iPhone 4はゲーム機だ!というアナタのための最高のアシストアイテム「iPhone4シリコンゲームグリップ」【キワモノガジェット通信】
またもや怪しいオブジェが登場…。 |
ちょっと笑ってしまうようなジョークアイテムから実用的なものまで、ケータイやスマートフォンの奇妙で面白い周辺機器を紹介するコーナー「キワモノガジェット通信」。第6回となる今回も、謎のアイテムをご用意しました♪
皆さん、コレ何だと思います?(と言っても、エントリータイトルでバレバレですね。)
これはサンワサプライより発売されている、iPhone 4専用のゲームグリップです。いわゆるプレイステーション用ゲームパッドのようなグリップ形状をしたiPhone 4のカバーケースで、主に横画面で遊ぶゲームやその他のアプリの操作性を向上させるものです。
こうやって表にしてみれば、なるほどゲームパッドっぽいデザインに。
見た通り、グリップ上部にある長方形の枠の中にiPhone 4をハメ込んで使用する訳ですが、その奇抜なデザインとは裏腹に非常に良好で機能性に優れた操作感を与えてくれる、隠れた名品なのです。
それではさっそくiPhone 4を取り付けて解説しましょう。
iPhone 4を取り付ける枠には、それぞれの辺に穴が設けられており、そこから電源ボタンやボリュームボタンなどが操作出来るようになっています。4方向に穴が開いている理由としては、iPhone 4を左右どちらの方向にも取り付けられるようにという配慮があるからです。
例えばストリートファイターIVのようなアプリの場合、画面表示の関係上ホームボタンが右側に来るように取り付ける必要があります。恐らく殆どの横画面対応iPhoneアプリは、ホームボタンが右側に来るように作られていると思います。
ホームボタンが右側に来る横画面アプリは一般的な仕様と言える。
この場合、ドックコネクターやマイク&スピーカーは右側に、電源ボタンやヘッドホンジャックは左側に、そしてボリュームボタンとマナーボタンは左手前になります。
マイクもスピーカーもちゃんと使えるように大きく開口している。
左側も同様。多少作りが雑に見えるが、実際に使う分にはあまり気にならない。
ゲームグリップを取り付けた状態でも音量調整などが出来るのはとても便利。
ところが、アプリの中にはホームボタンを左側にして利用する特殊なものが一部あります。こういったアプリにも対応出来るのがこのゲームグリップの密かなセールスポイント。
ケイブの横スクロールシューティングゲーム「デススマイルズ」は、ホームボタンが左側に来る珍しいアプリの1つ。
ホームボタンを左側にして装着した時のために、グリップ上部の右側にも開口部があるのが素晴らしい。
当然、これだけあちこちに開口部があると、電源やヘッドホンを繋いで使用する事も出来ます。
基本的にはApple純正のiPhone 4用周辺機器に合わせて開口部のサイズは作られていますが、柔軟性に富むシリコン製である事が幸いし、多少大きめのドックコネクターやヘッドホン端子の他社製品を使用しても、全く問題なく利用出来ます。
様々な周辺機器をそのまま繋げて使えるのも、このゲームグリップのメリットの1つ。
サンワサプライでは、このゲームグリップの他にもiPhone 3G/3GSやiPod touchでも使えるように設計されたゲームグリップが発売されているのですが、そちらの場合は本体がプラスチック製で軽いという事だけがメリットで、それ以外の部分では取り付け時に専用のフレームにはめる必要があってiPhone 4本体を傷付ける可能性があるとか、取り付けてしまうと電源ボタンやボリュームボタンなどが一切操作出来なくなってしまうといったデメリットが目立ちます。
またこちらの製品では電源ケーブルも繋ぐ事が出来ないため、このiPhone4ゲームグリップが如何に周辺機器との親和性に富んでいるのかも分かるかと思います。
こちらがプラスチック製のゲームグリップ。見た目はこちらの方が良いのだが、取り回しの悪さが実用性の面でシリコン製のiPhone4ゲームグリップに大きく劣ってしまう。
iPhone4ゲームグリップの重さは約150gほどあり、iPhone 4を取り付けると約290gほどになります。家庭用ゲーム機のワイヤレスコントローラと比べても僅かに重いですが、グリップ全体がシリコンの一体成型になっており、グリップ部分がシリコンの塊であるためにiPhone 4を取り付けた際の重量バランスがとても良く、その重さを殆ど気にする事なく快適に操作が出来ます。
その上シリコン製であるためにグリップの一部が指に当たって痛くなるといった事が殆ど無く、ゲームパッドにありがちな長時間利用による「ゲームダコ」のようなものが出来ないというのも素晴らしい点です。
グリップが適度に重く指先に重量が掛からないため、長時間の操作でも殆ど疲れる事が無い。
そして筆者がこのゲームパッドを大絶賛する理由がもう1つあるのです。それは、本体のスピーカー部分を指や手のひらで塞ぐ事がないというものです。
通常、iPhone 4本体のみを持ってゲームなどを遊ぼうとすると、どうしてもその持ち方からスピーカー部分を手のひらで覆ってしまい、ゲームのBGMや効果音が聞こえなくなってしまうという弊害が起こりました。ところがこのゲームグリップを使用すると、スピーカーの開口部を手で塞ぐ事がなくなるため、安心してゲームに集中出来るのです。
非常に細かな点ですが、iPhone 4でゲームを遊ぶ者にとってはとても重要なポイントです。
iPhone 4だけでゲームをプレイすると、どうしてもスピーカー部分を手で塞いでしまいがち。
しかしこのゲームグリップを使うと、スピーカーを塞ぐ事なく快適にゲームがプレイ出来る!
