【ゲームの穴】感動を再び!懐かしのゲームをWiiで遊んでみよう


任天堂のファミリーコンピュータ(ファミコン)が発売されて以来、今日まで数多くのゲーム機が登場し、数え切れないほどのゲームソフトが生み出されてきた。Wiiを購入した人の中には、ファミリーコンピュータのゲームを遊んだ人も多いのではないだろうか。かくいう筆者もファミコンで育った世代のひとりで、当時小学生だった筆者は、学校が終わると、友達の家に入り浸ってファミコン漬けの日々を送っていた。

驚くなかれ! Wiiには、そんなファミコンのゲームが遊べる「バーチャルコンソール」が用意されているのだ。そこで今回は、昔懐かしいゲームを求めてバーチャルコンソールを体験してみた。

●バーチャルコンソールって、なに?
バーチャルコンソールとは、過去に発売されたゲームソフトをWii上で遊べるようにする機能だ。遊べるゲームは、ファミコン、スーパーファミコンのゲームに加え、NINTENDO 64、PCエンジン、メガドライブ、NEO GEO、MSXと、よりどりみどりだ。
バーチャルコンソールのゲームソフトは、基本的に有料だが、ゲームソフトをインターネットからダウンロード購入できるので、自宅にいながらにしてゲームを手にいれることができる。また、価格もワンコイン(500円)から購入できて、一度購入したソフトは、購入時と同じWii本体に限り、無料で再ダウンロードできる。

写真:バーチャルコンソール向けソフトの購入の画面

Wiiショッピングチャンネルでは、「Wiiポイント」というネット上のポイントで買い物を楽しむことができる。Wiiポイントは、家電量販店などのゲームコーナーで入手できる「Wiiポイントプリペイド」か、JCBやMasterCard、VISAといった「クレジットカード」で追加できる。Wiiポイントの上限が10,000ポイントとなっているので、使い過ぎてしまう心配もないだろう。

写真:Wiiポイントの追加

写真:Wiiポイントプリペイド(表面)
写真:Wiiポイントプリペイド(裏面)

バーチャルコンソールでは、標準付属のWiiリモコンか、別売の「クラシックコントローラ」というスティック付のコントローラが使える。ただ、ゲームソフトごとに使えるコントローラが異なるので、注意が必要だ。任天堂のゲームキューブを持っている人であれば、ゲームキューブ用のコントローラを使うこともできる。

要するに、Wiiリモコンとクラシックコントローラの両方を持っていれば、どちらかのコントローラが使える訳だ。ちなみに筆者は、クラシックコントローラと5,000円分のWiiポイントをセットにした数量限定パックを購入したので、買ったその日からすぐにバーチャルコンソールで遊ぶことができた。

写真:クラシックコントローラと5,000円分のWiiポイントをセットにした数量限定パック

●ゲームソフトを購入しよう
バーチャルコンソールで遊ぶためには、ゲームソフトを購入しなければならない。インターネットに接続したWiiのメニューからWiiショッピングチャンネルを選択すると、「バーチャルコンソール」「Wii専用ソフト」「Wiiポイント追加」の選択画面が現れる。ここで、「バーチャルコンソール」を選択し、「ハード別にさがす」「アイウエオ順」「新着順」のいずれかのボタンを押して、購入したいゲームソフトを選ぼう。今回は、ファミコンの「ドンキーコング」と、NINTENDO 64の「スーパーマリオ64」で遊んでみたかったので、「ハード別にさがす」ボタンを押した。

写真:Wiiショッピングチャンネルの画面
写真:ハード別にさがすの画面

ソフトカタログの画面が表示されたら、購入したいゲームソフトを選択しよう。画面には、Wiiポイント(購入金額)が表示される。「くわしく」ボタンを押すと、ゲームの詳細な内容が表示される。

写真:ソフトカタログの画面

「購入」ボタンを押すと、「受信するソフトの確認1」の画面が表示されるので、「OK」ボタンを押せば、ゲームソフトを購入できる。「受信するソフトの確認2」では、現在のWiiポイントや必要な購入ポイントとともに、使用ブロックが表示される。使用ブロック数とは、ゲームソフトを保存するために必要なWii本体の保存メモリーの容量を表している。

写真:受信するソフトの確認の画面1
写真:受信するソフトの確認の画面2

ゲームソフトを購入すると、受信中の画面に切り替わり、マリオがコインをゲットしたり、ブロックを壊したりするデモンストレーションが表示される。「ソフトの受信に成功しました」と画面に表示されたら、「OK」ボタンを押そう。

写真:ソフトの受信中の画面
写真:ソフトの受信に成功した画面

●ゲームソフトで遊んでみる
購入したゲームソフトは、すべて「Wiiメニュー」の中に追加される。遊びたいゲームタイトルを選ぶと、ゲームの情報が表示されるので、そのまま起動したければ、「はじめる」ボタンを押す。あとは、ゲームにのめり込むだけだ。

写真:Wiiメニューの画面

「ドンキーコング」は、筆者が小学生の頃に夢中になったゲーム。ゴリラが転がしたり落としたりする樽を避けながら、ピーチ姫を助け出すというストーリーだ。実際にプレイみると、昔のファミコンで遊んだ「ドンキーコング」の記憶がよみがえってきた。現在の次世代ゲーム機に比べると、多少荒さの目立つグラフィックスは、まさに当時の「ドンキーコング」そのもので、感動の涙ものだ。

写真:「ドンキーコング」の画面
(C)1981 NINTENDO CO.,LTD.

「スーパーマリオ64」は、任天堂がNINTENDO64向けに発売したスーパーマリオシリーズ初の3Dアクションゲーム。絵の中のステージを冒険して、「パワースター」というアイテムを発見し、ゲットするのが目的である。筆者は、NINTENDO64の「スーパーマリオ64」を持っているのだが、オリジナルと見間違うほどに細部まで忠実に再現されている点に驚かされた。

写真:「スーパーマリオ64」の画面
(C)1996 NINTENDO CO.,LTD.

バーチャルコンソールは、昔懐かしい家庭用ゲーム機のゲームをWiiで遊べる、楽しい機能だ。Wiiの最新ゲームは素晴らしいものばかりだが、温故知新、たまには懐かしい昔のゲームソフトで遊んでみては如何だろうか。

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編集部:関口 哲司
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