ファッション性を重視した美しいメタルフレームのファーウェイ製円形ディスプレイ搭載Android Wearスマートウォッチ「Huawei Watch」を写真と動画でチェック【レビュー】


円形ディスプレイのクラシックデザインのスマートウォッチ「Huawei Watch」が登場!

既報通り、華為技術日本(以下、ファーウェイ・ジャパン)は1日、「新製品発表会」を開催しHuawei Technologies(ファーウェイ)のウェアラブルシリーズにおける初のスマートウォッチ「Huawei Watch」を10月16日(金)より順次発売することを発表した。

Huawei Watchは「時計らしい時計」を目指したということで、アナログ時計のような円形ディスプレイを搭載している。価格(税抜)はオープンながら45,800円から81,800円。取扱店舗はファーウェイ・ジャパン直営Webストア「Vモール」のほか、Amazon.co.jp、ビックカメラ(主要13店舗)、ヨドバシカメラ(主要店舗)、ソフトバンクショップ(主要6店舗)。

今回は、Huawei Watchの特徴と展示会場でのタッチ&トライの様子を紹介していきたいと思う。

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ファーウェイ・ジャパン デバイス・プレジデントの呉波(ゴ・ハ)氏は、日本市場においてSIMフリースマートフォン、タブレットの販売シェア1位となったことをアピールした。日本市場で10年の実績をもち、これまでスマートフォンやタブレットだけではなく、Wi-Fiルーターやデジタルフォトフレームなども手がける同社から、今回新たにスマートウォッチ市場向け製品Huawei Watchを日本でも発売することを発表した。
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7月、8月のSIMフリースマートフォン販売数No.1

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Huawei Watchの発表はモデルが同製品と身につけてランウェイを歩くという演出が行われた

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端末総括本部 プロダクトセンター 商品企画担当部長の平山広道氏は、Huawei Watchのコンセプトは「Fashion Embracing Technology」であると語った。これまでのスマートウォッチ印象を「テクノロジーよりのもので、ギークでガジェット的な特別な人が装着するイメージがあった」と述べ、Huawei Watchは「時計らしい時計、ファーウェイのデザインを集約した製品を開発してきた」とコンセプトについて説明した。
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スマートウォッチ市場の活性化には、「どう使えばいいのか?」「スマートウォッチとはなんだ?」という「スマートウォッチに対する負のスパイラルを払拭するために、Huawei Watchはファッション性を前面に押し出してスマートウォッチのイメージを変えていく」という狙いがあると語り、グローバル市場では既に著名カメラマン、モデルを起用した広告展開や、ファッションショーでのタイアップなどを実施していることを報告した。
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Huawei Watchのデザインは、アナログ時計の主流であるビッグサイズに近い42mm径に、1.4インチ400×400ピクセルのAMOLEDディスプレイを搭載し、「他社よりもレベルの高いものである」と語った。

ディスプレイの占有率は72%で、その中でもディスプレイとメタルのフレームのベゼル(隙間)を0.6mmに収めたことで、白い背景のウォッチフェイスにしてもフレームとの隙間を感じないものとしているとアピールした。

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パネルに関しては、世界で2番目の硬度を誇る物質であるサファイヤクリスタルを採用し、傷に強く透明性が高く、タッチパネル操作に適した電融率の高さがあると述べた。

フレームはステンレススチール316Lを採用し、アレルギーが起きにくいという性質をもち、冷間鍛造でさらに40%硬度を上げていると説明し、サファイヤクリスタルとステンレススチール316Lの外装で傷や衝撃に強いスマートウォッチとなっていることをアピールした。

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このフレームは、スイスのグローバル時計メーカーと共同開発し、130個以上のコンポーネント、160以上の手作業、260以上の製造工程、650時間以上の品質試験を行っており、品質に対する強みを説明した。

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日本市場にはシルバーはブラックレザー、メタルメッシュの2種類、ゴールドはブラウンレザー、ブラックはブラックメタルのベルトという4つのラインナップで展開すると発表した。ベルトは18mm幅なので市販のベルトとの取り替えも可能だ。

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Huawei WatchはWi-Fiを搭載し、Wi-Fi経由でOSのアップデートも可能であると説明した。また、スマートフォンが離れた場所にあってもWi-Fi接続されていれば、「Cloud Sync」によってHuawei Watch単体でも使えるサービスが利用できるようになると語った。

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Huawei WatchはAndroidだけではなく、iOSデバイスにも対応し「iPhoneユーザーの方にも是非試してみて欲しい」とアピールしていた。

バッテリーは300mAhで約1.5日の利用可能、充電時間は75分でフル充電可能で、「仕事の合間でも寝てる間に充電しておけばバッテリー切れの心配はない」と説明した。

Huawei watchの外観を動画で紹介

動画リンク:https://youtu.be/0YehdV5OUs0

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シルバーはステンレスらしい鏡面仕上げが美しくもっとも時計らしい印象を受けた


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ゴールドはグローバル版のメタルベルトでの展示となっていたが、ブラウンのベルトであれば落ち着いた質感に感じられるだろう。フレームのデザインが一番特徴的だ


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ブラックはマットな質感で想像以上にカッコイイ。シンプルながらフレームのデザインもいい


18押しやすい位置に配置したという竜頭型のスイッチは、ホーム画面に戻る操作を兼ねた電源ボタンとなっており回転操作には対応していない。


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付属の充電器は背面にマグネットで固定される


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活動量計色を強く押し出した他社のウェアラブルデバイスとはコンセプトが違うHuawei Watch、化粧箱も高級感があり、ライバルはアップルの「Apple Watch‎」と言ったところだろうか。

側面から見るとケースが厚く見えるので、ダイバーズウォッチのようなスクリューバック風デザインで厚みをカバーするのはどうだろう?

記事執筆:mi2_303


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