当然ゲームグリップを装着するとiPhone 4もしっかりと固定され、動きの激しい格闘ゲームなどを遊んでも指先が画面からズレる事もありません。またゲームに夢中になるあまりに無理な力をグリップに加えたとしても、シリコン製なので壊れる事もありません。
またグリップ位置が絶妙で普通に握った状態で左右の親指が十分に画面中央に届くため、ゲームだけでなくメモ帳やメールアプリなどでも文字入力の際に快適に使う事が出来ます。
広過ぎず狭過ぎない、素晴らしい配置のグリップ。
シリコン独特のサラサラとした質感や柔らかな手触り、そして絶妙の重量バランスにこだわり抜いたiPhone 4装着部の設計。正直なところ、最初に筆者の手元に商品が届いた時は「なんだか作りの雑なグリップだなぁ」という印象だったのですが、実際に使った瞬間にそのような印象は全て消し飛んでしまうほど快適でした。
こんな素晴らしいゲームグリップが、なんと驚きの380円!というのも、サンワサプライのダイレクトショップでは「わけあり在庫処分」としてパッケージや取扱説明書などを全て省いて売られているのです。こんなに便利なアイテムが、梱包や説明書が無いだけで380円で手に入るとは…。
しかもコレ、なんと送料無料です。本当に380円だけで手に入ってしまうという衝撃の一品なのです。
iPhone向けには数多くのゲームアプリがあり、特にシューティングゲームや対戦格闘ゲーム、アクションゲームなどは人気のジャンルです。それらのゲームをする上で、どうしても不便に感じるのはiPhone 4の操作性ですよね。そんな不満を一発で解消してくれるのが、この「iPhone4ゲームグリップ」なのです。
筆者はこれまでにも様々なiPhone用ゲームグリップを試してきましたが、今回のものはそれらの中でも群を抜いて使い勝手が良く、また秀逸な出来栄えだと感じました。
iPhone 4で横画面のゲームを遊ぶ事の多い方は、是非購入してみる事をオススメします。なにしろたったの380円ですから。もし自分に合わなかったとしても、十分妥協出来る価格ではないかと思います。在庫処分という価格設定でもあるので、購入はお早めにどうぞ♪
抜群のコストパフォーマンスと使い易さ!思わず時間が経つのも忘れるほどゲームに熱中してしまう事間違いなし!これは買いだ!
この商品のキワモノ度:★★★★
この商品の実用度:★★★★★
キワモノガジェット合計点:★★★★★★★★★
記事執筆:あるかでぃあ
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・iPhone4ゲームグリップ(サンワダイレクト)
■関連記事
・煩悩パワーを力に変えろ!カワイイ女の子と楽しく筋トレをしよう♪「いっしょにとれーにんぐ」【Androidアプリ】
・富士通、ABC 2011 Summerにてau向けフルキーボード搭載スマートフォン「REGZA Phone IS11T」の実機を展示【レポート】
・人気のデジタル一眼オリンパスPENシリーズのアートフィルターが楽しめるカメラアプリ「PEN pic」【iPhoneアプリ】
・英国老舗ケースブランドとのコラボはATOK搭載!防水Androidスマートフォン「F-12C」の文字入力をチェック【レビュー】
・Androidタブレットでお絵かきをしよう!「LayerPaint/レイヤーペイント」をMOTOROLA XOOM Wi-Fiで使ってみた【Androidアプリ】