次世代テレビが誕生!シャープ「LED AQUOS」発表会
シャープは2009年9月29日、同社 市ヶ谷事務所において、報道関係者向けに液晶テレビ「AQUOS」の新製品となる「LED AQUOS」の発表会を開催した。
「LED AQUOS」は、次世代液晶パネルとLEDバックライトの採用により200万:1の高画質を実現した次世代テレビ。同社は、その新製品となる「LED AQUOS」LXシリーズ4機種を11月10日より順次発売する。価格はすべてオープンプライス。市場想定価格は、60型「LC-60LX1」が55万円前後、52型「LC-52LX1」が45万円前後、46型「LC-46LX1」が35万円前後、40型「LC-40LX1」が25万円前後の見込み。
■すべてのテレビをLEDバックライトにかえる - 松本副社長
シャープは2010年にAQUOSを発売し、今年で10年を迎えるが、これに先駆け新開発の液晶パネルとLEDバックライトシステムを搭載したテレビ「LED AQUOS」LXシリーズ4機種を市場へ投入する。
シャープ 代表取締役 副社長執行役員 商品事業担当 松本雅史氏 |
LXシリーズは新開発の「UV2A技術」によって「輝く白色」と「沈み込んだ黒色」を両立させた新液晶パネルと、高精度の発光制御が可能なLEDバックライトの組み合わせにより、一層の高画質を実現。高い省エネ性能を発揮し、業界No.1の低消費電力も同時に実現した。
液晶テレビ「LED AQUOS」 |
同社が独自に開発した高精度で高速な画像処理LSI「AQUOS高画質マスターエンジン」により、デジタル画像処理性能をさらに進化させた。また市長環境やコンテンツに連動するだけでなく、視聴する人がもっとも好ましく感じる画質や音質に自動で調整する新機能「好画質センサー」を搭載した。
LEDバックライト |
周辺機器との連携機能も一層便利になった。「AQUOSファミリンクII」を新たに採用し、テレビを視聴しながら簡単に周辺機器の操作が行えるようになっている。
「LED AQUOS」は、長年にわたり培ってきた液晶とLEDの技術のノウハウを融合させて、デバイスから商品まで一環して開発・生産する垂直統合型ものづくりにより生まれた商品だという。同社は、2001年1月にAQUOSを「21世紀のテレビ」として発売し、以降フラットテレビの最高峰を常に目指してきた。
松本副社長は、「世界に誇れるLED技術・液晶技術・テレビ技術の粋を結集し、『AQUOS』はより高画質で環境性能の高いテレビとして生まれ変わります。『LED AQUOS』をグローバルに展開し、すべての液晶テレビのバックライトを切り替える」と、今後の商品戦略を明らかにした。
シャープは今後、「LED AQUOS」で新しいテレビライフを提案していくとしている。
■シャープ
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