見るだけじゃ物足りない！NTTドコモの3D液晶は立体に触れる【CEATEC 2010】
ベースとなっている3D多視点裸眼ディスプレイは、レンチキュラーレンズを液晶にセットすることで、視点にあわせた立体を表示する。
このディスプレイは、背面にコイルを設置しているため、磁力が発生できるようになっている。ペン先には磁石が付いていて、ディスプレイ背面のコイルで発生した磁力により反力を作り出すというもの。
ペンは、端末上部に設置された2台のカメラで追従しているため、3次元で位置を検出できる。そこで、立体映像の表示位置と重なったときに磁力を発生することで、まるで3D映像に触れているような感覚を実感できるのだ。
NTTドコモでは、発表したばかりのGALAXYシリーズや、2010年12月に東京・名古屋・大阪地区でサービスを開始するLTE（次世代通信）サービス「Xi（クロッシィ）」、ワイヤレス充電の標準規格「Qi」に対応した携帯電話などの展示もあったが、「AR Walker」や「触る3D」といった研究開発中の参考出展のほうが来場者を集めていた。
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