している一方、内蔵ストレージが128GBから64GBに、バッテリー容量も3140mAhから3000mAhに変更されています。なお、本体カラーは「Xperia 1 SO-03L」とは異なって海外版と同じくBlackおよびGrey、Blue、Redの4色展開となっています。

発売時期は2019年11月1日(金)を予定し、発売に先立ってすでに本日10月11日12:00よりドコモショップや量販店などのドコモ取扱店および公式Webストア「ドコモオンラインショップ」などにて事前予約が開始されており、価格(税込)は直営店では本体価格が87,912円です。

また36回払いで購入することで本体価格の最大12回分の分割支払金の支払いが不要になる「スマホおかえしプログラム」の対象となっており、25ヶ月目で適用した場合の実質負担額2,442円/月×24回(総額58,608円)とのこと。なお、ドコモオンラインショップでは2019年10月29日(火)10時より購入手続きが開始され、お届けは発売日より順次となっています。

その他、ドコモオンラインショップ限定でXperia 5 SO-01Mを購入した人のうちで先着2万人にXperiaオリジナルポップソケッツ・クリップをもれなくプレゼントするキャンペーンを実施します。特典は製品に同梱して発送され、なくなり次第終了となるとのこと。


Xperia 5は「Xperia」シリーズの新しいフラッグシップスマホで、ざっくりとXperia 1を小さくしたハイエンドスマホです。外観はXperia 1と同じテイストで、金属フレームと強化ガラス「Gorilla Glass 6」を採用し、防水(IPX5およびIPX8準拠)および防塵(IP6X準拠)もサポートしています。大きさは約158×68×8.2mm、質量は約164g。

主な仕様はチップセット(SoC)はQualcomm製「Snapdragon 855」、内蔵メモリ−(RAM)は6GB、無線LAN(Wi-Fi)はIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5.xGHz)、BluetoohはVersion 5.0、位置情報取得(A-GPS・GLONASS)など。またNFC Type A/Bもサポート。OSはAndroid 9.0(開発コード名:Pie)を搭載。


【Xperia 5とXperia 1の主な仕様の違い】
機種Xperia 5Xperia 1
画面6.1型FHD+
HDR OLED
6.5型4K
HDR OLED
大きさ158×68×8.2mm167×72×8.2mm
重さ164g178g
本体色Black
Grey
Blue
Red
Black
White
Purple
Grey
OSAndroid 9 PieAndroid 9 Pie
SoCS855S855
RAM6GB6GB
内蔵ストレージ64GB64GB
外部ストレージmicroSDXCmicroSDXC
電池容量3000mAh3200mAh

またカメラもXperia 1とほぼ同じで、背面には約1220万画素CMOS(広角レンズ)+約1220万画素CMOS(望遠レンズ)+約1220万画素CMOS(超広角レンズ)のトリプルレンズカメラとなり、光学2倍相当のズームや最大5倍のデジタルズームに対応するほか、デュアルフォトダイオード搭載のイメージセンサーや画像処理エンジン「BIONZ X for mobile」によって画像圧縮前にノイズ低減処理することによって暗所撮影における画質が向上。

センサーとレンズは広角レンズのメインカメラが1画素1.4μm(センサーサイズ1/2.6インチ)の裏面照射積層型イメージセンサー「Exmor RS for mobile」+F1.6レンズ(35mm換算26mm・画角78°)、望遠レンズのカメラが1画素1.0μm(センサーサイズ1/3.4インチ)の裏面照射積層型イメージセンサー+F2.4レンズ(35mm換算52mm・画角45°)、超広角レンズのカメラが1画素1.0μm(センサーサイズ1/3.4インチ)の裏面照射積層型イメージセンサー+F2.4レンズ(35mm換算16mm・画角135°)。


また広角レンズと望遠レンズのカメラは光学手ブレ補正(OIS)と電子手ぶれ補正(EIS)に対応。カメラはさらにRGBC-IRセンサーも搭載しており、高速オートフォーカース(AF)に対応するほか、瞳AFに対応。またCineAltaによる撮影専用アプリ「Cinema Pro」も搭載され、新たに画面の縦横比に合わせた21:9のシネマフォーマットの動画撮影にも対応し、静止画ではRAW撮影にも対応しています。

なお、Xperia 1と比べるとメインカメラのイメージセンサーがメモリー積層型ではなくなり、スローモーション撮影も960fpsではなく120fpsまでとなっています。前面は約800万画素フロントカメラ(1/4インチ、1画素1.12μm、F2.0、画角84°)とのこと。充電は急速充電「PD3」のほか、STAMINAモードやいたわり充電に対応し、ワイヤレス充電には非対応。

本体の右側に音量上下キーおよび指紋センサー、電源キー、カメラ/シャッターキー、左側にmicroSDXCカード/nanoSIMカード(4FF)のスロット、下側にUSB Type-C端子(USB 3.1 Gen1)が配置。携帯電話ネットワークはLTE DL Category 19およびUL Category 13をサポートし、下り最大1Gbpsおよび上り最大112.5Mbpsに対応。SIMカードスロットはnanoSIMカード(4FF)サイズが1つのシングルSIMとなっています。

