アントニオ・バンデラスが「スマイルを届ける」と日本にメッセージ


 「本当に興奮しているよ!僕たちは、ほぼ2年半かけてこの作品に取り組んできたんだ。」アントニオ・バンデラスが力強く語る。

 23日、ロサンゼルス・ウエストウッドのリージェンシー・ヴィレッジ・シアターにて、世界興行収入がギネス記録となり、昨年シリーズの完結を迎えた『シュレック』シリーズのスピンオフ映画『長ぐつをはいたネコ』のプレミアイベントが行われた。

 本作は、長ぐつをはいたネコのプスがシュレックと出会うずっと前の物語。幼なじみハンプティ・ダンプティとフワフワの肉球が武器のメスネコキティと共に、ネコ史上最大のアドベンチャーを繰り広げる姿を描いた3Dアニメーションである。

 各国から100人以上の報道陣が集まる中で行われたロサンゼルス・プレミアには、長ぐつをはいたネコ役のアントニオ・バンデラス、ヒロインネコのキティ役サルマ・ハエック、幼なじみの卵のハンプティ・ダンプティ役で、日本では『ハングオーバー』シリーズなどでおなじみのザック・ガリフィアナキスらメインキャストが登場。レッドカーペットの周りには招待された400名以上の子供たちが集まり、お気に入りのスターが登場すると大興奮で大声を張り上げていた。

 バンデラスは、作品について「子供たちだけでなく、大人にも楽しんでもらえる作品だよ。だって人を笑わせる為に真面目に考えたんだからね(笑)」と魅力を語った。一方、ハエックは「こんなプロジェクトに参加できてとても感謝しているわ。4歳の娘は犬が好きだから(ネコを演じることについて)少し残念がっていたけど(笑)。プレミアにも(犬を)連れてきたいって言ったの。私は“NO”と言ったわ(笑)」と愛娘についての面白エピソードも語り会場を沸かせた。

 また、作品についてのコメントの他に、日本への熱いメッセージも、もらうことができた。

アントニオ・バンデラス(長ぐつをはいたネコ“プス”役)
ぼくはプス役をやった「シュレック2」で日本に行きました。東京は本当に楽しかったよ。日本の皆さんも『長ぐつをはいたネコ』を楽しんでください。今は大変な時代ですが、この作品は世界の人々にスマイルを届けるための作品です。

サルマ・ハエック(キティ役)
ハロー、ジャパン!私が演じたキティは素晴らしい女性のキャラクターです。

ザック・ガリフィアナキス(ハンプティ・ダンプティ役)
日本の観客のみなさん、『長ぐつをはいたネコ』はとてもいいファミリー映画ですから是非観てください!

 ロサンゼルスが熱くなったプレミアイベント。日本公開の際には、ぜひとも来日して“スマイル”を直接届けて欲しい。

 映画『長ぐつをはいたネコ』は、2012年3月春休み 全国3Dロードショー(一部劇場をのぞく)。

【MOVIE ENTER おすすめ記事】
美女たちがドレスの競演をした東京国際映画祭!スケスケのシースルー衣装を着たセクシー女優も
加藤夏希「友達同士もいいけど、できれば恋人同士で観て欲しい」
AKB48篠田麻里子のコスプレ写真を公開!ナースにビールガールなど七変化
日本3Dメガネドレッサー賞で仰天発言「3Dメガネで安めぐみの体を見たい」

共有する

関連記事

【世界のモバイル】モバイルブロードバンド天国へ!海外で進む高速サービスにみる日本との格差

日本の携帯電話は世界でも最も進んだサービスを提供しているといわれている。ところが海外に目を向けてみれば、日本にはない便利なサービスが多く存在している。特に2006年から各国で開始されている「モバイルブロードバンド」は日本に…

【世界のモバイル】SIMロック販売の真実 - こんなに違う海外と日本の実情

最近、日本ではSIMロックやインセンティブ販売についての議論を多く見られるようになった。総務省が「モバイルビジネス研究会」でSIMロック制限について検討をはじめるなど、携帯電話の販売方法についてユーザーに選択肢を与えようとい…

【気になるPC】君はいくつ知っているか?なつかしの名機に出会える「日本電気レトロ博物館」

今日では、パソコンは日常生活の一部となり、主婦や子供にも使われるほど身近な道具となっている。そんなパソコンも黎明期は、マニアやマイコン少年のあこがれのアイテムであった。そんなパソコン(マイコン)黎明期から活躍した名機に…

【世界のモバイル】″ブランド力″で海外に勝てない日本端末

携帯電話シェア世界第3位。堂々たる大メーカーにまで上り詰めたSamsung。日本でもソフトバンク向けに特徴ある端末を多数リリースしており、存在感あるメーカーになりつつある。先日開催された国際情報通信技術関連見本市「CeBIT 2007」…

【世界のモバイル】海外の市場の強さは″中古ケータイ市場″! 日本は、もう追いつけないのか?

海外と日本の間には、決定的に大きな違い「中古端末市場」がある。海外では携帯電話の中古売買は、あたりまえのものであり、特にアジア圏では街中至るところで"中古携帯"の販売を見ることができる。日本からみれば使い古し端末の売買と…