ランタスティック、外的要因や夢の情報も活用できるスマホ向け快眠支援アプリ「Runtastic Sleep Better」を11月7日にリリース!AndroidおよびiPhone用が提供され、iOS 8のHealthKitにも対応
睡眠計測アプリ「Runtastic Sleep Better」がリリース! |
Runtastic(ランタスティック)は6日(現地時間)、活動的で健康なライフスタイルに欠かせない快眠をサポートするスマートフォン(スマホ)およびタブレット向けアプリ「Runtastic Sleep Better」を2014年11月7 日(金)にリリースすると発表しています。
対応OSはAndroid 2.3(開発コード名:Gingerbread)以降およびiOS 7.0以降で、iOS 8.0搭載機種では健康支援サービス「HealthKit」にも対応します。
利用料は基本機能は無料で提供され、すべての機能が収録された「フルバージョン」は500円となっています。
これまで同社ではGPSなどによる位置情報をベースに歩数や距離、速度を計測する運動支援アプリや筋力トレーニングをカウントするフィットネスアプリといった「Runtastic」シリーズを提供し、体を楽しく動かすことを目標としたエコシステムの確立に努めてきたとのこと。
今回はこのエコシステムを「睡眠」という新機軸からサポートする最初のアプリとなり、睡眠効率の計測システム開発過程では同社スタッフが専門家や医師の立ち合いにより、数か月に渡って"睡眠ラボ"に寝泊まりを繰り返し、その有効性をテストしたということです。
これにより、Runtastic Sleep Betterではより高度な睡眠の質を計測できるようになっており、他の睡眠アプリと比べて以下のような特長があります。
1)睡眠サイクルから希望時間枠内で起床を促すスマートアラーム
睡眠アプリでは基本機能ではありますが、スマホを枕元に置くだけで睡眠関連データ(時間およびサイクル、効率)を計測し、希望する起床時間枠内のより最適なタイミングでアラームが鳴るため、すっきりと起床することができるようになります。
また、アラーム音は「海辺の日の出」や「雨の日曜日」、「キャンプファイヤー」などの36種類から選択が可能なほか、もちろんスマホなどに保存してある自分の好きな曲を設定できます。
2)睡眠に影響を及ぼす外部要因をチェック
カフェインやアルコールの摂取、エクササイズの有無、ストレスレベル、自宅以外のベッドなどの情報を追加入力することで、各自の睡眠の質にどの要素が影響を与えているのかが確認できるようになります。また、月の満ち欠けに関する情報も加味されるとのこと。
3)夢情報入力オプションで良い夢の割合を表示
睡眠に付属する「夢」にも注目し、「良い夢」および「悪い夢」、「どちらでもない夢」から自分の見た夢を選択します。それぞれの夢の割合を算出するだけでなく、コメントと一緒にログとして保存することで、夢の記録ダイアリーをつけるオプションが提供されています。
4)Apple「iOS 8」のHealthKitにも対応
Apple製「iPhone」などに提供されているiOS 8.xの新機能「HealthKit」にも対応しており、他アプリからのデータと一緒に管理したり、ダッシュボードにて総合データを閲覧することで、より総合的な生活管理が可能になっています。
なお、有料のフルバージョンでロックが解除される機能は以下の通り。カフェインやアルコールなどの外的要因や夢の影響がどの程度あるのかちょっと楽しみなアプリとなっています。
・アラーム音設定:起床時間枠やスヌーズ時間のカスタマイズ(無料版では起床時間枠30分およびスヌーズ時間10分で固定)
・アラーム音:すべてのアラーム音へアクセス(無料版では5種類に限定)、自分の音楽ライブラリからの転用も可能
・統計:週月年単位でのフィルタリング(無料版は総合のみ)
・曜日ごとの睡眠時刻チャート
・広告なし
※修正(2014年11月7日21:55)
記事初出でフルバージョンにするためのロック解除が200円としていましたが、500円に変更されたとのことで修正しています。
記事執筆:memn0ck
アプリ名:Runtastic Sleep Better
価格:無料
カテゴリ: 健康&フィットネス