側面に触ってりして操作できる「サイドセンス」も対応。センサー類は加速度・環境光・気圧・ジャイロ・地磁気(電子コンパス)・ゲーム回転ベクター・地磁気回転ベクター・ホール・近接・磁気・歩数検出・歩数カウンター・モーションを内蔵。Dolby Atmos、ステレオスピーカー、ハイレゾ音源、DSEE HX、PS4 Remote Play、Dynamic Vibration System、Game Enhancerなども引き続き対応しています。



<tr>
【NTTドコモ向け「Xperia 5」の主な仕様】
機種名Xperia 5 SO-01M
サイズ[高さ×幅×厚さ/?]約158×69×8.2mm(最厚部9.1mm)
質量[g](電池含む)約164g
OSAndroid 9 Pie
ディスプレイ[サイズ、解像度(横×縦)、方式]約6.1インチ有機EL
Full HD+(1080×2560ドット)
X for mobile
HDR表示
SoCSnapdragon 855
CPUオクタコアCPU
(2.8GHz×1+2.4GHz×3+1.7GHz×4)
内蔵メモリー(RAM)6GB
内蔵ストレージ64GB
外部ストレージ(最大対応容量)microSDXC(512GB)
リアカメラ[有効画素数/F値]トリプルカメラ[約1220万画素CMOS(F1.6、広角レンズ)+約1220万画素CMOS(F2.4、超広角レンズ)+約1220万画素CMOS(F2.4、望遠レンズ)]
フロントカメラ[有効画素数/F値]シングルカメラ[約800万画素CMOS(F2.0、広角レンズ)]
バッテリー容量3000mAh(内蔵電池)
連続待受時間(静止時)[LTE]約380時間
連続通話時間(LTE)[VoLTE/VoLTE(HD+)/VoLTEビデオコール]約1260分/約1390分/約400分
電池持ち時間約130時間
充電時間約130分
接続端子USB Type-C(USB 3.1 Gen1)
ワイヤレス充電(Qi)
LTE通信速度(受信時/送信時の最大速度)1576Mbps/131.3Mbps
VoLTE/VoLTE(HD+)○/○
WORLD WING[対応ネットワ−ク:LTE/3G/GSM]○/○/○
テザリング同時接続数[Wi-Fi/Bluetooth/USB]10台/1台/4台
Bluetooth○(5.0)
防水・防塵○/○
ワンセグ/フルセグ○/○
おサイフケータイ[FeliCa/NFC(FeliCa搭載)]−/○
生体認証○(指紋)
ハイレゾ
スグ電
SIMカードnanoUIM
本体カラーBlack
Grey
Blue
Red
メーカーソニーモバイルコミュニケーションズ




記事執筆:memn0ck


■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX - Facebookページ
・Xperia 5 関連記事一覧 - S-MAX
・報道発表資料 : 2019-2020年冬春 新商品8機種を開発・発売 | お知らせ | NTTドコモ
・Sony Japan | ニュースリリース | 21:9シネマワイドのコンテンツ体験をハンドフィットサイズに凝縮 『Xperia 5』NTTドコモより発売
・Xperia 5 SO-01M | スマートフォン | 製品 | NTTドコモ
・Xperia 5(エクスペリア ファイブ)| ソニーモバイル公式サイト

共有する

関連記事

【デジカメ調査室】これからの一眼レフは1000万画素がスタンダード

2006年は、一眼レフのブームや低価格化が進んだことにより各メーカーから数々のデジタル一眼レフカメラが発売された。その中でも脚光を浴びたのが、今回紹介するNikon「D80」とPENTAX「K10D」ではないだろうか。「D80」は、低価格の一眼…

【ケータイラボ】3Gハイスピード対応!超薄型ケータイ「709SC」

最近のSoftbank端末は薄型ケータイが多い。鞄に入れずポケットなどに入れて持ち運ぶユーザーとしては、薄くて軽い端末はかなりありがたい。今回発売された「709SC」も12.9mmといちばん薄いというわけではないが、かなり薄い端末である。…

【気になるPC】ワイド液晶搭載の高級モデルTシリーズ「ThinkPad T60p」レビュー

レノボの「ThinkPad T60p」は、ThinkPadシリーズならではの高い剛性と質感を持つ、同シリーズ最高級モデルだ。黒色でスクエアなデザインも同シリーズならではの特徴。レビューしたワイド液晶モデルの価格はメーカー直販サイトで397,950…

【ケータイラボ】「極める」ケータイ登場!ドコモ 703iシリーズ発表会レポート

NTTドコモは20071月16日(火)、都内 代官山ヒルサイドテラスにおいて、携帯電話端末の新モデル「FOMA 703iシリーズ」など10機種を発表した。FOMA 703iシリーズは、スタンダードな機能を持ちつつデザインにも注力した個性的なモデルと…

【ケータイラボ】au初のテレビ電話対応機種「W47T」

持ち歩いてさっと使う携帯電話にテレビ電話なんて必要なのかなぁと最初は思ったものだ。カップルや親子同士などではアリなんかなぁなどと思ったりもしていた。しかし、知り合いの聴覚障害者がテレビ電話機能を利用して手話で会話してい…