“Seventeen”モデル・岡本あずさ「キャバ嬢の仕事って素敵」


 4月21日(土)より渋谷ユーロスペースにて公開となる、映画『センチメンタルヤスコ』。17日には同作の完成披露試写が行われ、主演の岡本あずさや共演の高木万平の他、『ベロニカは死ぬことにした』(2006年公開)を手掛けたことで注目を集めた堀江慶監督、主題歌を担当したMay J.が登壇した。

 『Seventeen』のモデルとして活躍し、本作で心に闇を抱え自殺願望の強い主人公ヤスコを演じた岡本は「初めての単独主演映画で、お話を頂いた時は本当に驚きました。キャバクラ嬢の役ですがキャバクラに行ったこともないし、7人の男の人に愛されるなんてことないので、どう演じたらいいのか分からなかったです。でも、撮影前に勉強で監督やスタッフの方とキャバクラに行ったのが、すごく勉強になりました。男性スタッフが本当に嬉しそうで、人を喜ばせられるキャバ嬢の仕事って素敵だなっと思いました。」とコメント。

 ヤスコを巡る7人の男の一人を演じた高木は「キャバクラのボーイの役だったのですが、僕もキャバクラに行ったことがなくて、一緒にキャバクラに勉強に行ったんです。勉強に行ったハズが、すごく酔ってしまって…、全然覚えてないんです(笑)。でも、しっかり仕草など勉強しました。あと、現場で皆は僕のことを万平って分かっていながら、冗談で『心平』って呼ぶんですよ!! 『万平です!』って言いながら切なくなりました…。」と述べた。

 May J.は「ヤスコは自分に自信が持てなくて、誰も愛せないでいる子なんです。でも、人は一人じゃ生きていけないから愛を求めるわけですが、誰かに愛されたいなら、まずは自分を愛してと思って、ポジティブな思いを込めて作りました。2月に行った本作のPRイベントで、主演の岡本あずささんに初めて会った時、なんて美しい子なんだろうと思いました。19歳には見えないほど落ち着いていて、本当に素敵ですよね。」とコメント。May J.が主題歌のサビ部分を熱唱すると、岡本は「感動して泣きそうでした!」と述べ、高木は「スゴイ! こんなに近くで聴けて感動です。ほんと鳥肌ものです!」と喜んでいた。

 堀江監督は「久しぶりに作ったオリジナルの作品で、一人でも多くの人に観て欲しい作品です。舞台とはエンディングが違うので、新しい『センチメンタルヤスコ』を楽しんで頂けると思います。人には、必ず一人は愛する人がいると思います。大切な人への愛を感じてもらえる作品です。ぜひご覧ください!」と締めくくった。

センチメンタルヤスコ - 作品情報

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