Sony Mobile、約6インチながら左右狭額縁で幅80mmを切った大型ミドルハイクラススマホ「Xperia C5 Ultra」を発表!リアだけでなくフロントも約1300万画素でフラッシュやHDRなどに対応



ソニーが6インチスマホ「Xperia C5 Ultra」を発表!

Sony Mobile Communications(以下、ソニーモバイル)は3日(現地時間)、同社のスマートフォン(スマホ)およびタブレットの「Xperia」シリーズに新たにAndroid 5.0(開発コード名:Lollipop)を採用した「Xperia M5(型番:E5603およびE5606、E5633、E5643、E5653、E5663)」および「Xperia C5 Ultra(型番:E5506およびE5553、E5533、E5563)」を発表しています。両機種ともにグローバル市場にて8月中旬より発売予定。

Xperia C5 Ultraは約6.0インチフルHD(1080×1920ドット)IPS液晶搭載の大型スマホで、大型ディスプレイながら画面の左右の縁(ベゼル)がかなり狭くなっており、幅80mmを切った約79.4mmとなっているほか、カメラがリアとフロントともに約1300万画素積層型CMOS「Exmor RS」やLEDフラッシュを搭載し、HDRにも対応。フロントカメラは広角22mmでフループセルフィーもしやすくなっています。

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Xperia C5 Ultraはソニーモバイルが注力する付加価値を追加した普及帯モデルといういわゆる"ミドルハイクラス"のモデルで、これまでのXperiaシリーズとしては6インチと大型画面ながら狭額縁によって幅も抑えられているデザインが特長です。

サイズは約164.2×79.4×8.2mm、質量は約187g。カラーバリーエーションはWhite(ホワイト)およびBlack(ブラック)、Mint(ミント)の3色が用意されています。

特長は大画面やサイズ以外ではやはりカメラで、背面だけでなく前面も約1300万画素でフラッシュやHDRにも対応するなど、フロントカメラでもリアカメラと同じような画質が得られる点。フラッシュは自撮りに合わせて「ソフトLEDセルフィーフラッシュ」となっているなど、自撮りにフィーチャーしています。

また、自撮り用に「ARマスク」や「ファイスイン」、「スタイルポートレイト」といったカメラ機能が用意されています。また、ボイスレコーダーや動画撮影ではステレオ録音に対応。録音した音声や通常の音楽再生などでは最大97dbの大音量が出せる内蔵スピーカーを搭載しています。

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基本性能としてはAndroid 5.0 Lollipopを採用し、チップセットには64bit対応1.7GHzオクタコアCPUを内蔵したMediaTeK製「MTK6752」(GPUは700MHzの「ARM Mali760 MP2」)を搭載。その他のスペックもミドルハイクラスならではの2GB内蔵メモリー(RAM)および16GB内蔵ストレージ(フラッシュ)、microSDカード(最大200GB)スロット、2.4および5.xGHzデュアルバンド対応IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.1、位置情報取得(aGPSおよびGLONASS)、NFC Type A/B、FMラジオ、3.5mmイヤホンマイク端子、microUSB 2.0端子などとなっています。

機能的にもテザリング(Wi-FiおよびUSB)やMiracast、DLNA、Clear Audio+、Clear Bass、xLOUD、TrackIDなどに対応。バッテリー容量は2930mAhで、連続通話時間は最大約14時間24分、連続待受時間は最大約769時間、連続音楽再生時間は最大約60時間8分、連続動画再生時間は最大約7時間47分。

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携帯電話ネットワークにはUE Category 4の4G(LTE方式)および3G(W-CDMA方式)、2G(GSM方式)に対応しており、型番のE5506では4Gの700MHz(Band 12、13、17、28)および850MHz(Band 5)、1700MHz(Band 4)、1900MHz(Band 2)、2600MHz(Band 7)、3Gの850MHz(Band 5)および900MHz(Band 8)、1700MHz(Band 4)、1900MHz(Band 2)、2100MHz(Band 1)に対応、E5553およびE5563では4Gの700MHz(Band 28)および850MHz(Band 5)、900MHz(Band 8)、1800MHz(Band 3)、2100MHz(Band 1)、2300MHz(Band 40) 、2600MHz(Band 7)、3Gの850MHz(Band 5)および900MHz(Band 8)、1900MHz(Band 2)、2100MHz(Band 1)に対応、E5533では4Gの800MHz(Band 20)および850MHz(Band 5)、900MHz(Band 8)、1800MHz(Band 3)、2100MHz(Band 1)、2600MHz(Band 7)、3Gの850MHz(Band 5)および900MHz(Band 8)、1900MHz(Band 2)、2100MHz(Band 1)に対応。2Gは各モデルとも850および900、1800、1900MHzに対応。

E5506およびE5553がシングルSIM、E5533およびE5563がデュアルSIMで、それぞれnanoSIMカード(4FF)スロットが1つおよび2つです。4GはUE Category 4に対応し、下り最大150Mbpsおよび上り最大50Mbpsで利用できます。

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記事執筆:memn0ck


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