タブレットの常識を覆す超軽量249gを実現!Xi、ワンセグにも対応した「MEDIAS TAB UL N-08D」を写真と動画でチェック【レポート】
スマートフォンが大きくなった!そんな印象のN-08Dは買いだ! |
既報の通り、28日にNTTドコモが発表した「2012年秋モデル」の2機種のタブレット端末のうち、NEC製の「MEDIAS TAB UL N-08D」(以下、N-08D)が、東京有楽町をはじめとする全国のスマートフォンラウンジで先行展示されています。
N-08Dは、7インチディスプレイを搭載するタブレット端末で1.5GHz デュアルコアCPU(MSM8960)を搭載、Android 4.0(開発コード名:IceCream Sandwich;ICS )、16GBのストレージ、1GBのRAM、3100mAhのバッテリなど搭載しており、最大の特長は重量が約249gという超軽量ボディという点。厚みも最薄部が約7.9mmと片手で扱えるサイズ感だ。
外観デザインも「MEDIAS ES N-05D」や「MEDIAS X N-07D」を髣髴とさせる角を丸くしたデザインとなっており、スマートフォンのMEDIASがそのまま大きくなったような印象を受ける。
今回は、開発機である展示機を写真と動画で紹介する。
本体正面(左)と本体背面(右)
本体を縦状態に見たときの左側面(上)と右側面(下)
本体を縦状態に見たときの上部側面(上)と下部側面(下)
本体サイズは、高さ約199mm×幅約114mm×厚さ約7.9mm(最厚部 約 9.9mm)、ディスプレイは約7.0インチのWXGA(横800ドット×縦1280ドット)TFT液晶、バッテリ容量は3100mAhとなる。また、本体カラーは「Sillky White」の1色展開。
本体の左側面はSIMカードスロット、卓上ホルダー(充電台)の接点、ストラップホール、右側面にmicroSDカードスロットとmicroUSB端子を備える。
本体上部側面には、3.5mmイヤホンジャック、電源(スリープ)ボタン、上下キー(音量ボタン)を備え、本体下部側面には端子類などは搭載されていない。
背面のメインカメラ
本体背面に搭載されているメインカメラは、有効画素数約810万画素のCMOSカメラを、本体正面上部に搭載されているインカメラは有効画素数約200万画素のCMOSカメラを搭載している。
SMT-i9100(左)とN-08D(右)
SMT-i9100との厚さ比較
2011年3月に発売されたKDDIおよび沖縄セルラー向けの7インチタブレット端末「SMT-i9100」(サムスン電子製)とサイズを比較してみた。SMT-i9100は7インチタブレットとしては割りと初期に発売されたもので、重量も約480gと持った際にはインパクトのあるズッシリ感が特長的でもある。
正面から見た際はどちらもそれほどサイズの差は感じられないものの、重ねて厚みを比べるとそのサイズの違いが一目瞭然だ。カタログスペック上の重量も約半分のN-08Dは軽いと感じることはあっても、重いと感じることはほぼないと言ってよいだろう。
GALAXY Note SC-05D(左)、N-08D(中央)、Optimus Vu L-06D(右)
ドコモ向け端末とも比較してみた。サムスン電子製の5.3インチディスプレイ搭載の「GALAXY Note SC-05D」(以下、SC-05D)とLGエレクトロニクス製の5.0インチディスプレイ搭載の「Optimus Vu L-06D」(以下、L-06D)と並べてみた。
画面サイズが違うので正面から見たイメージは全く異なるが、SC-05Dは厚さが約9.7mm(最厚部約 9.9mm)、重量が約184g、L-06Dは厚さが約 9.4mm、重量が約178gとなっており、N-08Dの厚みや重量感はむしろ5インチクラスのスマートフォンに近い。
テンキー風の日本語入力が可能。フリック入力にも対応している
ディスプレイ表示を横にするとテンキー風キーボードが左右に分かれる
設定内のストレージ表示。ROMは16GBを搭載、展示機の空き容量は12.16GB
Androidのバージョンは4.0.4
スマートフォンにもタブレットにも対応したプラットフォームAndroid 4.0を搭載しているが、設定画面などはタブレット表示の2カラム表示になっている。基本的な操作自体はAndroid 4.0搭載スマートフォンと同等なので、例えAndroid 4.0のスマートフォンを持っていたとしても、操作がほとんど変わらないN-08Dをネット、動画、ワンセグ視聴などビューワーとして2台目に持つ価値は非常に高いと言えるだろう。
なお、N-08Dは防水性能、おサイフケータイ、赤外線通信機能、NOTTV、おくだけ充電、iコンシェルには対応していない。
全体的な動作も軽快で、ホーム画面、アプリ一覧、ウィジェット、ショートカット設置、ブラウザ、文字入力(縦横キーボード)などの基本操作を試したので動画で紹介する。動画でも確認できるが、ブラウザのタブは最大15個まで展開することができる。
S-MAX:ドコモの2012年秋モデルタブレット「MEDIAS TAB UL N-08D」を試す!
28日に発表されたサムスン電子製のタブレット端末「GALAXY Tab 7.7 Plus SC-01E」に比べ、若干画面サイズが小さかったり、バッテリ容量が少なかったりもするが、スマートフォンに比べれば大容量バッテリとなっているので、スマートフォン+タブレットのように2台目端末として用途を分けて使いたい場合は特におすすめできるタブレット端末だ。
※本記事で試用した端末は、開発機のため製品版と異なる場合がありますのでご了承ください。
■主な仕様
寸法 | 高さ 約 199mm×幅 約 114mm×厚さ 約 7.9mm(最厚部 約 9.9mm) |
質量 | 約 249g |
3G連続待受時間(静止時[自動]) | 約 900時間 |
LTE連続待受時間(静止時[自動]) | 約 570時間 |
GSM連続待受時間(静止時[自動]) | 約 650時間 |
連続通話時間(3G/GSM) | 約 690分/約 760分 |
メインディスプレイ(サイズ/ドット数・通称/種類) | 約 7.0インチ/横 800ドット×縦 1280ドット・WXGA/TFT液晶 |
サブディスプレイ(サイズ/ドット数/種類) | ー |
外部メモリー(最大対応容量) | microSD(2GB) microSDHC(32GB) |
外側カメラ機能(有効画素数/記録画素数) | CMOSカメラ(約 810万/約 800万) |
内側カメラ機能(有効画素数/記録画素数) | CMOSカメラ(約 200万/約 190万) |
バッテリー容量 | 3100mAh |
CPU(チップ名/クロック) | MSM8960/1.5GHz デュアルコア |
OS | Android 4.0 |
ドコモminiUIMカード | ◯ |
記事執筆:2106bpm(つとむびーぴーえむ)
■関連リンク
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