スマホでも使える!ますます広がるドコモの電子マネー「iD」の魅力に迫る



ますます広がる電子マネー!

スーパーマーケットやコンビニ、家電量販店、100円ショップ、飲料の自動販売機など――昨今、様々な場所で電子マネーが使えるようになってきた。

そんな電子マナーの中でも、携帯電話事業者のNTTドコモが自ら展開するのが、ポストペイ(後払い)タイプの電子マネー「iD」だ。

今年2月からは「おサイフケータイ」機能を搭載したドコモスマートフォンでも利用できるようになった。また、利用可能な加盟店も増加傾向にあり、まさしく「どこでも使える」電子マネーになりつつある。

本記事では、そんな「iD」の魅力を様々な点から見ていく。

■小銭不要!! チャージ不要!!

忙しくても大丈夫。すぐに決済できる!

電子マネーには大きく分けて2種類ある。事前に現金やクレジットカードでチャージ(入金)して使う「プリペイド」(前払い)タイプと、事前入金が必要ない「ポストペイ」(後払い)タイプだ。iDはポストペイタイプに相当する。

電子マネーの最大の魅力と言えば、小銭を財布から出して決済する必要がない、という点に尽きる。おつりの受け取りの手間も省けるので、現金よりもスムースに買い物が済ませられる。

ポストペイタイプであれば、更にチャージする手間も省ける。チャージが不足してその場で入金して時間が取られる、という手間が省ける。

iD画像1
電子マネーでは、現在利用している方式に比べ、今後の利用意向の方式でポストペイタイプの割合が高まっている。


もっとも、プリペイドタイプの電子マネーでも「オートチャージ」という自動的にチャージする機能も最近では用意されている。しかし、オートチャージには条件があって、いつでもどこでも、というわけにはいかない。この点では「どこで使えば……」、あるいは「どう設定すれば……」と考えることなく使えるポストペイタイプに一日の長がある。


■使える場所が圧倒的に多い!!

これでもまだ「一部」です。

小銭を出さずにチャージもせずに使える、と言っても使える場所が多くなければ意味がない。iDは、様々な企業との業務提携によって使える場所は着実に増えており、決済端末の台数は2011年3月末段階で約50万9000台、6月末段階で約51万9000台と、他のポストペイタイプの電子マネーに2倍以上の差を付けて圧倒しつつ数を増やしている。

iD訴求画像2
利用したいサービスのポイントは、使える場所が多い点が圧倒的に上位となっている。



よく行くカフェもiDが使えるように!

例えば、身近な話でも、良く行くカフェで使えるようになったり、家の近所でiDが使える自動販売機が最近3台ほど増えた、などといったことで利便性が向上したといった事例も多く、iDが使える場所は未だに広がる一方という印象が強い。


■えらべる「カード」!!ドコモユーザーなら即時使える方法も!!

カード発行会社が選べる!

iDは、クレジットカード会社に申し込んで利用するのが原則だ。NTTドコモの「DCMX」をはじめとして、三井住友カード、VJAグループ、イオンクレジットサービス、クレディセゾン、ユーシーカード、ライフカード、セディナ、ファミマクレジット、大和ハウスフィナンシャルがiDを発行している。


iDはおサイフケータイ機能のあるドコモスマートフォン・iモードケータイで使えます

一般的な利用形態は、各社のiD対応クレジットカードに対して、「子カード」としてドコモのおサイフケータイにiDのカード情報を登録して利用するもの。既に対応クレジットカードを持っている場合は、クレジットカード会社にiD利用を申し込めばおおむね1〜2週間でiDを利用するための設定情報が郵送などで送られてくる。

持っていない場合は、カード申込時にiD利用の旨を添えると、新規発行するカードと同時か、それと前後して同様の設定情報が送付される。その後、指示に従って設定すれば、iDの世界に飛び込むことができる。後述のDCMX miniを含めて、2枚までiDのカード情報を登録して、切替えながら使うこともできる。

一部会社においてはクレジットカードにiDの情報を埋め込んだ「一体型カード」やクレジットカードとは別にiDの情報を埋め込んだ「専用カード」を発行している場合もある。こちらであれば、ドコモの携帯電話を持っていなくてもiDの世界を体感することができる。

いずれの場合でも、「親カード」の限度額の範囲内で利用することになる。また、親カードと同様の条件で、ポイントをためることができる。特定のカードに利用を集中させてポイントを貯めまくっている、という方も多いと思うが、もしもその親カードがiD対応であれば、子カードのiDを登録しておけば、ポイントをためるチャンスが増える。


ドコモケータイ利用者ならDCMX miniで即時利用できる!

ただ、いずれにしても、クレジットカードの審査があり、即時利用可能になる訳ではない。そこで「気軽」に「即」試す手段としてもオススメできるのが「DCMX mini」だ。ドコモの携帯電話料金を請求書、口座振替、DCMXによるクレジット払いをしている場合に、1万円までiD決済を利用できる(利用状況によっては引き上げの案内もあり)。

利用代金は月々の携帯電話料金と一緒に支払える。審査はあるものの、クレジットカードのそれよりも簡易で、それほど時間もかからない上、審査に通れば即、カード情報をダウンロードできる。ダウンロードしたら、iDの使えるお店で決済を試してみることができる。


■キャンペーンも魅力的!

iDはユーザー限定キャンペーンも魅力的!

さまざまな要素から、iDの魅力に迫ってきた。小銭要らずでチャージ不要、使える場所も多く、カード会社も選べる、という便利な面ばかり見てきたが、実はiDユーザー限定のキャンペーンも魅力だ。

例えば、iD BIG CHANCEキャンペーンでは、来月まで月替わりでプレゼントキャンペーンが実施されている。また、マクドナルドでは、「かざすクーポン」を使った後におサイフケータイのiDで決済すると、ドコモiDユーザー限定のかざすクーポンが付与されるキャンペーンを来月まで実施している。様々なキャンペーンについては、iD共通キャンペーン一覧で確認できるので、随時チェックするのも良いだろう。

決済面で便利なだけでなく、お得なキャンペーンも随時実施している「iD」。特に、ドコモのおサイフケータイ対応スマートフォンをお持ちの方、この機会に使ってみてはいかがだろうか。

記事執筆:せう(井上翔)


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