Appleの新しい9.7インチタブレット「iPad Air 2」の外観やソフトウェアをじっくり写真でチェック!どれだけ薄くなった?【レビュー】
「iPad Air 2」の薄さや映り込みを検証してみました! |
各量販店などにて2014年10月22日(水)より発売されたAppleの新タブレット「iPad Air 2」を購入してきました。購入したのはWi-Fiモデルで、すでに「新発売のApple製9.7インチタブレット「iPad Air 2」をさっそく購入!まずは開封してみました【レビュー】 - S-MAX」にて開封レポートを紹介しました。
今回は続けて、iPad Air 2の本体の外観および搭載されているソフトウェア、簡単なベンチマークなどについてレビューを行いたいと思います!約6.1mmと薄くなり、なおかつタブレット史上もっとも映り込みの少ないと触れ込まれたディスプレイはどのようなものなのでしょうか。ではさっそく写真でじっくりと紹介したいと思います。
まずは本体を保護していたフィルムを剥がします。現れたのはゴールドの筐体ですね!
さすがに9.7インチのiPad Air 2は片手で持つのも苦労します。
サイドキー部分です。今回のiPad Air 2には画面の回転をロックするスライドスイッチがなくなりました。
前機種「iPad Air(上)とiPad Air 2(下)の比較してみますと、このようにスライドスイッチがなくなった分、ボリュームスイッチが上方向に移動していることがわかります。
カメラ部は「iPhone 6」や「iPhone 6 Plus」とは違って出っぱてはません。
また、iPad Airでは500万画素リアカメラでしたが、iPad Air 2では800万画素リアカメラに高画素化されており、スローモーション撮影(120fpsのみ)も対応しました。
一方、iPhone 6より搭載された動画の60fps撮影やスローモーション撮影(240fps)をサポートしていないことを考えると、カメラは「iPhone 5s」と同等ではないかと思われます。
ちなみに、カメラの横にあるのはサブマイクではないかと思われます。
(上=iPad Air 2、下=iPad Air)
実際に「カメラ」を起動してみると、スローモーション(写真内では文字表示の関係上「スローモー」になっています)が利用できることがわかります。
iPad Air(上)とiPad Air 2(下)の本体底面です。中心部にLightningケーブル差し込み口がありますが、それは両モデルとも違いはありません。しかしながら、スピーカー部の穴はデザインが変更されています。iPad Air 2よりスピーカーの穴が大きくなり、2列だった穴は1列になっています。
iPad Air(上)とiPad Air 2(下)の本体上部のイヤホンジャック部です。これは両モデルで見た目の違いはないようです。なお、iPad Air 2のエッジ部も前モデルと同じダイヤモンド加工されています。
この加工は、iPhone 5やiPhone 5s、iPad miniシリーズ、iPad Airシリーズに採用されています。
iPad Air(上)とiPad Air 2(下)の本体上部の電源スイッチ部です。これは差がありません。また、iPhone 6以降のiPhoneでは電源スイッチが横に移動しましたが、iPad Air 2ではそのままとなります。
iPad Air(右)とiPad Air 2(左)の厚みを比べてみましょう。iPad Airは7.5mm、iPad Air 2は6.1mmで、おおよそ1.4mmの差があります。単体ではわかりにくいのですが、こうして並べてみると違いは一目瞭然ですね。エッジのダイヤモンド加工分ぐらい薄くなっていることがわかります。
今回、iPad Air 2と同時に発表された「iPad mini 3」に搭載されることとなったホームキーに内蔵された指紋認証システム「Touch ID」です。
続いてディスプレイの映り込みを比較してみましょう。
iPad Air(右)とiPad Air 2(左)を比較してみると、iPad Airでは白く映り込んでしまっている天井の蛍光灯がiPad Air 2では薄くなっていることがわかります。
しかしながら、これでは角度の違いで映り込みが弱くなった可能性もありますので、別の角度で何枚か撮影してみました。
今度のiPad Air(右)とiPad Air 2(左)の比較ではいかがでしょうか。どの角度から撮影しても天井の蛍光灯はiPad Air 2のほうが薄くなっていることがわかります。
これは今回新たに搭載された反射防止コーティングのおかげで、AppleによるとiPad Air 2はタブレットのディスプレイとして世界で最も低い反射率を実現とのことです。
続いて初期状態のソフトウェアについて確認していきましょう。まずはiPad Air 2に入っているアプリです。
おおよそ1ページ半にわたって各アプリはプリインストールされた状態で出荷されています。ビジネスソフトの「Keynote」(プレゼンテーション)や「Pages」(文書作成)などもすでに入っている状態になっています。
今回購入したのはWi-Fiモデルの64GB版です。素に近い(購入したばかりの)状態では、52GB程度使えそうですね(写真が123枚あるのはiCloudで一部同期されてしまったためです)。
最後に軽くベンチマークを計測してみました。まずは、3D描画に特化したベンチマークアプリ「3DMark」で計測してみました。
iPad Air(右)とiPad Air 2(左)の比較で、iPad Air 2が20779点のスコアなのに対して、iPad Airは15580点となっています。おおよそ1.3倍の3D描画性能差がありそうですね。
続いて、違うベンチマークアプリ「Geekbench 3」でCPUとRAMを調べてみます。
iPad Air 2(上)とiPhone 6 Plus(下)ではどちらも最新のiOSモデルですが差があるのがわかります。
◯iPad Air 2
CPU 1.5GHz
RAM 1.94GB
◯iPhone 6 Plus
CPU 1.4GHz
RAM 976MB
となっています。つまり、iPad Air 2は現状iOS搭載機器では唯一の内蔵メモリー(RAM)が2GBモデルということなので、負荷の高い処理でも動作が期待できるかもしれません。
最も高性能なのに、薄く、軽くなったiPad Air 2は名機となる要素が十分ですね。
記事執筆:ホセ
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