明和電機が登場！ニッポン放送が考えるスマートフォンのアプリ活用ラジオ番組「app10」に潜入してきた【レポート】
| 明和電機土佐社長のアプリ活用術とは！？ |
以前にも紹介したニッポン放送が今年4月からスタートさせたAndroidやiPhoneなどのスマートフォンの使いこなし、特に、アプリに焦点を当てたバラエティラジオ番組「オールナイトニッポンGOLD app10.jp」。
毎週金曜日夜22時〜23時半にニッポン放送をキーステーションに全国18局ネットで放送されていますが、今回、8月19日(金)の回に実際に放送しているスタジオに潜入してきたのでレポートしたいと思います。
果てして、どんな内容だったのか！？
さて、潜入といっても単に番組ディレクターさんに呼ばれて見学に行ってきただけなんですけど、今回で19回目（たぶん）となるスマートフォンアプリ情報バラエティーラジオ番組「app10」の様子をちょろっと紹介しちゃいますね。
app10は、番組コンセプト「アプリは、人を幸せにする。」とモットーに、毎週、著名人やアプリ開発者をスタジオに招き、アプリの紹介や活用術を紹介しているとのこと。なにより、番組MC（パーソナル・キュレーター）の吉田尚記アナウンサーのガジェット好きがわかってしまうヲタっぷりな軽快トークが魅力なのです。
吉田氏は、現在、iPhone 4のブラックとAQUOS PHONE f SH-13CのピンクをmicroSIM（miniUIM）カードを差し替えて利用中だということです。実はこの組み合わせは、私も密かに狙っていただけになんとなく親近感が(笑)。さらに、光ポータブルも持ち歩いていているそうで、さすがにアプリ番組をするだけある感じです。
最近では、週刊アスキー 2011 8/30号の「著名人・業界人のみなさんのホーム画面を紹介」のコーナーに出演したりもしており、かなりスマートフォン、というかガジェット好きなんですね！
そんな、吉田氏を中心に番組の準備が進められていきます。以下がスタジオの写真で、左が作業室、右のガラスの奥が収録室になっています。
見学に行った回は、まずはじめに、「農業をクラウドを導入する取り組み」をテーマに和歌山県の早和果樹園さんがどんな風にスマートフォンを活用しているかを具体的に紹介していました。
この早和果樹園では、富士通や和歌山県果樹専門研究施設とともに共同実験を行っていて、GPS機能を活用して作業場所や移動の履歴を自動的に登録したり、農作物やそれにまつわる害虫などの写真を撮影してその場でアップロードしたりといったことに利用しているそうです。
特に、企業農家で複数の作業する人がいるそうなので、上記のことをすることで情報共有し、後からみんなで検証することも可能になったとのこと。
他にも、園地の5箇所に気象条件などのデータをセンサーで測定した結果を10分間隔で定期的にサーバーにプッシュし、これらのデータと実際にできた農作物の糖度をの関係をデータ化するなどして、ベテラン農家しかできないような非常に良い作物に新米農家でも近づけるように工夫しているそうです。
こういった取り組みは、なかなか興味深いですよね。そういえば、富士通は、この分野に力を入れていて、最近では、確かテレビCMでも農業へのクラウド導入の取り組みを紹介していましたね。農作業をする人がスマートフォンなどのデジタル機器に強いとは限らないですし、入力作業が負担にならないようにアプリのUI（ユーザーインターフェース）には気を使っているそうです。
さらに、app10では、番組の模様をインターネット経由でリアルストリーミングサービス「Ustream」や「ニコニコ生放送」を通じて配信したり、ソーシャルネットワーキングサービス「Twitter」で番組を聴しているリスナーとコミュニケーションしたりしているのですが、早和果樹園のスマートフォンを活用したみかんを「スマホみかん」と紹介したときには、特に盛り上がっていましたよ。
詳細は、Ustreamやニコニコ生放送などで番組を聞いてみてください！続いて、ゲストの明和電機 土佐信道社長がいよいよ登場となりました！
明和電機のライブパフォーマンスなどの最近の活動や、2009年に発売したオタマジャクシ型電子楽器「オタマトーン」を紹介しながら、土佐氏のスマートフォン活用術について話題が移っていきます。
まず、土佐氏が「オタマトーンがiPhoneアプリになりました」といって、iPhone向けオタマトーンアプリを実演。電子楽器のオタマトーンは、メンブレンスイッチによる制御が思ったようにいかず、音階がおかしい“音痴”な声になるのそうなのですが、アプリのものは、正確に音がなるようになっているそうです。
さらに、iPhoneやiPadを利用しているとのことで、特に、iPadでは、製品のラフを描いたり、そのラフを見せることでプレゼンテーションを行うのに便利だとのこと。そのため、「芸術家にとって非常に良い営業ツール」なんだとか。確かに、相手に見せながら説明するときは、iPadのようなタブレットがすごく便利ですよね。
そんな感じで、番組が進んでいき、土佐氏の話（やパフォーマンス）が面白く、あまりアプリ活用術が紹介されないまま終わっていた感じもしますが、番組が面白かったのは確かです！
明和電機は、今年10月に、7年ぶりの国内ツアー「ボイスメカニクス明和電機ライブツアー2011」を実施するそうです。東京は、10月16日(日) 14:00〜（開場13:30）に品川よしもとプリンスシアターで開催となります。他にも、大阪・高知・島根・福岡・岡山で開催するそうなので、詳細は、明和電機のWebサイトを確認してみてください。
番組の作業室では、以下のようにTwitterやニコニコ生放送のコメントへの返信が行われていたりと、楽しい見学となりました。app10も毎回かなり突っ込んだ話とかもあり、楽しい番組ですので、興味を持った方は、一度聞いてみてはいかがでしょうか。
今回は、見学させていただいたスタッフの方々に感謝ですm(__)m
記事執筆：memn0ck
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