“男を上げる”ホワイトデー成功の秘訣は“脳科学”にあり
「どうせ義理チョコなんだから、お返しも適当に」なんて侮ることなかれ。女性陣はしっかり覚えていますよ、あなたの対応をいつまでも。1年前のことも、2年前のことも、あなたが忘れ去ったずっとずっと前のことも…!
思い当たることありませんか?例えば、夫婦や恋人とのケンカ。
「いつもあなたはそうなのよ。あの時も、この時も、その時も。つい今だってそうでしょ!」
男性にとっては、既に解決したと思っていたずっとずっと昔のことを並べ立てられ、非難される。ムッとする気持ちをひたすら堪え、ひとまず“大人の対応”で謝れば「謝れば済むと思ってんの?」なんて返され、まったく埒(らち)が明きません。
脳をエンジニアリングの立場で研究し、アタッカーズ・ビジネススクールで講師を務める株式会社 感性リサーチ 代表取締役社長 黒川伊保子氏は、女性の気持ちをこう解析します。
「男性と女性は脳の形が違い、機能が違います。また、分泌ホルモンが違い、男性と女性では意識のありようも違います。そのため、ものの見方、感じ方、快・不快のありようがまったく違っているのです。『いつだってあなたは…』と女性が過去を反復する行為は、子を生み育てる機能に起因します。
例えば、子が熱を出したとします。子が熱を出すのは珍しいことではありません。この熱は、すぐに下がる熱なのか、危ない病気が伴う熱なのか。女性の脳は、子の過去をずっと遡って、子の症状を判断します。女性が過去を反復する思考性が男性に比べ強いのは、脈々と続いてきた子育てのDNAによるものなのです」
では女性の気持ちをつかんで“素敵な男性”と評価されるためには、どうすればよいのでしょう?それは、再び黒川伊保子氏の脳科学研究にヒントがありました!
「女性の脳は過去を反復します。これは、時に “恨み”という副作用を伴いますが、プラスにも大きく作用します。例えば『君が担当しているクライアントは厳しいけど、愚痴ひとつ言わず頑張ってくれているね』など、現在を示す成果・結果だけでなく、過去を称える言葉をかけると、その女性脳が反復する過去が、素敵なものに変わるのではないでしょうか」
男性の皆さま。ホワイトデーは“お返し”とともに、女性の過去を称える言葉の準備をどうぞ。それともうひとつ、3月14日は日曜日です。金曜日にうっかりお返しを忘れ、職場の女性陣から要らぬ “恨み”を買わぬよう、お気をつけください!
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