デュアルコア以外なら！？WiMAX＋防水＋おサイフなどに対応したau向けAndroidスマートフォン「DIGNO ISW11K」を写真でチェック【レポート】

2011/09/28 08:55

a京セラのスマホは“DIGNO”ブランドに！

既報通り、KDDIおよび沖縄セルラーは、26日、2011年秋から冬にかけて発売する予定の新モデル「2011年秋冬モデル」の発表会を行い、Android 2.3.5（開発コード名：Gingerbread）を搭載した京セラ製スマートフォン「DIGNO ISW11K」を発表しました。

今回は、このモバイルWiMAXや防水、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線、緊急地震速報といったデュアルコアCPU以外の主要機能にすべて対応しているスーパースリムスマートフォンDIGNO ISW11Kについて、発表会の展示会場において撮影した写真および動画によるレポートを行いたいと思います。

DIGNO ISW11Kは、京セラの国内向けとしてはじめてのAndroidスマートフォンで、デュアルコアCPU以外の主要機能は対応しており、モバイルWiMAXやテザリング機能、防水機能（IPX5/IPX7）、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線機能、緊急地震速報に対応しています。

ブランド名となった「DIGNO（ディグノ）」は、ポルトガル語で「価値のある」「優れている」といった意味とのことで、メインターゲットが20〜40代の男性、サブターゲットが20〜30代の女性とエンターテイメントやコミュニケーションを重視したユーザー層ということです。

CPUは、シングルコアのQUALCOMM製Snapdragon 1.4GHz MSM8655となっています。モバイルWiMAXによって、UQ WiMAXのモバイルWiMAXエリアでもデータ通信が利用可能で、モバイルWiMAXおよびCDMA 1X EV-DO Rev.Aの両方式での無線LAN（Wi-Fi）経由によるテザリング機能に対応しています。

ディスプレイには、約4.0インチのWVGA（480×800ドット）マルチタッチ対応静電容量式タッチパネル有機EL「ルミナスディスプレー」（約1677万色表示）で、ディスプレイを覆う部分に強化ガラスを採用しています。

ディスプレイの下には、左からメニューキー、ホームキー、バックキーの3つの物理キーが配置されています。ディスプレイの上には、有効32万画素CMOSのインカメラも搭載されていて、自分撮りなどに利用可能です。

ボディーカラーは、グラファイトブラック/オリーブグリーン/ブロッサムピンクの3色が用意されています。サイズは、大きさが約65×128×8.7mm（最厚部約11.1mm）、質量が約130gとなっています。

発売時期が少し遅く、2011年12月上旬以降で、価格は、オープンながら新規契約時の店頭予想価格が毎月割適用時に3万円台となるということです。

裏面には、有効808万画素CMOSカメラやカメラ用LEDライト、赤外線端子、おサイフケータイ用Felicaアンテナ、モノラルスピーカーなどが配置されています。

防水応なので、バッテリーカバーには、パッキンが付いています。バッテリーは、3.7V／1220mAhのリチウムイオン電池パックが採用されています。連続待受時間が約250時間、続通話時間が約420分となっています。また、ワンセグ連続視聴時間は、約5時間10分となっています。

左側面には、microUSB端子が配置、右側面には、電源キーや音量上下キー、ワンセグ用ロッドアンテナが配置されいます。無線LAN（802.11b/g/g）、Bluetooth 2.1＋EDR、GPS、照度センサー、モーションセンサー（加速度センサー＋地磁気センサー／6軸）、グローバルパスポート CDMA/GSMなどに対応しています。Wi-Fiへの接続には、設定が簡単なAOSSに対応しています。

下部には、マイク穴が配置、上部には、ストラップ穴が配置されています。真横から見るとくさびに近い形状をしており、上部に向かって厚みが増して最厚部約11.1mmとなっていますが、それでもau向け2011年秋冬モデルのスマートフォンの中では、最薄モデルとなっています。卓上ホルダ用接点が用意されていないため、公式の卓上ホルタは、用意されていないのは、防水モデルとしては、残念なところです。

本体メモリは、保存領域として約2GBとなっており、展示機では、本体メモリ容量の空き容量が1.80GBとなっていました。作業用メモリ（RAM）は、1GBとなっています。外部メモリには、microSD/microSDHCカード（最大32GB／2GB同梱）に対応しています。

プラットフォームには、Android 2.3.5を搭載しています。ソフトウェア面では、京セラのケータイでも搭載していた「すぐ文字」に対応しています。すぐ文字は、ロック画面からすぐに起動でき、メモ帳への記載やSNSなどへの投稿がスムーズに行えます。

文字入力では、iWnn IMEを採用し、漢字・ひらがな・カタカナ・英数字などを指で直接書ける手書き入力に対応。予測変換にも連動し、スムーズな入力が可能です。その他、省電力ナビやとるデコ、フェイススタジオなどに対応しています。フォントは、「モリサワ UD 新ゴ R」「モリサワリュウミン」「モリサワ丸フォーク R」「モトヤ Lマルベリ3」、「LIMひよこ」、「LIMかまぼこ」から自由に変更可能とのことです。

記事執筆：S-MAX編集部／写真撮影：mi2_303・せう（井上翔）

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