脅威の超狭額縁4.5インチフルHD液晶搭載!ベストサイズなハイスペックスマートフォン「AQUOS PHONE Xx mini 303SH」を写真でチェック【レポート】
片手にジャストフィット!小さ過ぎず大き過ぎない! |
既報通り、ソフトバンクモバイルは9月30日、2013年冬から2014年春に発売予定の新商品および提供予定の新サービスを披露する「新商品・新サービス発表会」を開催し、4.5インチでフルHD(1080×1920ドット)表示を実現した液晶を搭載したシャープ製スマートフォン「AQUOS PHONE Xx mini 303SH」(以下、303SH)を発表しました。
303SHは、TD-LTE(AXGP)方式の「SoftBank 4G」とFDD-LTE方式の「SoftBank 4G LTE」に対応する「Hybrid 4G LTE」対応機種となっており、従来よりもより広いエリアで快適な通信環境を得られるとしています。
発表会では実機展示が行われず、モックでの展示に留まっていましたので、今回は、その外観とデザインについて写真でチェックしたいと思います。
303SHの最大の特徴は、左右と上部の3辺を狭額縁化した液晶ディスプレイにあります。上位機種で同時に発表された「AQUOS PHONE Xx 302SH」と同様のディスプレイレイアウトとなっており、端末前面のほとんどを液晶ディスプレイが占めている独特のデザインとなっています。
前面下部には音量調整キーがタッチパネルで配置されているほか、インカメラも搭載。上部を狭額縁化したため、インカメラが下部に配置されるという特殊なレイアウトになっています。
液晶画面やタッチパネルキーのレイアウトが面白い
実機ではディスプレイに4.5インチのフルHD対応IGZO液晶が搭載される予定となっており、フルHD表示対応ディスプレイ搭載機種としては世界最小となります。4.5インチでの本来の意味での解像度は実に487ppiにも達し、一般的な写真集やグラビア印刷などの解像度をさらに超える「超写真画質」と言えます。
その液晶ディスプレイを横幅63mmの筐体に収めていることは驚異的でもあり、手に持った時の感触は絶妙の一言。5インチ液晶モデルでは大き過ぎ、4インチ液晶モデルでは若干小さいと感じる人には、まさにベストサイズと呼べる筐体サイズと液晶サイズに仕上がっています。
コンパクトで持ちやすく、しかも画面は広くて見やすい!
その他、背面や側面には最低限のキーや機能のみが配置。物理キーは電源キーのみとなり、非常にシンプルな外観に。microSDスロットやSIMスロットなどには防水カバーが付いていますが、イヤホンジャックやmicroUSB端子などはキャップレス防水となっています。
背面。カメラとスピーカーなどがある
底面。microUSB端子とマイク、ストラップホールがある
上面。イヤホンジャックとmicroSDおよびSIMスロットがある
左側面。下部端にストラップホールがある
右側面。上部端に電源キーのみがある
性能面ではCPUに2.2GHz駆動のクアッドコア「Snapdragon 800 MSM8974」を採用し、16GBの内部ストレージ、2GB RAM、F1.9の明るいレンズを採用した1310万画素のカメラなど、十分過ぎるほどのハイスペック。ハイエンド端末が大きくて扱いづらいという印象を一気に払拭するほどのインパクトがあります。
重量は未定ですが、実機と同じ重さに合わせたというモックを持った印象としては若干重みを感じました。他の大柄なハイエンド端末よりは軽いですが、性能を凝縮したという雰囲気があります。
使い心地や持ちやすさは端末の横幅だけに終わらず、背面デザインにも。僅かに傾斜をつけた周辺部のおかげで持った時のフィット感がよく、実際の9.8mmという薄さよりもさらに薄い印象を持ちました。塗装に関してもツルツルとしたクリア塗装ではないために指紋などが目立ちづらく、使いやすい印象。細部まで丁寧な作りです。
発売は来年2月下旬以降となっており、これから仕様が変更される可能性も十分にありますが、現時点での筐体デザインやその感触は非常にレベルの高いものだと感じました。ハイスペックな機種は欲しいけど大きな機種はちょっと……と感じている人には、ぜひとも一度は触ってみて欲しい機種です。
◯主な対応サービス・機能(予定)